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神罰転生勇者は真面目ちゃんと慈愛ちゃんが好きだけど。~泣き虫勇者の異世界忍び放浪記~  作者: 野下大誤


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第15話 スキルのモード

 主人公は、魔物狩りによるレベル上げの為の準備を整え、家を出る様です。

 でも、狩りに行く前に。

 村から出る門に向かう前に、3軒の家を廻る。


 畑を手伝ってくれていた両親の友人達に職業を得られたと報告する為だ。


 叔父さん達叔母さん達は、「これから職業レベルを上げる為に狩りに行ってきます」と言ったら「手伝だうよ」とまで言ってくれた。


 だけど、皆さん戦士とか大神官とか2級職以下の人ばかりだったので、「斥候に就いたので一通り感知出来ますし、両親から色々と教わっていますから」と断りを入れつつ、今就ける職業と今までのお礼を言ってから、狩りだ。


 しかし、両親の友人達はホッとしていた感じで、その子供達の対応は色々だったか。


 馬鹿にしていた感じの連中は、驚いた上に嫉妬だったかな。


 心配してくれていた人達は、両親の友人達同様にホッとしたり良かったねと言う感じだったりしたか。


 人は厄介だな。


 勇者とノービスを除いても28職もあると言うのに、生産者職にしか就けない人もそれなりの割合居るから、そう言う人にとっては俺は『まだマシだ』と思える存在だったろうから。


 そんな前世での差別の歴史を思い出しつつ、狩りに行こうとしながら、各スキルのガイダンスを聞いている。


 目覚めた時にスキルと加護と恩寵を、斥候に転職した時にスキルを取得したんだけど、全てのスキルについてガイダンスがあるから、全然聞けてないんだよね。


 まあ、モードの選択は、とりあえず補佐さん以外は会話モードに統一して行っているんだけど。


 『XXスキルのガイダンスを聞きますか。はい/いいえ』が、目の前のメッセージウィンドウとステータスウィンドウのログ欄に一杯並んでいるので、それを選んで一つ一つ読み聞いて行く事に。


 スキル自体に『XXスキル、モード設定』とか『XXスキル、ガイダンスを流せ』とか、直接指示も出来るし、ステータスウィンドウ表示時に出るメニューの中からスキルに関する事を選んでいく事でも出来るけどね。


 なんて言うか、この世界のスキルは良く出来ていて、その力についてスキル自体に教われるのは助かる。


 導入に関する説明と言う感じのガイダンスについて、何から聞くかを判断しつつ一つ一つ聞いているんだけど。


 そう言えば、さっき聞いた助言モード、会話モード、使用モード、教育モード、会話モード以外のモードについても教わったか。


 使用モードは、スキルの力だけを使うモード。


 まあ、会話モードにしておけばスキルの方から話しかけてくる事は無いから、使わないかと思ったんだけど。


 『何で使用モードなんてあるの?』と補佐さんに聞いた処【スキルとして返答できる様に待機しているだけでもMPをごく微量に消費する為、それすら節約したい時に使います】だそうだ。


 補佐さんが居るから全部これでも良い気もしたが、それはユニークスキルであるスキル統治を持っていると思われかねないから、まあ、会話モードで良いだろう。


 MPについては、まだLV1だとは言え魔力源泉スキルがあるから、不足についてはそれ程心配いらないし。


 スキル優先モードは、体を使う剣技とかだと、スキルが俺の意思より優先的に体を使って対処してくれるし、魔法なんかも、俺が発動させなくてもスキルが自動で魔法を使用してくれるモードらしい。


 ただ、知力や俊敏ステータスによっては、LV10MAXまでスキルを鍛えていても、スキルの意思決定の方が遅いらしいので、そこは注意との事。


 また、このモードの時は、必死に逃げ回っている状況と言った余裕がない時でも、スキルが平気で色々と言って来るらしい。


 優先だから、なのだろう。


 それに似ているのが、全自動モード。


 全自動モードは、スキルが俺の体や意識の一部を使い、スキルの意思だけで俺の行動がなされるモード。


 まあ、スキルに意思があるかどうかは兎も角、このモードの間は、俺は自分の体も扱えないので、延々スキルがすることを眺めている様な感じだそうだ。


 自分で行動している途中に、スキルがこうすべきと判断した事を実行してくれるスキル優先モードとは、その辺が違うらしい。


 ちなみに、スキルがした行動の選択に疑問が在ったら、何故それを選択したかとかは教えてくれるらしいけど。


 なお、当然キャンセルと意識すれば、その前のモードに戻るし、モード変更の意思を持ち確定させたら、そのモードに変更されるらしいけどね。


 教育モードは、俺の意識に余裕がある時に、これからの事を予想したり、今までのスキル使用の状況から、俺に必要な事を教えてくれたりするモード。


 助言モードは、スキルが必要だと思ったタイミングで必要な事を言ってくるので、その点が違う様だ。


 お小言貰う様で嫌だけど、まあ、生き残りたいならスキルによってはこのモードにする事も必要だろう。


 まあ、補佐さんがスキル全般についての教育も請け負ってくれるらしいけど。


 後は、単純にスキルの力を使用するONモードと使用しないOFFモードもあるんだけど、ONモードの方は会話モードとか使用モードとかと併用されるモードだ。


 そして、OFFの場合、『条件を満たしたらスキルレベルを上げる』、と『スキルレベルを上げない』選択が可能の様だ。


 そんな事を確認しつつ、他のスキルのガイダンスも聞いていると、村から出る門に到着した。

 主人公は、スキルの事について少しずつ把握して行っている様です。

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