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14浪生転生記~異世界にいる今、自由を求める~  作者: フィッシュスター
第十ニ章:世界という波

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第240話:勝利とは何か

「まず、今回の作戦の目標は、ミアの家族の吸収。そして.....」


 そこまで言って、一瞬黙る。


 このような行動を取るということは、完全に敵対することを意味する。


 そして、エミル・ミグルと共に世間からの批判対象となる。


 だが、それも含めての覚悟だ。


「国王の誘拐です。」


 国王の誘拐。悪者と言われ、罵られ、悪評を広められるだろう。


 それでも、行動を止めるわけにはいけない。


 ルインド王国へ仕掛けられた戦争を皮切りに、ジェット・ノイル。フィックス・トレート。


 彼らが死亡し、1回目の世界のルートから外れ、今、2回目の戦いが近付いてきている。


 全ての始まり。混沌の始まりの地の国王。それを野放しにすることは出来ない。


「国王の誘拐.....俺はやるぜ。ラーファルトが必要っつうなら必要なんだろ?」


 ジャガーが一番に乗った。


「ま、事情についてはまた後で教えてもらおうか。リーダーが言うなら仕方ない。」


 そうやってウォーリアも乗るが、微塵もジャガーの意思なんて関係なさそうだ。


 他の者も反対することはない。


 俺は、仲間に恵まれたな。


「国王の誘拐については、私、エミル・ミグルが世間に説明、弁解します。全員。とは行きませんが、世間からのバッシングは出来るだけ減らしましょう。」



 エミル・ミグルの社会的影響力は甚大だ。


 批判は避けられない。だが、それを黙らせるぐらいのことをすれば良い。


 創造神を撃ち倒すことが、世界を救うことが、信頼の回復になることを信じたい。


 世界を救うためなら、目的のためなら、俺はどんな言葉だって受け取ってやる。


「それじゃ、グループ分けを行います。」


 Sari、頼む。


『了解しました。』


 国王誘拐チーム

 ラーファルト・エレニア

 サナ・エレニア

 モルガン・エレニア


 ミアの家族救出チーム

 エミル・ミグル

 ミア・アルハイン

 フローハットの面々


『国王誘拐チームは潜入後、速やかに行動するため少数としています。ただし、万が一のことがある場合、エミル・ミグルを筆頭として、他方へ応援が行けるようにしておいてください。それは逆も然りです。』


 情報はロードリングを媒介に全員に伝わる。


「質問は?」


 誰も手をあげない。


 フゥ〜っと深呼吸を一つ。


 全員の空気が変わる。


「それじゃ、行きましょう。」



 ーーー



『魔神聖よ。ラーファルト・エレニアを覚えているか?』


 その天からの問いに魔神聖は答えない。


 魔神聖が取り逃した相手だからだ。胸糞の悪い始末だった。


 失敗は敗北。


 成功は当然。


 それが、魔神聖の哲学だ。



 ならば、彼にとって勝利とは何か。


「俺は、戦いを楽しみたいだけだ。」

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