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84.33  作者: ゴリラ
2026 三月
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88/93

四月十六日 木曜日

花冷えや うすら淋しく 笑いつつ

はなびえや うすらさみしく わらいつつ


昨日、陽が照り、「春だ、はるだ」と喜んでいました。

それが、今日は雨が降りそうな曇り空です。

一枚、重ね着を増やしても、まだ震えています。

暖房を弱くつけました。

室温が上がるころ、ようやく頬がゆるむようになりました。

食卓の椅子をひき、背にもたれて座ります。

カーテンを開け放した窓が正面にあります。

お湯を急須に入れ、蓋をしながら眺めていました。

急須の滑らかな肌に手を置いて、温めます。

庭の椿が、たまに吹いてくる風に枝を揺らされていました。

椿の艶のある葉が、その度に動きます。

体が冷えると、何だか淋しくなるのが不思議です。

湯呑みのお茶をゆっくりと飲み、息をつきました。


全く、よくできています。

いろんな日の集まりで、三百六十五日です。

飽きることなどありません。

面白い。


英語

Chilly spring day

A faint touch of loneliness

Wearing a smile


中国語

春寒花冷时

微感孤寂意

含笑掩心扉


スペイン語

Frio entre flores

Una leve penumbra

Con una sonrisa


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