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神罰転生勇者は真面目ちゃんと慈愛ちゃんが好きだけど。~泣き虫勇者の異世界忍び放浪記~  作者: 野下大誤


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第13話 韋駄天の加護と時空間魔法

 主人公は、転生時に貰った力について把握しつつ、転生者とバレない仮装を行っています。

 次は何を行うのでしょう。

 補佐さんと仮装スキルについて、簡単に把握し、必要な設定を行った。


 次は、何をすればいいのだろう。


 そう思いつつステータスウィンドウを見て気になったのは韋駄天の加護かな。


 素早く動ける、思考速度が早い、と言うのは大きなメリット。


 俊敏ステータスは、敵との命のやり取りの際に生死を分けかねない、というイメージがあるから。


 ゲームでも先制攻撃で全滅させるのに拘ったりもしたしね。


 という事で、韋駄天の加護のガイダンスを聞いて、モードの設定に入り、機能OFFを選択する。


 と言うのも、韋駄天の加護って、俊敏ステータスを1000上げるか、俊敏ステータスをスキルとか装備による補正前の数値の5割上げる加護。


 だから、他のステータスと比べると、異常だって思われかねないから。


 まあ、ステータスウィンドウの簡易表示モードだとステータスは出ないけど、他人が見る通常モードでもGランクとかFランクとか出るから、それでバレル気がするから。


 と言うか、仮装でステータスウィンドウ内の表示を隠したとしても、動きが速すぎるだろうってバレル気がするし。


 しかしね。


 ステータスウィンドウ内の称号欄がな。


 俺は前世の記憶が戻るまでスキルを持っていなかった。


 そして、力を貰うと共に仮装スキルを貰ったから良かったが、でなかったら転生者はその存在がバレて権力者や力を持つ者の配下一択になるような気がする。


 ステータスウィンドウの簡易表示は、身分証明書代わりに市町村の出入り時にチェックされ、その時には『犯罪者』とかって表示される称号欄もチェックされるから。


 なのに、そこに『全能者』って表示されているんだよね。


 こんなの、絶対にバレルじゃん。


 他の人はどうしているんだろう。


 勿論、権力者の下に付いて、強くなってから袂を分かつなんて事だってあり得るのかもしれないけど。


 そう思い通りにならない気がする。


 まあ、その辺の考察は後回しで良いか。


 他の人は、俺みたいに『転生者とバレない様にしておいて』とか言われていないのかもしれないし。


 と、次の事を考える。


 時空間魔法は、ガイダンス聞いておいた方が良い気がする。


 【時空間魔法は、基本的に空間を操作・作成する魔法です。

  作成される空間は、亜空間と言う名称になり、自作した亜空間に物を収納する亜空間収納と自作した亜空間に人族等が入れる亜空間部屋の機能があります。

  なお、亜空間収納に入れられるモノは、比較的簡単に・簡易的に作った亜空間に入れても、致命的に状態が変わらないモノだけで、生命のある物等は基本入れられません。

  ただ、休眠状態ともいえる植物の種と言ったモノなら入るので、入る・入らないについてはスキルに確認してください。

  そして、簡易的に造った空間である亜空間には入らないモノすら入れられる、しっかりとした異空間として作られるのが亜空間部屋です。

  なお、その亜空間については、レベルが上がるとその亜空間において時間を操作する事が可能となる為に、時空間魔法と呼ばれています。

  また、別の力として空間を繋いだり、空間を入れ替えたりする転移魔法系の力を持っています。

  基本的には、座標刻印と言う魔法刻印を空間に打ち込んでおいて、それを目印に空間を繋いだり入れ替えたりする力です。

  例外として、視認転移と言う、移動先の場所についてある程度把握していれば、その場所へと移動する形の空間の入れ替えも可能です。

  LV1では、座標刻印と亜空間収納と言う力を取得します。その亜空間収納は、収納可能距離が2メートルで……

  ……

  ……】


 便利な力だ。


 しかも、御子神からLV6で与えられているからな。


 と思いつつ、家の中の俺の私室と玄関に座標刻印をしておく。


 これで、MP(マジックポイント。当人の支配下にありスキル等に使用できる魔力)さえあれば転移で戻って来られるから。


 残念ながら、戦闘中と言った魔素が乱れている状態だと、転移失敗と言う事態を避ける為の安全装置が働いて、転移は出来なくなるらしいけどね。


 まあ、LV10MAXまで鍛えたら、魔素の乱れの程度次第では、転移が可能になるらしいが。


 なお、俺や仲間の転移以外にも、時空間魔法LV2で取得する感覚転移と言う魔法で、感覚だけを転移させ、座標刻印した場所の状況の確認も出来る様になるから、家にも座標刻印をしておいた。


 この魔法なら、のぞき見が出来るから、この村から旅立つ前には解除した方が良いとは思うが。


 村近くの人も強い魔物も居ない様な場所に座標刻印しておけば、何時でも帰れるからね。


 まあ、帰りたいかどうかはあるが。


 さて。


 次は、転職かな。

 主人公は、韋駄天の加護と時空間魔法について最低限の確認をし、次は転職と考えている様です。

 どの職業を選択するのでしょう。

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