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里美八禿伝(さとみはちとくでん)  作者: レモンティー


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2/12

第二話:二禿、現る

翌日。

半信半疑のまま外に出たタケルは、運命に出会う。

公園のベンチ。

そこに、一人の男が座っていた。

完璧なスキンヘッド。

無駄のない光沢。

陽光を受けて、まぶしいほどに輝いている。

「……来たか」

男は言った。

「うわっ、まぶしっ」

思わず目を細めるタケル。

「直視できないタイプの人だ」

「失礼だな」

タケル

「お前……誰だ」

「俺は犬塚シン。八禿の一人だ」

「犬塚って言った!?そこは寄せるの!?」

「細かいことはいい。お前も“印”を持っているな?」

「さっき届いたこの紙か」

タケルは思わずポケットの紙を握る。

「……なんなんだよ、この八禿って」

シンは立ち上がる。

その頭が、太陽光を反射して**一瞬フレアのように輝いた**。

「俺たちは、“失われし毛根の意志”を継ぐ者たちだ」

「急にスケールでかくなるな」

「八人揃えば、“完全なる禿パーフェクト・スカル”が誕生する」

「その時、世界は変わる」

「どう変わるか言えよ」

「……そこはまだ知らない」

「知らないのかよ!!」


「とりあえず語感だけカッコいいのやめろ」

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