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第四話

宇宙からの刺客(エイリアン)→エイリアンと書き方を変更しました。

「アリサあああ!!」


「アリサさん!!」


 エイリアンの高速の一撃をもろに受けたアリサと呼ばれた騎士風の女性は、吹き飛ばされ川に転落。


「おっと、よそ見はいけないぜぇ」


「グハッ……!!」


 助けに駆け寄ろうとする仲間たちを(はば)むように、エイリアンたちは常人ではあり得ない速度で攻撃を加えていく。


「アリサ……今助けるぞ……」


 他の仲間たちが、満身創痍(まんしんそうい)で動けない中、剣士の男だけはなんとか立ち上がり、川に落ちた女性を助けようと歩みを進める。


「フンッ! 往生際の悪い野郎だ……」


 エイリアンはそんな剣士の男の姿が気に入らなかったのか、男に一瞬で距離を詰めると膝を強く蹴りつけた。


「……グ!! ああああああ!!」


 折れた激痛で、男は膝を押さえながらのたうち回っている。


「ギャハハハ!! 良いねぇ!! たまんねぇぜ!! 貧弱種族の鳴き声はよ!!」


 エイリアンたちは、よだれを垂らしながら爆笑する。

中には、自分の生殖器を(いじ)っているエイリアンもいた。


「何なんだよコイツら……やっぱり狂ってる……」


「何で人を傷つけて……笑ってられるんだ……」


 人々はそんな狂ったエイリアンたちを見て唖然とする。

エイリアンたちはニヤニヤとしながら、倒れている雷鳴の刃ライジング・スレイヤーズに詰め寄ろうとする。


「待てよ! 俺達が相手だ!」


「もうこれ以上、お前らの好き勝手にさせてたまるか!」


「俺達、人間の意地を見せてやる!」


 なんと町の人々が武器をとって立ち上がったのだ。


「はぁ〜!? 馬鹿な奴らだな〜ゴミカスが数集まったぐらいで俺等に勝てるとでも〜?」


「ギャハハハ!! 頭まで終わってるぜ!! 流石貧弱種族だ!! ヤケになったのか〜?」


 エイリアンたちは、ヤケになった住民たちの滑稽な悪あがきだと嘲笑する。


「何のつもりだ……? 逃げてくれ……」


 剣士の男は町民たちに逃げるよう懇願するが、彼らは覚悟が決まっていた。


「逃げるべきなのはアンタたちだ」


「そうだ。アンタたちは人類の希望だ」


「アンタらを死なせたら、この先アイツらと誰が戦うんだ?」


 武器を構える住民の数はたったの百数人。

個々の戦闘能力を考えても、人間が二百人いても少なすぎるぐらいだ。


「ゴミカスが……死ねやあああ!!」


 エイリアンたちは、先程の破壊光線を住民たちに打ち込もうとする。

その時だ!


ザッパーン!!


「今度はなんだ!!?」


 川から何か巨大な生き物が飛び出して来たのだ。

それに、巨大な生き物は誰かを抱えていたが、剣士の男にはそれが誰かすぐに分かった。


「アリサ……!!」


 怪獣のような巨大な生き物は、地面に降り立ち、重い地響きを立てる。


「貴様!! 我々の同胞を狩りまくっている謎の化け物……ハンザキ!!」


 歯ぎしりを立てながら、狂気の形相でハンザキを睨みつけるエイリアンたち。

ハンザキは、剣士の男含めた満身創痍の雷鳴の刃ライジング・スレイヤーズの近くにアリサを寝かせる。


「アリサ……! しっかりしろ! アリサ……!」


 剣士の男は、ヒーラーの女性に回復するように指示をだす。


「おい、貴様!! また俺たちの邪魔しやがるのか!!?」


「だが今回こっちは五体。テメェ一人でどうにかなるかな〜」


 ハンザキは険しい表情で、エイリアンたちを睨みつけ、一言。


「お前らよく言ってるよな? ゴミカスが何人集まろうが、同じだって……」


「何が言いたい!?」


「同じ事返すぜ。お前らこそ、俺の理想を叶えるためのゴミカス同然なんだよ」

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