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神罰転生勇者は真面目ちゃんと慈愛ちゃんが好きだけど。~泣き虫勇者の異世界忍び放浪記~  作者: 野下大誤


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第31話 従魔化の裏技

 主人公は、ゲームの様に職業レベルの上がる異世界で強くなる為に魔物狩りを行っています。

 ファングウルフ7匹を、まあ、それなりの危機って感じで倒せた。


 前だと、地形を利用して、それなりに怪我をしてやっとだったんだけどね。


 強くなってきてはいる。


 そう思いつつ、戦利品を順次回収する。


 逃げながら戦ったからね。


 まあ、ファングウルフに対してなら、こんな苦戦はこれが最後だろう。


 ファングウルフは、さっきまでの俺だと危険な魔物だったけど、職業経験値は美味しい。


 一匹4000~7000も得られたから。


 それを7匹も倒したから、レベルは一気に6から9に。


 と言うか、逃げながら倒している途中に魔法使いLV7。


 火魔法スキルが1レベルが上がり火矢は同時発動可能化しているじゃんよ。


 『教えてよ』


 【何事も経験かと。

  また、苦労話として他人に話す事で、全能者とは思われない逸話になるかと。

  後は、意識していれば、自然にマルチロックオンされて気が付いた筈なので】


 『あ~。俺が一匹一匹ロックオンって意識だったから、そうなったのか。

  余裕がないと駄目と言うか、事前にしっかり考えてたり確認したりしてないと、駄目なタイプなんだな。

  俺』


 【パニックにはなっていなかったので、まだマシかと】


 はあ。


 何にせよ、各種ノーマルスキルはレベルが2上がった。


 弱く仮装したとすると、火魔法と魔力操作スキルだけになるけど。


 これで火魔法スキルは、LV4で火矢は同時発動可能化しただけでなく、LV5で火の壁と言う、炎の壁を作れる魔法も手に入れた。


 高温で熱く造れば、地形を利用したのと同じように敵の動ける範囲を制限できるな。


 まあ、ファングウルフ位なら火矢で一気に倒せば良いけど。


 そう余裕が出て来ると、欲しいモノが出てきた。


 周りに誰も居ないし、考える、ではなく直接言葉に出して聴くか。


 「補佐さん。

  ゲームだと、人になつきやすい魔物に分類されている魔物だと、HPを最大HPの10分の1以下にして、体術の手加減攻撃を繰り返していると、魔物使い学スキルを持っていなくても向こうから従魔になりますって言ってくる事があったけど。

  あれってこの世界でもあるのかな?」


 【あります】


 「その場合だと、裏技って感じで魔物使い学スキルが得られるか、魔物使い学スキルのレベルがプラス1されたんだけど、それは同じかな?」


 【同じです】


 「この知識は、独占している奴が居て、知られると殺しに来られるような知識かな?」


 【魔物使い学スキルが才能高い者だと、それなりにある事なので、独占されている様な知識ではありません】


 「そっか。

  なら、ゲームと同様に、ある程度弱らせて、武器を外して体術で手加減攻撃すれば良いんだよね」


 【いえ。ゲームとは違い体術スキルに手加減攻撃はありません。

  勿論、殺さない様に加減は可能ですが】


 「あ~。そんな技能は、無かったか。

  気が付かなかったよ」


 【はい。

  ですから、逃げ道を塞ぎ、こちらの方が圧倒的に強いと見せる事で、向こうから従魔になるとの意思が送られて来て、ゲーム同様のメッセージが表示されます】


 「具体的には、どうすると良いの?」


 【お前など簡単に殺せると示せばいいので、よく行われているのは、武器を寸前で止める、という方法です】


 「そっか。

  まあ、魔物とは言え、従魔にしようとしているのを痛め続けるのは残酷になるだろうから、その方が良いか。

  この辺だと、今の俺でも従魔に出来る魔物だと、何が居る?」


 【Gランクだとホーンラビット。

  逃げ出されていたので無視していたキラーピジョンとビッグチップマンクが該当します】


 「Fランクは厳しいか」


 【Fランクで従魔になり易い魔物となると、この辺りには生息しない、ホーンチキン、ファングドッグ、ネイルキャット等になりますし、現在、魔物使い学スキルを持っていないので、従魔化の確率はかなり下がります】


 「そっか。何がお勧めかな?」


 【キラーピジョンは、ユニークスキルの飛翔スキルやノーマルスキルの風魔法・感覚強化スキルを才能普通以上で持っている可能性が高く、ビッグチップマンクは、感知・感覚強化・格納箱スキルを才能普通以上で持っている可能性が高いです】


 「そっか。でもGランクなんだよな。

  職業と言うか、種族レベルを上限にして進化を繰り返し強く出来るんだけど、その進化にも限界があるから、強くなる上限が低いよね」


 【なら、特異種を狙ってみると良いかもしれません。

  生まれた時から特異種である場合、同じLV1でも通常の個体より1ランク程度強いですから。

  なので、進化により強くなる余地が1ランクとは言え余分にありますので。

  ただし、世界の理ではFランクの魔物と判断され従魔化の確率はそれなりに下がります】


 「そうなんだ」


 【後は、お持ちの幸運スキルに期待でしょうか?】


 「なるほどね。

  でも、そんなに特異種なんて居ないから大変でしょ」


 【拘られるのであれば、です。

  それに、感知スキルの探索技能にそう指示をすれば見つけてくれますので、そう大変な事でもありません】


 「そう言う事に拘るのは、ゲームではよくやる事だし、やってみるか。

  俺の職業レベル上げは、ファングウルフに襲われた時だけで良いだろうし」


 そう口にしつつ決断し、各スキルに指示をすることにした。

 主人公は、ゲームでは裏技っぽかった技を使うようです。


2026,7,19変更

 従魔化の裏技の詳細を変更

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