第47話 転職の繰り返しとパターン
主人公は、危険な目に遭いつつ、魔物を倒し戦士でレベル上限に。
転職するようです。
転職と念じて就く職業は、神官だ。
転職と同時に風矢を射程距離に居る魔物全てに撃ち込みLV9に。
そのメッセージとステータスウィンドウを見つつ確認。
この方法で、弱い期間はあっという間に終えられるから、これで良いよね。
【断言は、できません】
まあ、そうだけど、強くなるのも急ぎたいしね。
そんな事を考えつつ、街道から離れながらEランクのアサシングラス、ビッグスネイク、キラーローズ、キラープラントへと移動しつつ、通り道に居るFランクのキラーグラス、ビッグキャタピラー、ファングボアを倒しつつ移動。
埋没が解かれない程度のゆっくりとした移動で。
補佐さん曰く、隠れている時にお勧めなのは、風矢や風槍だそうだ。
まあ、俺も四元素魔法の全てを試して、風魔法系が良いとは思ったけどね。
風魔法なら、感知され辛くとスキルに指示しておけば、見えにくくなった魔力により強化された風の刃による攻撃になるから。
その代わり、威力が低いという事なんだって。
まあ、一ランク下の魔物しか倒せないって事は無いそうだけど、土魔法や水魔法の同等の魔法に比べると0.5ランク倒せる魔物のランクが下がると思っていた方が良いらい。
なので、相手によっては『強く』と念じて威力を強化する事で消費MPと威力を増やすどころか、最初から威力を上げる様に風魔法に指示をしたりしておいた方が良いそうだ。
なお、今のレベルでの埋没は走ったら解除されるので近接戦闘はし辛い。
それに対し、ロックオン自動追尾機能が付いているか魔法で倒すのは半自動って感じだから楽でいい。
戦利品の回収は、既に時空間魔法スキルがLV6で100メートル離れている処のモノすら収納出来る亜空間収納で楽勝だし。
防御結界は、標準設定である自分や仲間に害のあるモノ以外は通す設定なので、魔物には近づけないと言うか、近づかないで倒した方が良いし。
なお、神官LV1で得たのは、治療魔法、精神異常耐性だ。
杖技は魔法使いで得ているからLV6のまま。
と言うか既に神官職でLV9になっているからレベルアップしてLV10か。
精神異常耐性は、魅了とか恐怖とか混乱とか支配とかに対する力になる。
自分の尊厳とか意思を守る為には大切な力で、レベル上限であるLV10MAXを目指すべき力だけど、全能者である俺は、神官の上位職の大神官を極めた時にレベル上限になるから、それ程危機感はないか。
まあ、それまでに魅了とか使う敵に会うとアウトだけど、神官を極めてLV6にするだけでも、それなりの力になってくれるだろう。
それに、例え精神異常耐性スキルがレベル上限になったとしても、自分のステータスの高さや敵の持つ力次第の部分もあるから精神異常になる事はあるらしいし、他の力との併せ技前提の力ではあるし。
そして、治療魔法は念願の力ではある。
身に付けるのは、傷治療と異常治療が基本。
傷治療をレベル1で、異常をレベル2で取得し、LV3と4でそれぞれ範囲化する。
それがLV5と6で強力になり(高傷治療・高異常治療)、LV7と8で範囲化。
LV9で持続傷治療を覚え、LV10で異常無効付与を覚える。
まあ、異常については異常無効付与をしてあっても防げない事が多々あるらしいが、その辺は精神異常耐性の時に思い出した通り、敵の持つ力やステータスによる影響や力の併せ技が前提。
LV10MAXで、パーフェクトヒール(完全傷治療)を覚えるが、再生ではない。
また、パーフェクトキュア(完全異常治療)も覚えるが、これも異常を無効に出来ないことは有る、と言う力だったか。
まあ、欠損部位の再生すら可能な万能な魔法薬であるエリクサーとか、全てに治療を行ってくれる万能薬と言った力との合わせ技が可能。
なので、そこまで含めて考えると、治療の為には必須の力だろう。
とりあえず、この神官を卒業する時にはLV6だ。
そう思いつつ、魔物を倒し続け、神官LV10MAXになった。
経験値増加スキルLV6の恩恵は大きいね。
今までならEランクを25匹程度倒さないと駄目だったのが6~7匹程度で良い訳だし。
そんな事を考えつつ、戦利品を確保した後は、安全になる街道の方に向かいつつ転職だ。
さて、次は動物使い。
少し移動し、まだEランクの魔物が再発生していない一度討伐した場所で、風矢の射程距離にいるレッサースライム、ビッググラスホッパー、スライム、キラーグラスをロックオンし、風矢を撃ち込む。
うん。
あっという間にLV1からLV6だ。
さっきは、周りにFランクの魔物しか居なかったからLV9まで一気に上がったけど、今度は結構街道の近くまで戻ったからGランクの魔物の数が多かったからだな。
そう思いつつ、未だ討伐していないFランクとEランクの魔物のいる場所に向かいつつの討伐に移る。
埋没をしたままで居る為に、ユックリとした移動の為に時間が掛かっているが、その間にすべき事もしておこう。
そう思いつつ、すべき事である動物使い職で覚えたスキルを確認する。
動物使い学、鞭技、魔力譲渡スキルか。
動物学スキルは、ある程度動物と意思疎通が可能になり、結果動物を使役するのに使えるスキル。
と言うか、動物に自由な行動をされると、あっという間に魔物に襲われ失われてしまうこの世界だと、動物を使う者・飼う者には必須のスキルではあるんだけど。
でも、動物を飼うのは贅沢だと聞いている。
農耕用の馬や牛が必要な事については、農業スキルや農業用ゴーレム(魔力で動く自動人形)で行えるし、食用の肉は魔物肉が大量に手に入るから。
でも、そんな事は今は良いか。
魔力譲渡は、もの凄く効率は悪いけど、他人や従魔にMPを譲渡する事が可能なスキルか。
動物使いになっても強くなれると言うモノではないが、動物使い職を極めれば、次はテイマー職(モンスターテイマー職、魔物使い職)だからな。
そんな未来の事を考えつつ魔物狩りをしていると、動物使いでLV10MAXに。
これで、1級職最後の生産者に転職か。
そう思い、転職と念じた後、生産者を選択。
間髪入れず、風矢で、その辺に居るFとGランクに攻撃をする同時位に、感知結界に入って来るモノ。
慌てて振り向きつつ剣を構えると防御結界が破壊され、猛禽類の魔物が襲い掛かってきている。
しかし、防御結界の破壊で勢いが落ちやがった。
下段から両手で剣を振り上げる。
流石、鳥か。
大きさの割に軽く、その勢いにより俺が吹き飛ばされる事もなく、剣の切り上げにより跳ね上げた上に俺が避けたので、俺にぶつかる事無く後方へと跳ね飛ばされてくれる。
はあ。
直前のレベルアップでステータスが上がるのが間に合って居なかったら、ヤバかった。
もっと、街道の方に戻るなり、上空をチェックするなりが必要だったか。
あの御子神は、俺の事を慎重とか言っていたが、何処がだ。
「はあ」とため息を付きつつ、防御結界を張り直した。
主人公は、また転職直後に奇襲を受けたようです。
魔物の領域では、よく在るパターンなのでしょうか。




