真朝の怒り
トライエレクトロン、それはフェザーセイヴァーマアサを基調としつつ右側に真昼、左側に真夜の意匠を持つ妖精の羽根がついた神々しい姿となっていた。
「妖精の羽根・・・!まさかこれがエレクトロンフェアリィの王の真の姿・・・!」
琥珀はあまりの怒りに激しく歯軋りする。
「ふざけるな・・・ふざけるな!エレクトロンフェアリィの王は俺だぁぁぁぁぁ!!!!」
琥珀は真朝に攻撃をしかけるが真朝に易々と受け止められる。
「ばっ、バカな!!!」
真朝の拳の一撃に琥珀は吹き飛ばされる。
「これは・・・」
「すごいぞ真朝!」
瑪瑙と神人が歓喜する。
「バカな俺は、俺は超完全体だぞ・・・今の真朝はそれを上回ってると言うのかぁ!王の俺を上回ってると言うのかぁ!!!」
「琥珀、私はエレクトロンフェアリィの王になんか興味はない・・・私は希望家の子供であればそれでいい、エレクトロンフェアリィの王の座なんてあなたにあげてもいい・・・」
「・・・」
琥珀は黙って真朝の言葉を聞く。
「だけど!あなたはたくさんの罪のない人間達をエレクトロンフェアリィに殺させた!エレクトロンフェアリィを罪ある種族にしてしまった!エレクトロンフェアリィそのものも壊滅の道に進ませた!そしてあなたは私の家族の命も奪おうとした!そんなあなたを見逃す事はできなくなった!」
「うるさい黙れぇぇぇ!!!」
琥珀の手にすさまじいエネルギーが収束する。
「この一撃で消しとべぇぇぇ!!!」
「まずい!真朝ぁぁぁ!!!」
瑪瑙の叫びが響く。
「死ねぇぇぇ!!!!」
ドゴォォォ!!!!
強力なエネルギー波が真朝に命中する。
「ぐはは、勝った!俺の勝ちだぁぁぁ!!!」
勝ち誇る琥珀。
そして真朝のいた場所の煙が晴れる。
「・・・う、うぉぉぉぉ・・・」
なんとそこにはまるで無傷の真朝の姿があった。
「終わりにしよう琥珀」
真朝は手を前に伸ばし拳を握る。
「モーニング!デイ!ナイト・・・!3つの想いを繋げて・・・!フェザーセイヴァー・トータルデイズフュージョナル!!!」
真朝の拳からすさまじいエネルギーの奔流が琥珀に向けて放たれる。
「あ、ぐ、ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
それを浴びた琥珀は雄叫びをあげながら消し飛んでいく。
エネルギーの奔流が消えた後、琥珀のいた場所にはもはや何も残ってはいなかった。




