第46話 更に転職
主人公は、個人に属する知識・技術以外はスキルから教われると確認し、転生者が多く来ているこの異世界では前世の知識を使い大儲けは難しい、と確認しました。
そう諦めた後は、Fランクの魔物をメインに魔物狩りです。
火矢でキラーグラスやファングボアやビッグキャタピラーと言った魔石以外の戦利品を落とすFランクを倒しまくっていると、あっという間にLV8に。
Eランクを倒しに行くか。
と、結界魔術による感知結界と防御結界だけでなく、仮装スキルの埋没も起動し、ユックリと移動して行く。
時間が掛かっちゃうな。
そう思いつつの移動中も火矢等で、Fランクの魔物を倒し、戦利品を確保しているとLV9に。
そして、Eランクが居始める地域に到達。
最初に倒したのはキラーブラント。
木の魔物だ。
普通の木に擬態していて、接近すると枝や根で拘束したり、枝や根で突き刺そうとして来たり。
これも植物系だから薬草類を落とすと言うだけでなく、木材を落とすんだよね。
お前からそんな直材取れないだろう、と思うような材木が戦利品として4本も。
しかも、魔物素材だから、スキル・魔力との相性が良くて、グレード0より上の品質の物を作れるからな。
まあ、Eランクの魔物だからグレード1が上限だけど。
そう思いつつ、水槍を根元に撃ち込み、木の魔物を倒す。
そう。
魔法使いLV10MAXになった事により、魔法使いLV1で取得したスキルは、全てLV6になった。
それで、四元素魔法については矢系魔法より、より強化されている槍系魔法が使える様になった。
まあ、強化無しでの一発の消費MPが2から8になるし、強化したらもっと加速度的に消費MPは増えるし、未だ同時に一発しか撃てないけどね。
でも、四元素魔法全てを同時に発動させることは可能なので、同時に4発までは撃てる。
新たに魔法系スキルを取得する上に、魔法使いで取得した魔法を更に強化できる魔導士になりたいが。
今は、1級職を全て極めよう。
と、Fランクのスライム、キラーグラス、ファングボア、ビッグキャタピラーや、Eランクのアサシングラス、キラープラント、ビッグスネイクなんかを倒していると、レベルが上限のLV10MAXに。
「補佐さん。ここで転職してLV1になっても大丈夫かな?」
そう、街道の方に向かいながら聞いておく。
【私は、世界の理(各種スキル等)から人族にもたらされる一般的な情報、神からもたらされている情報、貴方様の持つ・貴方様なら得られる情報を基に判断している為、断言はできないです。
言い換えると、状況は常に変化する為、安全とは断言できません】
「そっか。
で、今更だけど、俺の事は貴方様って呼び方するんだ?」
【私の使える主人ですから】
「君の主人は、あの御子神ではないの?」
【違います】
「そうなんだ。よく分からないけど」
【貴方様に使える様に、言われていますので】
「ふ~ん」
まあ、それは置いておいて、一回一回、Eランクの魔物が居る場所へ移動する時間が面倒なんだよな。
埋没を維持しながら移動する為に、移動はユックリ歩くことになるし。
時空間魔法スキルの転移魔法による移動だと早いんだけど。
感覚転移魔法や感知スキルの探索技能とかでの転移先に付いての感知漏れが心配だし。
魔法を使った戦闘後のその場所は魔素が乱れていて転移失敗とかになるらしいから、魔素が落ち着くまで待つなら歩いて移動すると言う事になっているし。
まあ、時空間魔法のレベルが上がったら少々の魔素の乱れなら問題なく転移できるらしいが。
という事で、感知結界と探索技能と感覚強化で安全を確認しながら、防御結界で身を守りつつ、埋没で隠れながらの移動。
GとFランクしかいない場所に辿り着いたら転職をしているんだけど。
まあ、もうFランクが多く、Eランクはあまり居ないし、一瞬でレベルが上げられる状況にしておけば大丈夫か。
そう決断し、転職と念じた。
主人公は、また転職です。
順調なのでしょうが、好事魔多しになったりしないでしょうか。




