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第124話 こんなのんびりした時間が

 主人公達は、レベリングを行い、順調に職業を極めて行っています。

 ラーレがテイマーでレベル上限に。


 それで転職と念じると、転職先一覧に3級職の精霊使い職があるそうだ。


 その事にラーレがホッとした後は、精霊使い職ではなく、未だ就いていない2級職である戦闘士に転職だ。


 その後、最低限のレベル上げでLV7になったので、一旦休憩と言うか昼食だ。


 街道の方に戻り、生活魔法で机と椅子を出し、虫よけと魔物避けも生活魔法で行ってから、パンと魔物肉のスープを出す。


 だいぶ遅くなってしまった昼食だ。


 EやDランクの魔物を誘き寄せての討伐で2級職でレベル上限になろうとすると、経験値増加スキルが無いと時間が掛かる感じ。


 足の速い魔物ですら、遠くから誘き寄せないと十分な数にならない。


 しかも、あまり遠くまで感知の魔力を伸ばすと、逆探知した強い魔物が来そうだから、街道沿いを移動しながらの誘き寄せだし、時間が掛かってしまう。


 そうは思うが、他の人に比べれば、多分結構なスピードのレベリングだろうし、安全な方が良いだろうし。


 そんな事を考えつつ、遅い昼食に意識を移し皆に軽く謝っておく。


 「もう飽きているだろうけどね。

  別の食事を確保するのも良いかもな」


 そう言うと「朝市とか屋台で、何か買っておくのも手ですね」とラーレが追従してくれる。


 それも良いか。


 と思いつつ、自分の格納箱から、穀物と種が入っている袋を取り出す。


 するとラーレが「私が食事をあげても良いですか?」と聞いてくる。


 「良いよ」と伝えると嬉しそうに二匹に餌を与え始める。


 二匹からは視線と『良いのでしょうか?』との思念伝達による確認が来るので了承しておく。


 そっか。


 ラーレは、魔物使い学に従魔の扱い方を教われるから、エサやりも安心か。


 動物ほど、塩分がダメとか、ネギが駄目とかは無い筈だけど。


 すると、それを羨ましそうに見ているタマーラ。


 俺の視線に気が付くと、目をそらすが。


 「タマーラが目標とすべき天騎士には動物使いとテイマーを経ないと就けないんだけど、エサやりはしないんだ」と俺なりにフォローする。


 するとタマーラは「そっか。従魔に係ると才能が開花する可能性があるのか」と嬉しそうに言ってくる。


 「まあ、断言はしないけどね」


 「あんたの勘だとそうなんでしょ」


 「いや。外れるかもしれないけどね」


 「エサちょうだいよ」


 そう言われたので、もう一度格納箱から穀物と種入りの袋を取り出して、タマーラに渡す。


 すると、ラーレの横に移動し、座り込んでエサをあげようとしている。


 ポポとチモからまた視線と『良いのでしょうか?』と言う思念が送られてくる。


 『問題ないのなら食べてあげて』と伝えると、ポポはタマーラの手の上の食料をついばみ始め、チモは食べ物をとってホホを膨らませつつ食べ始めた。


 こんなのんびりした時間が続くと良いな。


 そんな事を思いつつ二人の美女が動物系魔物に餌やりをしているのを見ていると、タマーラに餌やりを交代し、テーブルに戻って来るラーレ。


 そして「私も従魔を得た方が良いでしょうか?」と言ってくる。


 「あ~。教科書には従魔と精霊の仲が悪くなる事もあるって載っていたからね。

  ラーレは精霊使いになれるんだから、俺が従魔で、ラーレが精霊で良い気がする」


 そう提案するとラーレは深刻な感じで言ってくる。


 「そっか。

  そうですね。

  焦らない方が良いのか」


 「ん。焦っているの?」


 「タマーラさんの攻撃力とか見ていると」


 「魔法の攻撃力とか便利さにはちょっと思う処はあるよね。

  まあ、スキルによっては技能でも同じ様に圧倒的な攻撃力を持つモノもあるけど」


 「どんなスキルがあるんでしたっけ?」


 「俺があこがれていたのは、全部ユニークスキルだけど、光輪撃とか、神威とか、疾風迅雷とかか。

  飛撃や衝撃波なんかもユニークスキルだけど、入手しやすい分、それ程強力ではないって話だけど」


 「もっと、ちゃんと勉強しておけばよかったですね」とラーレは少し落ち込んだ感じ。


 「ひょっとして学校にも行かせてもらえなかったの?」


 「いえ。その頃は両親が居ましたから」


 「そっか」

 

 「あんたみたいに、細かく覚えているのが異常なのよ」と二匹が満腹になり「ポッ」「キュッ」餌を断って来たので、餌やりを終えてテーブルに戻って来るタマーラ。


 あ~。


 俺は、学校で習った事と言うより、ゲームの設定と言う感じで覚えているからな。


 「まあ、力を身に付ける前に色々と言われても、重みがね」


 そう俺なりの分析を言うと「手に入れたスキルに教われるから、とも言われたしね」とタマーラも自分が覚えていない理由を分析していた様だ。


 「さて。お茶を飲んだら、もうひと頑張りしますか」


 そう言って、お茶を飲みつつ、片付けに入った。

 主人公達は、レベリングを中断し、昼食と休憩をしたようです。

 それで気持ちを入れ替えてレベリングとなるのでしょう。

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