第14話 1級職
主人公は、転生により得た力について、最低限の確認をしたという事で、転職をするようです。
現状のステータスウィンドウの確認は終わったし、隠すべきモノには埋没と言う処理も行ったし、最低限のスキルと言った力の確認も行った。
となると、次は転職か。
と言うか、力を隠すという事は、転職可能な職業も隠す、という事だ。
必ず就けるノービス職と転生者を除くと就けない勇者を除く28種ある何の職業に転職可能になった事にすればいいんだろう。
……。
後で職業の才能が開花した事にしても良いし、取り敢えずで良いか。
生産系は必要だろうな。
生産系には、生産者、匠、名匠、魔機工士と1級職、2級職、3級職と4級職の4つの職業があるんだけど、何処まで素質・才能がある事にするか、と言うのもある。
でも、まあ、今は後回しにしてとりあえず生産者職には就ける事にしておくべき、で良いか。
戦士系は近接戦闘系のスキルが手に入るんだけど、斥候系でも最低限必要になるであろう剣技と体術は得られるから、後回しだな。
強い魔物を回避する為に斥候職で取得する感知スキルは必須だろう。
仮装と力を合わせる事が出来る偽装スキルを取得できるのは斥候の上位職である隠密職だから、隠密職も必須だし。
魔物を効率よく倒すには、感知で把握して倒すと言うのが必須だろうし、最低でも隠密まで就ける事にすべきだな。
神官系は、基本的には治療魔法が欲しいかどうかか。
治療は魔法で行うかアイテムで行うか、となるんだけど、必ず就ける事にした隠密職では薬学を取得する。
その薬学スキルを取得しレベルを上げる事で、魔生薬と言う1時間魔法の様に治療・回復させてくれる薬が造れる様になり、その魔生薬により様々な事について治療・回復させる事が様になると言うのはある。
しかし、それの上位となる瞬時に効果の出る魔法薬を造れる魔法薬学スキルについては、薬学だけでなく治療魔法も必要か。
魔法薬学スキルは、薬学と治療魔法スキルのハイスキル(上位のスキル)だから。
まあ、欠損部位の再生までしてくれるエリクサーなんて希少な魔法薬が作れる魔法薬学は、隠した力でも良い気がするし、取り敢えず保留。
次は、魔法使い系。
両親の戦闘を見た事があるんだけど、攻撃魔法が使えるかどうかで戦闘力が全然違ってくるからな。
これは、魔法使いの上位職である魔導士を含めて転職決定だ。
残ったのは動物使い系。
動物と少しだけ意思疎通が可能になり命令できる様にもなる動物使い。
その上位職であるテイマー(魔物使い)になると、従魔(人に従う魔物)に関する事が色々と可能になる。
それは有りか。
という事で、1級職は、生産者、斥候、魔法使い、動物使いに就ける事にすればいいか。
2級職は、隠密、魔導士、テイマーだな。
という事で、次は実際にどの職業にどの順番で就いて行くかかな。
まあ、魔物を避けるのも、レベルアップの為に倒す魔物を探すのにも斥候の力が必要だな。
という事で、念願の初めての転職だ。
ノービス職(初心者職)に別れを告げて、表示された6職から斥候を選び転職。
得られたスキルは、感覚強化、感知、状態異常耐性、剣技、体術、弓技、狙撃、旅足、挑発、睡眠、追跡、罠解除って、結構な数だな。
これらについて、全能者の俺は全て才能高いになるんだけど、才能普通、才能低い、才能無しが無いと普通じゃないんだよな。
と言うか、才能普通か才能低いを一番多い形にすべきなんだよな。
でも、斥候LV1で取得したこれらのノーマルスキルは、関連する職業のレベルが上がる事でレベルアップしていく。
才能高いは、職業レベルが2つ上がるとスキルレベルが1つ上がる。
才能普通は、職業レベルが5上がるとスキルレベルが1つ上がる。
才能低いは、職業レベルが10上がるとスキルレベルが1つ上がる。
ハイスキルやユニークスキルだと、また別の理だけど、それはまあいいか。
ああ。
ユニークスキルは、さっき確認したか。
……。
ゲームだとNPCは、才能高いが4~24個だったか。
つまり、この世界の一般の人は、その程度だという事だろう。
ああ。
素質・才能の有る人ばかり仲間にしていた事を考えると、普通の人はもっと少ないか。
……。
一つの職業系で考えると、斥候みたいにスキル数が多くても才能高いは6つとかが限界か。
感覚強化が高い、感知が高い、状態異常耐性が普通、剣技が普通、体術が普通、弓技が低い、狙撃が低い、旅足が普通、挑発が普通、睡眠が普通、追跡が普通、罠解除が普通程度かな。
才能無しが無いけど、それは仲間になるNPCにもそれなりに居たし
今の偽りの設定だと才能高いは2つしかないが、斥候の上位職の隠密には、才能を高いにしたい偽装や薬学スキルがあるから。
それで、仲間になるNPCに居た程度の才能だし、取り敢えずこれで行こう。
そう決めて、父と母の遺品から、革鎧一式を選び着る。
そして、両手でも片手でも持てる剣の中で一番軽いモノを持って、戦利品を入れるバックも選ぶ。
そこに魔生薬とかを入れて背負い、家から狩りに出る事にした。
主人公は、斥候職への転職を終え、魔物狩りに出かけるようです。




