しおんの想い
ストームエメラルドカイザーで追撃を行っていたしおんは星壊機を発見する。
"星壊機カオステレポーター"
「よし、撃滅だ!」
拳を突き出しカオステレポーターに突撃するストームエメラルドカイザーだったがカオステレポーターは突如として姿を消す。
「何っ!?」
かと思った瞬間カオステレポーターはストームエメラルドカイザーの頭上に現れ蹴りを浴びせてくる。
「うわぁっ!」
そしてカオステレポーターはまたしても姿を消す。
「くっ、瞬間移動か、どこだ!どこから現れる!?」
しおんはまわりを見回すがカオステレポーターの姿は見えない。
ドゴォッ!
「くはっ!」
ストームエメラルドカイザーの背後から現れたカオステレポーターがタックルを仕掛けてくる。
更に攻撃はそれだけに留まらずカオステレポーターは無数のミサイルをエメラルドカイザーに放ってくる。
ドガガガガガ!!
「あぁぁぁぁ!!!」
一通りの攻撃を終えたカオステレポーターは姿を消す。
「このままじゃやられる・・・どうする・・・」
絶体絶命の状況、しおんはかつて神人と特訓をした事を思い出す。
「しおん、敵の姿を見失った時の対処法だ。全機構を研ぎ澄ませろ、姿ではなく気配で敵を探れ。普通のドールでは無理かもしれないがフェザーセイヴァーのおまえならできるはずだ」
神人の言葉がしおんの頭に蘇る。
「気配で敵を探る・・・」
しおんは目を閉じ気配を探る。
その時カオステレポーターは再びストームエメラルドカイザーの背後に回り攻撃を仕掛けようとしていた。
「そこだぁっ!」
ストームエメラルドカイザーは素早くカオステレポーターに回転蹴りを浴びせる。
頭部に攻撃を受け混乱するカオステレポーター。
その隙を逃さずしおんは連撃を行う。
火花を散らしカオステレポーターは爆散した。
「やったぁっ!」
だが、それで終わりではなかった。
カオステレポーターが最後に飛ばした腕がストームエメラルドカイザーの機体内部にテレポートしてくる。
「えっ・・・」
カオステレポーターの腕はそのまま自爆しストームエメラルドカイザーは大ダメージを受ける。
「うっ・・・油断した・・・でもあたし頑張ったよね・・・先生、みちる・・・褒めてくれるかな・・・」
ストームエメラルドカイザーは爆散する、しおんの想いと共に。




