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第3章:保育所入園当日(1)

 ・・・1976年初夏(だったと思う)。


 ぼくは突然、


 母に車に乗せられ、


 行き先も告げられないまま、知らない場所に連れていかれた。


 『矢板市立第3保育所』。


 そこが目的地だった。


 鉄格子の門が半分ほど空いていたが、


 中に駐車できないので、


 門の表側のコンクリート部分に停車し・・・


 母に手を引かれ、ぼくら親子は園内へ。


 ・・・そこには、


 人の好さそうで、まじめそうな印象の、


 初老の女性・・・『園長先生』が待っていた。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 それともうひとり・・・


 肌の白い、


 30手前くらいの女性も隣に立っていた。


 ・・・これが、のちのぼくの担任、


 『斎藤先生』だった。

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