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神罰転生勇者は真面目ちゃんと慈愛ちゃんが好きだけど。~泣き虫勇者の異世界忍び放浪記~  作者: 野下大誤


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第53話 次の転職先の職業は

 主人公は、Cランクの魔物を倒し、現状の問題点を補佐さんに指摘してもらいました。

 それで、次に考えるのは。

 ワーウルフはCランクの魔物だ。


 それを倒したので、320万もの職業経験値が手に入っている。


 ……。


 それまでに、それなりに経験値を得ていたし、半分以上無駄にした事になるのか。


 2級職なんて100万ちょっとの経験値でレベル上限なのに。


 経験値増加スキルの効果を除いても80万の職業経験値が入る敵だったのか。


 それだけ馬鹿な戦いをした、という事なんだろうが。


 ああ。


 彼奴がCランクでも強い魔物だったのか。


 【はい。レベルが上がる事により強さが一段階上がった強化種の手前の個体でした】


 「なるほどね。で、転職なんだけど、俺は魔導士になろうと思っているんだけど、反対意見はある?」


 【反対ではありません】


 「さっきのワーウルフも、もし火槍と風槍が同時に使えたら楽に勝てたのでは、と言うのが気になってね」


 【はい。意見を聞きたいのであれば、補足しましょうか?】


 「頼む」


 【まず、戦闘士については、剣技・体術スキル以外のスキルをLV10MAXにしたいのでなければ、急ぐ必要はないでしょう】


 「今の俺は、剣を装備時又は何も武器を持っていない時のステータスが上がればいいから、それは既になっているからね」


 【次に、大神官ですが。

  治療魔法スキルがLV9になる事で、継続傷治療リジェネレーション魔法が手に入り、それを掛けておく事で、先ほどの様に高い俊敏で体を痛める事に対して常時治療が行われ、多少は戦闘時間を長くとれる様になるでしょう】


 「さっきは、一瞬で体が駄目になったけど」


 【その前の爪を受け流していた程度のやり取り位なら、体を傷めるスピードはかなり遅らせられますので、あのまま戦えたでしょう】


 「それはありか。

  と言うか、韋駄天の加護を使うなら必須の力か。

  後は、それ以外の選択肢だけど、テイマーになれば魔物使い学のレベルが上がり、既にLV2だからLV8に。

  ああ、テイマーLV1では魔物使い学LV3になる訳じゃないから、LV7になるのか。

  だとしても、LV7で身に付ける経験値共有技能が使える様になる。

  それで俺の職業経験値を二匹に分け与えられるって事だから、二匹のレベルアップの為には必須だよね」


 【貴方様と、従魔の強さに大きな違いがある場合は、そうなります】


 「後は、匠になると、生産系のスキルのレベルが上げられるから、自分で自分の使う物を造れる様になるからそれは大きいか」


 【はい。あまり流通しないグレード3やほぼ流通しないグレード4の物についてはその取扱いに注意が必要だとは思われますが】


 「なるほどね。他に何かある?」


 【転生時に鑑定スキルがLV6で付与されていて、隠密でレベルが上がりLV10MAXになっています。

  ただ、対外的には、まだ、LV6か3か2です】


 「転生時の付与が無ければ、才能が高いでLV6,普通でLV3、低いでLV2だからね」


 【そして、匠職も鑑定を取得するので、匠職でレベル上限になれば、対外的にLV10MAXか5か3に設定できます。

  それも、匠に転職する意義の一つと言えます。

  また、大神官では聖魔法の取得とレベルアップが始まります】


 「聖魔法は、魔法により各種属性に耐性を付与出来たり、浄化が出来たり。

  LV5で聖魔障壁って障壁が張れるようになるのは、防御結界との合わせ技で、守りを強化できるか。

  いや。

  防御に関しては、魔法である聖魔障壁の方が優秀だったか。

  まあ、今は就けない事になっている職業だから、人前では使えないんだろうけど」


 【はい】


 なるほどね。


 2級職も出来るだけ早く全て極める必要があるって事ね。


 全能者は、スキルの成長が早いから、3級職になるまでは一番キツイ時間なのかもな。


 いや。


 普通の人は、得たスキルの成長がままならないのが普通で、俺とは比べ物にならない程、時間を掛け苦労をしていると考えると、キツイ時間って言えないか。


 はあ。


 話を鑑定スキルをどう設定するかに戻すと。


 匠職での指摘にあった鑑定スキルは、その後もレベルアップしてくれる職業がそれなりにあるから、才能普通で良い気もするが、転生時にLV6で与えられた力だから、才能高いにしておくべきって気もするし。


 スキルに関係するモノしか鑑定できない限定鑑定でも、鑑定スキルによる鑑定と同様に、その生産スキルのレベルと対象物との関係や距離によって鑑定不可、名称鑑定、通常鑑定、詳細鑑定、解析鑑定できるんだったかな。


 鑑定の力が必要になっても、各種スキルに内包されている力である限定鑑定の方の力で分かった形にするのもありなんだよな。


 その逆もだけど。


 まあ、その辺は後でまとめて考える事にして、今は先送りにしておくか。


 で、ステータスウィンドウのユニークスキル欄を確認。


 仮装、魔力源泉、戦利品向上、幸運、先読みスキルがLV1から2に。


 経験値増加、時空間魔法、結界魔術がLV6から7になった。


 初めての、ユニークスキルのレベルアップ。


 大きく前進だ。


 と言うか、この調子で2級職全てでLV10MAXになれたら、大分安心なんだけどね。


 時空間魔法は、LV7で亜空間部屋って自作の空間に人とかが住める空間を造れ、何処でも休める様になるとかあったからな。


 仮装は、仮装と隠蔽の技能が使える様になったし、色々と強化できたか。


 まあ、未だ未だなんだろうけど。


 そんな事を考えつつ、街道の方に近づいていたのだけど、考えていた時間のおかげで周りにFランク以下の魔物しか居なくなった。


 なので、と風矢を発生させ『遠く遠く』と射程を伸ばして、発生させた風矢が一つ1匹ずつロックオンがされたのを確認。


 転職と念じ、魔導士を選択後に既にロックオンしてあった魔物を倒した。

 主人公は、危険な目に遭いましたが、2級職でレベル上限になり、初めてユニークスキルのレベルアップを成しました。

 この調子で行けば、ぐっと強くなれるのでしょう。

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