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第三話

 俺の住居(すみか)は町の地下道の中だ。


「ん〜! いい朝だぜ!」


 やっぱりこの世界は好きだ。

倒しがいのある悪い奴がうじゃうじゃいるからな。

特に世界は宇宙からの刺客(エイリアン)が侵略中だ。

剣と魔法のRPG見たいな世界だが、未知の外来種には勝てないみたいだな。


「今日も正義の大怪獣になるぜ!」


 俺は怪獣になった手で握り拳を作って上に突き上げる。

そもそも、何で俺がここまで戦い慣れてるのかだが、元々俺はプロのボクサーだった。

とは言っても自慢できる程成績が良かった訳じゃないがな。


 ドッガーン!!!


「そろそろだな……」


 激しい轟音が、地下道の中に響き渡る。


「正義の大怪獣、ハンザキ様の出番だぜ!」


ーーーーーーーーーーーー


宇宙からの刺客(エイリアン)だ!!」


 町に流れる川の水面から顔を出すと、案の定、宇宙からの刺客(エイリアン)が暴れていた。


「今回は五体か……」


宇宙からの刺客(エイリアン)たちは、手からビームを打ちまくっている。

町の人々は逃げ惑い、被害は深刻だ。


「早く叩き潰さねぇとな……」


 俺は宇宙からの刺客(エイリアン)を食い止めるため、川から上がろうとする。

その時だ。


「ファイアボール!!」


 何者かから放たれた炎の玉が、宇宙からの刺客(エイリアン)に直撃。


「ああん!? 誰だ!? 俺様の神聖な顔に火の玉ぶつけやがったのは!?」


 突然の一撃に怒り狂う宇宙からの刺客(エイリアン)たち。


「私だ!! 今すぐあなた達にはここから去ってもらおう!! 雷鳴の刃ライジング・スレイヤーズの名にかけて!!」


 現れたのは、四人のいかにもライトノベルの冒険者風の格好をした四人の男女だった。

そして、彼らが現れた途端、先程まで逃げ惑っていた人々は歓声を上げた。


「来た!! S級冒険者パーティ、雷鳴の刃ライジング・スレイヤーズだ!!」


「良かった! もう安心だ!」


 ああ、巷で有名な冒険者パーティか。

公式の正義のヒーロー見参って所だな。

さて、何処までやれるか……


「ハッ! どんだけ上澄みだろうが所詮は貧弱種族だ! くたばれぇ!!」


 宇宙からの刺客(エイリアン)の一体が、「ストリング『ビーム』!!」と唱えると、手からビームが打ち込まれた。

その一撃が、雷鳴の刃ライジング・スレイヤーズに直撃したかに見えた。


「死んだか……?」


 だが、そこには雷鳴の刃ライジング・スレイヤーズの姿は無かった。

直撃なら黒焦げになっているはずだ。


「消えた……!? 奴らは何処へ行った!?」


 宇宙からの刺客(エイリアン)たちは、周囲を見回す。


「ここだ! クソ野郎!」


「……!」


 宇宙からの刺客(エイリアン)たちの背後から、剣士の男が現れて宇宙からの刺客(エイリアン)の一体を斬りつける。


「続けぇ!!」


 先程の女性騎士や、その他の魔法使いたちも、素早い動きで次々と攻撃を繰り出す。


「クソが!! チクチクチクチク……小賢しい攻撃しやがって!! 劣等種族が!!」


 すると宇宙からの刺客(エイリアン)たちは、「イント『5』」と唱えた。


「……!!」


 宇宙からの刺客(エイリアン)たちは全員、その場から突然姿を消したのだ。


「やはりこれが……奴らの魔法か……」


 リーダーらしき女性騎士が、周囲に警戒するようにと声を上げる。


ドゴッ!!


「……! グハッ!!」


「ケケケケ! 周りに気を使っている場合かよ!」


 突然、後ろに現れた宇宙からの刺客(エイリアン)に気付いた時には、女性騎士は腹に一撃を食らっていた。

吹き飛んで行った女性騎士は、俺のいる川にダイブした。


「結構飛んだな……」


 取り敢えず、俺は川に落ちた女性騎士を助けに向かった。

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