夢公国の顛末
少女の放ったドローンはビームを撃って神那達を攻撃してきた。
「うわわっ!」
「みんな変身よ!ガーディアンチェンジ・フェザーセイヴァーエボリューション!」
真朝の指示で一斉にフェザーセイヴァーに変身する。
「えっ?変身した?この人達は・・・?」
少女は一瞬目を丸くするがすぐに立ち直る。
「相手が何だろうと手は緩めません!行って!」
少女は怯まずドローンでの攻撃を続行するがフェザーセイヴァーには全く相手にならず一掃される。
「あ、あ・・・、そんな魔物にも対抗できるドローンなのに・・・」
少女は涙目になる。
神那が少女に歩み寄ると・・・。
「くっ!夢ましろ逃げも隠れもしません!殺すなら殺しなさい!」
少女は喚きだした。
「ち、ちょっと待ってよ、私達あなたに危害を加えるつもりなんて・・・」
神那がそう言って少女を宥めようとすると。
「あなた!今夢ましろって言った!?まさか夢公国の人間なの!?」
神那を押し退けて刹那が少女・・・ましろの肩をがっしと掴む。
「ひっ・・・」
怯えるましろ。
「どうなの!?」
刹那は更に詰め寄る。
「は、はい・・・そうです・・・」
ましろは応える。
「ちょっと刹那お母さん怯えさせてどうするのよー・・・」
神那が頬をかきながら呆れる。
「はっ、ご、ごめんなさい・・・」
ましろが落ち着いた所を見計らって神那達は会話を始める。
「初めまして、私は希望神那、魔物の軍勢と戦ってるの」
「魔物の軍勢と・・・」
ましろは神那の瞳を覗き込む。
「綺麗な瞳・・・嘘を言っているわけでも悪い事を考えているわけでもなさそうですね」
ましろは神那達を信用する事にした。
「私達は魔物と戦う為に今より強い力が必要なんです、その為にガーディアンナイトを進化させたいの」
神那の話に刹那が続く。
「その為に私達は夢公国の末裔を探してここまでやってきたの、できれば大人の人に会わせてほしいんだけど」
その言葉を聞いてましろは顔を曇らせる。
「・・・大人はいません」
「えっ?」
「夢公国にはもう私一人しか残っていませんから」
「ど、どういう事?」
「ご存知の通り夢公国はガーディアンナイトを始めとした高度な機械技術を持った一族です、その技術を狙って多数の悪人や魔物が襲撃してきました、その度に迎撃を行いましたが一人また一人と殺されていきついには私の両親も殺されました・・・」
「そ、そんな・・・」
ましろの語りに神那達は絶句する。




