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第二話:二禿、現る
翌日。
半信半疑のまま外に出たタケルは、運命に出会う。
公園のベンチ。
そこに、一人の男が座っていた。
完璧なスキンヘッド。
無駄のない光沢。
陽光を受けて、まぶしいほどに輝いている。
「……来たか」
男は言った。
「うわっ、まぶしっ」
思わず目を細めるタケル。
「直視できないタイプの人だ」
「失礼だな」
タケル
「お前……誰だ」
「俺は犬塚シン。八禿の一人だ」
「犬塚って言った!?そこは寄せるの!?」
「細かいことはいい。お前も“印”を持っているな?」
「さっき届いたこの紙か」
タケルは思わずポケットの紙を握る。
「……なんなんだよ、この八禿って」
シンは立ち上がる。
その頭が、太陽光を反射して**一瞬フレアのように輝いた**。
「俺たちは、“失われし毛根の意志”を継ぐ者たちだ」
「急にスケールでかくなるな」
「八人揃えば、“完全なる禿”が誕生する」
「その時、世界は変わる」
「どう変わるか言えよ」
「……そこはまだ知らない」
「知らないのかよ!!」
「とりあえず語感だけカッコいいのやめろ」




