表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神罰転生勇者は真面目ちゃんと慈愛ちゃんが好きだけど。~泣き虫勇者の異世界忍び放浪記~  作者: 野下大誤


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/75

第20話 戦利品と薬草類と亜空間魔法

 主人公は、魔物狩りにより職業レベルを上げています。

 Fランクの魔物であるスライムやビッグキャタピラー。


 ビッグキャタピラーの方は、糸玉と言う大きなゴムの塊みたいな糸の原材料になるモノを戦利品として残してくれる。


 裁縫スキルで糸に加工し衣類にすると、高級品では無いけどそれなりの金額になる筈。


 そんな事も考えつつ、戦利品をバッグに入れて次の魔物へ。


 あ~。


 草だな。


 擬態していると言うか、草そのモノの魔物と言うか。


 1メートル50センチくらいのススキみたいな魔物か。


 そう思いつつ、接近していくと葉が巻き付いてくる。


 アクティブタイプの上に、奇襲してくるんだよね。


 そう思いつつ、予想してあった巻き付き攻撃を避けてから、素早く突っ込んで根元に剣で切りつけると、根元から刈り取られ、戦利品にかわっていくのを期待しつつ眺める。


 植物系の魔物は、倒すと薬草類を落とすんだよね。


 ゲームでも異世界の現実でも。


 そう思い出していると、魔石と傷薬草が落ちている。


 傷薬草と言っても、傷薬が作れるモノの総称。


 ヒール草とか、ディオス草と言った様々なモノが含まれている。


 しかも、”草”なんて名称が付いているのに植物とかに限らないんだよね。


 これは、薬草類全てがそんな感じ。


 有名なのは、ユニコーンの角とかドラゴンの血とかも薬草類に入るんだよね。


 勿論、そんな有名なモノについては薬草類とは言わずに、『ユニコーンの角』とか呼ぶ事が多いんだろうけど。


 なお、今回は種が薬草類の傷薬草という事の様だ。


 これと魔石を原料として、魔法的治療効果が出る魔生薬を造れる薬学スキルは極めて行くつもりだから、キラーグラスを中心に倒しても良いかな。


 ああ。


 裁縫の原材料になるビッグキャタピラーの糸玉も欲しいか。


 そう思いつつ、魔物を倒していると順調に職業レベルは上がっている。


 この辺のFランクの魔物だと、120~800程度の経験値が得られるから。


 という事で、レベルが6になった。


 才能高いのノーマルスキルは、斥候LV3と5でレベルが1つずつ上がり、才能普通のノーマルスキルは、レベル6でレベルが1つ上がった事になる。


 まあ、弱く仮装していない全能者の状態なら、全てのノーマルスキルがLV3なんだけど。


 それで、更に安全を確保出来る様になっただろうか。


 ……。


 悩みつつ、まだ感知スキルでは正確に把握できない魔物に向かう。


 多分、猪だろうと思いつつ。


 見つけた魔物は、やっぱり、猪の魔物であるファングボア。


 牙で武装した魔物なんだけど。


 こいつは、アクティブタイプの魔物だ。


 こちらを見つけたら積極的に攻撃してくる。


 と、突っ込んで来たファングボアを木の上に飛び上がって避けつつ、冷静に勝てるかどうかを確認する。


 猪突猛進だったかな。


 動きは直線的とまでは言わないが、早いのに気を付ければ何とかなるか。


 地上に降りると、「ドッドッドッドッ」と音をたてつつ俺に突っ込んで来たファングボアに向かいながらも避けつつ、のどの方から切り上げる。


 「痛った」


 突進を完全には避けきれず、軽く吹っ飛ばされたし、剣も奴に刺さったまま持って行かれたが。


 大量の血を流しつつ、「ブヒィィィ」と叫び声をたてつつ走っていたかと思うと、力尽きて倒れ込む。


 そして、戦利品になって行った。


 ファングボアの戦利品は、魔石と肉と皮。


 残念ながら、魔物を倒すだけで湧くような戦利品の買い取り価格は安いが、それでも魔石だけよりは収入になる。


 そう思いつつ、大きな肉の塊と皮をどうするか考える。


 隠してある力を使うかどうかなんだよな。


 幸い、感知スキルの察知技能は俺の事を感知している奴は居ないと言ってくれているが。


 管理されている森だから木々が伐採されているとはいえ、やはり木とかの存在は感知の為の魔力の妨げになるし、感知の探索範囲を広げるとMPを結構消費し続けるから。


 なら、隠しているユニークスキルの時空間魔法の亜空間収納魔法を使っても問題は無い。


 時空間魔法に作られた異空間である亜空間に収納すれば、手ぶらで持ち運べるから。


 しかも、時空間魔法には埋没技能を使っているから、仮装スキルが認識できない様にしてくれる筈だし。


 それでも、ビクビクしながらユニークスキルの時空間魔法スキルによる亜空間収納を行う。


 時空間魔法LV1だと、収納距離4メートル、サイズ一辺が2メートルの立方体まで収納可能で、同時出し入れ1個、容量は2*2*2メートルでしかないから、余裕はない。


 だけど、あの御子神らしき存在がLV6で与えてくれている。


 仮装スキルとかもLV6でくれれば良かったんだけどね。


 時空間魔法は、レベルが上がる毎に各種収納能力が上がる。


 具体的には、LV3で亜空間収納内の時間を止めて劣化しない様に出来る様になるし、逆に30倍で進める事も可能になるし、亜空間収納を行う亜空間を2つに分けられるようになる。


 LV4で亜空間収納内の中にあるモノに対し分離や使用や原料として使用して製造と言った作業が出来る様になるし、亜空間着替えと念じ服や装備を選択する事で瞬時に着替えられる様になる。


 その上、事前に幾つかパターンを登録して置き、それを選択する事で一瞬で全て着替えられるようになる。


 つまり、魔物領域と言った危険な場所でも、一瞬で装備を変える事が可能な訳だ。


 これは、当然衣類・防具だけでなく武器もなので、便利な力だ。


 LV5になると任意の袋に亜空間収納を繋げ、魔法の袋に似た事が出来る亜空間収納袋が10個設定できる様に。


 LV6だと、亜空間収納距離100メートルになり、サイズ一辺が50メートルの立方体まで収納可能に。


 同時出し入れ40個になり、容量は200メートル*200メートル*200メートルの立方体の容量まで入るし、亜空間収納をする空間を4にまで分けられるし、亜空間収納内の時間の進みを360倍まで出来るそうだ。


 また、今は持っていない別空間に物を格納して置ける格納箱スキルとの連携が可能となり、亜空間を直接格納箱につないで物のやり取りが出来る様になる。


 という事で、先ずは亜空間収納1と亜空間収納2と名前を付けて2つの亜空間を作る。


 亜空間収納1の方に作られる亜空間の8割を使い、亜空間収納2が2割かな。


 亜空間収納1の方を時間が止まり劣化しない設定にした上で、収納先を指定しない時の収納空間とした。


 これで、問題なければ、この設定を続けよう。


 そんな亜空間魔法がLV7になると、簡易に造った亜空間に入れると致命的に状態が悪くなるからと収納できなかった、人とか動物とか魔物とかを入れられる亜空間部屋と言うのが造れる様になる。


 当然、俺自身も入って、安全に休める空間になるんだけど。


 でも、ユニークスキルのレベルを上げるのには、2級職以上の職業で転職可能になるLV10MAXになる必要があったはず。


 という事は、この調子で魔物を狩っている限り、今日中にユニークスキルである時空間魔法スキルのレベルアップは出来ないんだよな。


 仮装スキルも。


 どうしたものか。


 さっさと昨日まで無能者だった事を知られているこの村から出て、経験値増加スキルをONにすべきなんだろうな。


 2級職でもレベル上限になれる魔物を狩る危険性を考えると。


 そう思いつつ、キラーグラス、スライム、ビッグキャタピラーを倒しまくっていると、LV8になる。


 順調に強くなっている。


 しかし、力を得てからの最初の命の危機に出会ってしまった。

 主人公は、これから危険な目に遭うようです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ