ゼノンの血族
ユーベリア・ネオで敵を追うユフィは遂に敵機に到達する。
"星壊機インフリクトペイン"
ユーベリア・ネオは剣で攻撃を仕掛けるがインフリクトペインは強力な電磁バリアを展開し、更に電流で反撃をしてくる。
「くっ!」
無数の電流による攻撃を回避し続けるユーベリア・ネオ。
「電流攻撃に加えあのバリア、これではうかつに近づけない・・・」
ユフィは思案する。
ユフィが考えを巡らせる間もインフリクトペインはユーベリア・ネオを撃墜しようと執拗に攻撃してくる。
「ええぃっ、考えを纏める余裕もない!」
ユフィは焦るがその時インフリクトペインの電磁バリアが足元にはない事に気付く。
「これだ!」
ユーベリア・ネオは攻撃を掻い潜りインフリクトペインの足元から攻撃しようとする・・・が、これは巧妙に仕掛けられた罠だった。何とインフリクトペインの足元から電流が放たれたのである。
「うわぁぁぁぁっっっ!」
攻撃により大きなダメージを受けるユーベリア・ネオ。そこに更にインフリクトペインの追撃が迫る。
「くぅっ、せっかく先生にこの場を任されたと言うのに・・・」
ユフィは諦めかけるが、その時ユーベリア・ネオを庇う2つの影があった。それはムーンストーンユナイターとトパーズフュージョナーだった。
「こ、これは以前先生達を支援した無人のガーディアンナイト・・・!?」
その瞬間ユフィの脳裏に言葉が響き渡る。
「・・・現代に生きる一族の末裔よ・・・」
「!?」
ユフィは驚く。
「・・・そなたは古より伝わりし錬金術師、ゼノンの血族の末裔なり・・・」
「私がゼノンの・・・血族・・・?」
「・・・そなたは役割を果たさねばならない、その為の力を授ける・・・」
その言葉に反応するようにユーベリア・ネオを中心にムーンストーンユナイターとトパーズフュージョナーの3体が1つに溶け合っていく。
ユフィが気付くと見慣れないコクピットにいた。そしてコンソールには文字が表示されている。
"起動、ゼノンハイペリオン"
「ゼノンハイペリオン・・・!?」
目標を見失っていたインフリクトペインだったがゼノンハイペリオンを発見すると攻撃を再開した。
しかしゼノンハイペリオンはユーベリア・ネオとは全く比べ物にならない高機動で攻撃を回避する。
「これなら今度こそ行ける!」
稲妻のような動きでインフリクトペインの足元まで移動したゼノンハイペリオンは剣を突き上げそのまま下部からインフリクトペインが攻撃を放つ前に両断する。
インフリクトペインは爆発四散した。
「やりました先生!」
ユフィは見事に勝利を収めるのだった。




