四月十二日 日曜日
友待ちて ピクセルの我 青き踏む
ともまちて ぴくせるのわれ あおきふむ
私は最近、友達が一人できました。
ゲームの世界のことです。
私が今、勉強している言語圏の方でした。
もちろん、私は日本語で話します。
チャットで、友達が母国語で話してくださる内容は、文法書にないコトバなのです。
生きた言葉に触れることができます。
フレ:「ご飯を食べましたか?」
私:「はい、食べました。あなたは、きっとまだですね」(私は、時計を見て、時差を考えます)
フレ:「うん、ご飯を食べるね。夕食に魚を煮たんだ」
このような日常の内容です。
それから、培われた文化による、行動の違いがありました。
私は、ゲームの中で、日本人の友達もいます。
比較すると、別れ際の挨拶の長さが異なります。
日本人同志は、お辞儀をしたり、今日の楽しかった感想を伝えます。アバター同士でハイタッチなどをします。それから「またね」と互いに言います。「また、遊びましょう」などと、言います。そして、大きく手を振る感情表現などをして、また、お辞儀します。
一方、最近友達になった方は、こんなふうです。
私が「もう、終わることにします」と言いますと、「わかった」と返事がありました。
それで、終わりです。
どちらも、楽しいです。
でも、私は簡単な「さようなら」を面白く思いました。
笑い出したくなりました。
別れが胃に優しい食べ物のようになり、すっきりします。
その友達に、昨日は会えませんでした。
まぁ、出会って、三日程しか経っていませんが、妙に寂しかったです。
世代も、生まれた場所も別ですが、誠実な人と話をするのは、喜びです。
綺麗な草原の中で、一人走り回って遊びました。
そこは、いつも春のような景色です。
青草を踏んで、寝転がりもします。
そうしながら、会えない予感に慣れてきました。
私は、ゲームを終えました。
アバター名で呼び合い、個人情報はお互いに話しません。
ですから、子供時代に戻った感じです。
公園で、偶然に会い、鬼ごっこや、野球をして遊んだあの頃です。
英語
Waiting for a friend
My pixelated self
Walking on green grass
中国語
等友待在此
像素的我踏青去
草色的正清新
スペイン語
Esperando al amigo
Mi yo de pixeles
Pisa la hierva




