第55話 ハイスキルと大神官職
主人公は、魔導士職でレベル上限になりました。
それで色々と強化出来ましたし、新たに得られたモノもある様です。
魔導士でレベル上限になる事で、魔法使いで得たスキルがレベル上限になった。
その中には、四元素魔法があり、その4つには上位の魔法がある。
火と風のハイスキルとなる、焔魔法。
火と土のハイスキルとなる、溶岩魔法。
水と土のハイスキルとなる、泥魔法。
水と風のハイスキルとなる、雲霧魔法。
例えば焔魔法だと、下位である火魔法と風魔法がLV10MAXになった時点で、LV1で取得したんだけど。
これからは、火魔法と風魔法に関連する職業で、才能高いの俺だと4つ職業レベル上がる毎にスキルレベルが1つ上がる。
レベルアップに時間はかかるが、強力だったり効果が広範囲に及んだりする魔法らしいからな。
しかし、何で他の魔法には、上位のハイスキルは無いんだろう。
【ハイスキルの多くは、スキル創造の加護や恩寵を持った人が作り出したスキルで、世界の理に力として登録されたからです】
「スキル創造の加護や恩寵か。
それで、既存のスキルから合成したモノが神か世界の理に認められたって感じになったんだ」
【攻撃力が高い、効果が広範囲に及ぶ、凶悪、と言った特徴があるのですが、ハイスキルなので身に付けられる人が少なく、大きな影響はないと判断されたと聞いています。
また、魔法薬学は、当初は聖者と賢知者が身に付けるスキルだったのですが、人が死に過ぎると言う事からの調整で、持つ者が多くレベルアップし易い薬学と治療魔法のハイスキルになったとの経緯がある様です】
「神様からの情報提供か。
しかし、スキル創造の力か。天からの恵みで身に付けられないかな」
【加護・恩寵になると、天からの恵みであろうと神による査定により身に付けられたり付けられなかったりすると聞いています】
「なら、その辺は先送りだな」
そう言って次の事に思考を移す。
次の転職は、大神官が良いか、テイマーが良いか、匠が良いか。
【死にそうになったら韋駄天の加護で】と思っていたのに、致命的な欠陥があったからな。
その欠陥を少しでも緩和できる魔法が使える様になる、大神官が良いだろう。
ああ。
傷治療薬や万能薬を飲むと1時間は治療され続けるから、グレードの高いそれを造れる様になったなら、それでも良いんだけど。
でも、薬学と治療魔法を極め切ると、魔法薬学スキルが取得でき、関連する職業のレベルを上げる事でスキルの成長が始まるからな。
魔法薬学スキルで造れるエリクサーは、韋駄天の加護の欠陥を致命的なモノにしない為に必要だし、なかなか良い物は売っていないし、高いし。
魔法薬学がハイスキルだから、造れる人があまり居なくて、グレード0や1でも結構な値段で売れるんだったかな。
目立たない為には売らない方が良いんだけど、一人で戦っている時にそれを使うのはあり、と言うか必要物資だよな。
後は、聖魔法が使える様になるのは大きいだろう。
各種耐性アップ・ステータスアップ・治療・攻撃・防御魔法を身に付けるから。
そんな事を考えつつ街道へと向かっていると、魔素が薄くなりE以下の魔物しか居なくなったようだ。
一応周りを確認。
風矢を発生させ、転職と念じて大神官に転職し、『遠く遠く』と念じ射程を伸ばして風矢を撃ち込む。
これでLV5。
ああ。
2級職の隠密と魔導士でLV10MAXになった事で、ユニークスキルも2レベルが上がったから、経験値増加スキルはLV8で、500%取得経験値が増えるから6倍か。
この調子で後3つ2級職でレベル上限になれば、御子神からLV6で与えられていたユニークスキルはLV10MAXになるから経験値増加スキルは900%増加で10倍の職業経験値が取得できるようになる。
明日には、そうなると良いな。
ちなみに、大神官で得られたスキルは、期待値の大きい聖魔法だ。
まあ、大神官ではLV6までしか出来ないけど。
後は、戦士職で得ていた盾技もレベルアップの対象だ。
聖魔法は、守りに関する魔法が得られるからありがたいな。
大神官LV9で聖魔法スキルがLV5になり防御結界より防御力の高い聖魔障壁魔法が身に付くし、そこまでレベルアップしておきたいか。
そう思いつつ、少し魔素の濃い方に戻り、Dランクのネイルベアを倒し、LV9になった処で街道へと向かい、放置していたポポとチモに合流する事にした。
主人公は、大神官職に就いてLV9になれました。
それで、今日の狩りは終えたようです。




