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神罰転生勇者は真面目ちゃんと慈愛ちゃんが好きだけど。~泣き虫勇者の異世界忍び放浪記~  作者: 野下大誤


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第12話 仮装スキル

 主人公は、16歳の誕生日を迎え、前世の記憶が戻ると共に、転生時に貰った力が開花しました。

 『補佐さん』と言う情報系の恩寵を使えるようにし、次は仮装スキルについて確認するようです。

 成人を迎え、転生時に貰った力が開花した。


 しかし、神らしき存在には力は隠すべき、と言った事を言われている。


 そんな事を思い出したし、俺もそうすべきだと思っているので、隠す為の力である仮装スキルについてガイダンスを聞く事に。


 『仮装スキルはユニークスキルです。

  無い事にする隠蔽、様々に偽る仮装、路傍の石の様に認識させなくする埋没の力を持っています。

  ノーマルスキルである偽装の上位となるスキルではありますが、ハイスキル(上位スキル)ではなく、ユニークスキル(特別なスキル)です。

  LV1で埋没の力を得て自分に関する事に使用できます。

  ただし、ユックリ動かないと解除されます。

  なお、ステータスウィンドウの様な変化の少ない情報なら、問題なく埋没が可能です。

  LV2で、仮装と隠蔽の力を得て自分に関する事に使用できます。

  ただし、仮装は似たものでなければ行えませんし、仮装も隠蔽もユックリ動かないと解除されます。

  なお、ステータスウィンドウの様な変化の少ない情報なら、問題なく仮装・隠蔽が可能です。

  また、他の存在にLV1相当の埋没を付与出来る様になります。

  LV3、小走り位なら埋没の力が維持されます。

  また、他の存在にLV2相当の仮装・隠蔽を付与出来るようになります。

  ……

  ……

  ……

  ……』


 なるほどね。


 今はLV1の今は、たいして使える力じゃないのか。


 つうか、ステータスウィンドウの仮装出来ないじゃんかよ。


 不味いかな。


 そう思ったので、ユニークスキルをレベルアップする為の条件がゲームと同じか、補佐さんに確認してみる。


 『ユニークスキルのレベルアップって、2級職以上でレベル10MAXになる事だよね』


 【いいえ。それに付け加えて、5級職、6級職でレベルを10上げる事も含まれます】


 ああ。


 全能者以外にとっての最上級職になる5級職と全能者を含めても最上級職になる6級職は、LV10MAXと言う職業レベルの上限が無くなるからか。


 しかし、全能者って称号隠せないじゃんかよ。


 そう思いつつ『仮装スキルのモードは何にしますか?』を注視し、提示されたモードから会話モードを選択する。


 そして、仮装スキルを意識しつつ『全能者の称号を隠したいんだけど、埋没で隠せたっけ?』と聞いてみる。


 【表示はされ続けますが、埋没の効果により、その表示に意識が向かない為に気が付かれなくなります】


 『それで、バレないんだっけ?』


 【仮装スキルを上回る力での視認や鑑定や心眼と言った力により見破られる事はあります】


 『心眼は、5級職で身に付けるスキルだったからこの村には居なさそうか。

  でも、鑑定持ちならこの村にもいるからバレルかな?』


 そう聞くと、仮装スキルからではなく、補佐さんから返答がある。


 どのスキルが答えているかは、イメージで伝えて来るから分かるんだね。


 【見破れるかどうかは、ユニークスキルかハイスキルかノーマルスキルか。

  スキルのレベル、各スキルの力、スキルの相性、加護や恩寵による影響により変わります。

  また、こちらの精神・器用と言ったステータス、相手の知力・器用と言ったステータスにも影響を受ける為、断言できません。

  ただし、神からの情報提供によると、全能者と見破られない事も考慮したスタート地点なので、慎重に行動すれば大丈夫、との事です】


 答えの内容に、神からの情報提供があったから、補佐さんの方が答えてくれたのか。


 しかし、スタート地点ね。


 ゲームじゃないんだから。


 そう思いつつ『流石、恩寵。断言できないって事まで教えてくれるんだ』と聞いておく。


 【あくまで推測になりますので。

  また、提案がありますが、よろしいでしょうか?】


 会話モードなのに提案までしてくれるなんて。


 人格があるみたいな感じだな。


 まあ、それは置いておいて『何かな?』と提案について聞くことにする。


 【各スキルに聞くのでは、非効率な部分もあるので、スキルとの会話や情報提供は、補佐さんに統合するのも一つの方法です。

  如何いたしましょうか?】


 『あ~。他の人にはない事だよね?』


 【スキル統治、と言うユニークスキルを持っている人であれば、同じ事が可能です】


 『そっか。ユニークか。

  なら、そのスキルを持っていると思われない様に、各スキルにも個別に話を聞く癖をつけておいた方が良いかな。

  今回の様に、必要だと思ったら、補佐さんが代わりに応えてくれれば良いし』


 【了解しました】


 『後、補佐さんは、各スキルを統合的・総合的にみられるみたいだし、各スキルでは答えられない事すら返事できるみたいだから、助言モードが良いかな』


 【はい。間違いが起こり難くなると思われます】


 『思われます……か。では、助言モードでお願いね』


 【了承しました】


 とりあえず、ステータスウィンドウの仮装をするか。


 ステータスウィンドウ内の隠すべき情報を見つつ、埋没と念ずる。


 すると字が半透明からさらに薄い半透明になった。


 これで、他人には気が付かれにくい情報になったのだろう。


 今現在持っているスキル、加護、恩寵、称号なんかに全て埋没を貸していく。


 仮装スキルの仮装技能だともっと楽なんだろうな。


 【はい。仮装後のステータスウィンドウの作成が出来ますし、大雑把な指示をしておくだけで職業レベルやスキルレベルと言った仮装後の情報の更新すらスキルの力で自動化が可能です】


 『なるほどね。

  埋没だと、出していい情報とかを細かく設定しないと駄目なんだね』


 【はい。私に任せてもらう事も可能ではありますが】


 そっか。


 まあ、未だ持っているスキルとかは少ないから自分で出来るか。


 力の把握も必要だしね。

 主人公は、仮装スキルの埋没技能を使い始めたようです。

 それで、全能者とバレルと権力者などに拘束される、と言った事を避けられると良いのですが。

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