↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
126/151

第123話 急ぎ魔法戦士職に就いてもらう理由と精霊使いの才能は

 タマーラとラーレは、新たに就いた2級職で最低限のレベル上げを終えて、本格的なレベリングへと移行。

 タマーラは、現状これが最後の2級職。

 それに対してラーレは、まだ就いていない2級職がある。

 なので、ラーレを重点的にレベリングを行うのでしょうか。

 ネイルベアをおびき寄せつつ「タマーラ準備して」と指示をする。


 するとタマーラが「えっ。ラーレのレベル上げを重点的にやるんだよね?」と聞いてくる。


 タマーラとラーレが同時に3級職に就く様にレベリングを調整する、と思っていた様だ。


 なので、俺の認識を説明する事にする。


 「いや。タマーラにさっさと3級職になってもらう」


 「なんでよ。

  ラーレには甘いって言ったのを未だ気にしているの?」


 タマーラがそう困った感じで言ってくる。


 「いや。あれはタマーラの冗談だって思っているから、気にしていないけど」


 「じゃあ、何でよ。

  匠職でLV10MAXになったって、生産者としては微妙なのに」


 そうタマーラなりに現況を言ってくるので、俺の意見を言っておく。


 「さっきみたいな事があるかもしれないからね。

  パーティとしては、2級職2人より3級職と2級職が居る方が良いかなって」


 そう言うと「そう言う事なんだ」とさっきのワータイガーの奇襲を思い出してくれたようで、直ぐにタマーラは納得してくれる。


 だけど、更に「そう。しかも魔法戦士になったら、ハイスキルのレベルアップも始まるでしょ」と言って理由を追加しておく。


 「あ~。攻撃力が上がるのか」


 「才能普通だし、あれはスキルレベルが結構上がらないと新しい力は得られなかった筈だから、当面使えるのは小焔スモールインフェルノだけだろうけどね。

  でも、出来るだけ早くLV3にして同時発動可能化した方が使い勝手は良くなるしね

  ラーレも問題ないかな?」


 そうラーレに確認すると「はい。私も聖魔障壁の無詠唱化が必要って嫌と言う程分かりましたし、それを急ぎたいですから」とラーレは俺と同意見の様だ。


 それに安心しつつ「そうだよね。まあ、ハイヒール(大傷治療)とハイキュア(大異常治療)もお願いね」と追加のお願いもしておく。


 「はい。治療の範囲化の方も、治療の完全化の方も、出来れば無詠唱にしたいですし」


 そうラーレの認識を教えてくれたので「キリがないよね。でも続けていれば、確実に使える様になるから」と言っておく。


 「はい。頑張ります」とラーレは前向きな感じなのに安心しつつ「という事で来たよ」と、ネイルベアの討伐に入る。


 と言うか、タマーラの方は事前に魔法の詠唱をしてもらっていれば、俺の魔法で半殺しにする必要ないのでは、とも思うが。


 まだ、詠唱が必要な上に威力も不安定だから、俺が半殺しにするのが間違いないんだけどね。


 ちなみに、タマーラは火槍だけでなく、火炎放射、火嵐、風槍、風の龍、小焔と言った魔法を試しだした。


 詠唱は必要だし、未だ未だ威力は弱くて不安定だけど、それでもEランクとDランクの魔物なら楽勝の様だ。


 ただ、戦利品として残る皮が傷んだり、量が減っていたりするのを見て、火槍と風槍で魔物を倒す方向に戻った様だ。


 ああ。


 風の龍の小規模化には挑戦しているか。


 そんな事をしている間に、匠でもレベル上限に。


 「あ~。名匠には転職できないか」とタマーラはがっかりした感じで言ってくる。


 なので「生産に挑戦して、才能が開花しないか努力するのも良いけど」と一般論を言っておく。


 すると「どうなのよ。あんたの勘だと」と俺の嘘設定の『男の勘』について聞いてくる。


 なので、ゲームでどうだったかを思い出しつつ、当たり障りなく答えておく。


 「う~ん。

  勘には何も引っかからないね。

  今のままだと、出来るのが薬草の保存処理とかだけになるのか。

  ああ。

  採掘がLV3、鍛冶がLV2だから、魔物の落とした武器とかをインゴットにしたりは出来るか。

  木工もLV3だから、グレード1の木製品が作成可能だし、紙、木炭と言った加工が可能だから、そう言うのを造ると言うのもあるか」


 「……。やっぱり、向いてなさそうか」とタマーラは残念そうに言ってくる。


 生産系スキルにも魅力を感じている様だ。


 まあ、冒険者を引退した後の生活が懸かっているからな。


 でも、ゲームだとタマーラは匠までなんだよな。


 そう知ってはいても「まあ、やってみるのは良いと思うけど」と言っておく。


 「ハッキリ言わないって事は、才能無さそうなんでしょ」


 「所詮、勘だからね」


 「いや。馬鹿みたいに当たっているでしょ」


 「でも、ワータイガーに対して、勘は働かなかったし」


 「あ~。でも、ラーレが精霊使いへの才能があったら、もう間違いがないと思うけど」


 「いや~。期待したら外れる気がする。

  勘なんてそんなモノだろう」


 そう俺の嘘設定の勘については下げておく。


 本当の勘だと、観察とか過去の経験から導かれるとかもあった気がするから、勘を全否定するのもどうかとは思うが。


 そう思っていると、タマーラも、まあ良いかと言う感じになった様な発言をしてくる。


 「まあ良いけど。

  で、転職したわよ。

  念願の魔法戦士。

  スキルはどう?」


 「……。

  本人が使える魔法を武器に纏わせられる魔法武器スキルは才能普通だね」


 「そっか。これで、最低限のレベル上げもするんだっけ」


 「そう。LV6か7くらいまでかな。

  それで、次はラーレの2級職卒業を目指す」


 「OK。やりましょう」


 そんなやり取りで、また魔物のおびき寄せを再開。


 LV7になった処で、ラーレへとレベリングを移行する。


 もう、お昼はとっくに過ぎてしまっているんだけどね。


 ファングウルフで宝箱が発生したので、中身の硬貨の確保をしつつ更に狩りを続ける。


 Dランク以下の魔物だけの討伐なので、結構時間が掛かったがテイマーでレベル上限になった。


 それで転職先を確認したのだろう。


 嬉しそうに「精霊使いが転職先にあります。これで私も冒険者として生きて行けそうです」と言って来た。


 「おめでとう」「おめでとう」と二人でお祝いを言っておく。


 それで気持ちを切り替えた様で「じゃあ、戦闘士に転職しました。スキルの才能はどうでしょう?」と聞いてくる。


 「咆哮スキルが才能無しだ。

  物理耐性と回避と衝撃波は才能普通、受け流しが才能低いだね」


 「咆哮って、ワータイガーが使っていた魔咆哮とは違うんですよね」


 「そう。ああいう魔法とかを消滅させる無効の咆哮とかは無い、一時的に相手を怯ませるタイプの咆哮だね」


 「そっか。なら才能が無くても問題なさそうですねすか」


 そんな会話の後、ラーレのレベリングを再開した。

 ラーレも3級職の精霊使いに就ける事が明らかに。

 順調と言うか、まあ、主人公の知っている事の一つなのですが、本人達にとっては。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。