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一路、ミローヘ

更新遅くなりました、、、


ご意見ご感想ありましたらよろしくお願いします。

整備された道を歩く2人。道の両脇は木に囲われ太陽は綺麗に光っている。


「いい天気だな」


「ウン、イイテンキ」


俺とメイカは街道を歩いている、アランに見送られ王都を出て既に3時間はたった。


「王都に着たら必ず教えてくれ、絶対だぞ!」


そう言われて送り出されたのだ。考えてみるとこちらで初めての男友達かもしれない、また近いうちに会いにこよう。


歩きながらメイカは短刀を振っている。感触をしっかり覚えさせる為に暇があったら触れと俺が言ったからだ。


成宮流の武器術はどの武器でも先ずは使う物に慣れる事から始まる、徹底的に。


”武器は手脚の延長なり”


持った武器をしっかりイメージ出来なければいけないと散々爺ちゃんに怒られたもんだ。


「エイ!ヤァ!トォ!」


メイカはかなり筋がいい、本当に戦闘向きな種族なんだと感じる。

何て感心してるとメイカは俺を見て止まる。


「エイジ!ゴブリン、イル」


「何?気配は感じないぞ」


「タブン、ムコウ。カズ、5」


指さす方を見ると林の中600m位は先に動く物体が見える、、、林に紛れてよくは見えないが。


「凄いな、メイカ」


「コノアイダ、ゴブリン、ニオイオボエタ」


メイカに言わせるとゴブリンはめちゃくちゃ臭いらしくかなりの遠くでもわかるそうだ。


「鼻がキクってこういう事ね」


これは凄いアドバンテージになる。俺も気配を探ろうとすれば最大15mはいけるがそのレベルじゃない、しかも気配と違って匂いは消せない。メイカがいれば不意打ちは絶対喰らわないですむ。


それに討伐クエストでも匂いを辿ること可能だ。


「エイジノニオイ、ダイスキ♪」


そう言って俺にくっつきフガフガ匂いを嗅ぎ始める。


「やめなさい、、、」


頭を撫でながら引き離すとすごい悲しそうな顔をするがしょうがない。そういえば朝、目が覚めた時も背中にくっついてフガフガやってたな、、、。


「この距離なら向こうは気づいてないだろう、先を急ごう」


ゴブリンはシカトして街道をひた歩く、途中川があったはずだからそこで休憩しよう。


前回の時はあんまり人にすれちがわなかったけど今回は結構すれちがう、商人や旅人、色んな人がいるもんだ。多分この間の盗賊団が居たせいで人が少なかったんだろうな。


「よし、ちょっと休憩しようか」


小川が流れる所までノンストップだったからメイカも疲れただろう。と思ったらワーイと言いながら川に走って行った。


俺は近くの石に腰掛けてメイカを見る。バシャバシャと川で遊んでる、どうやら魚を追いかけてるようだ。

こうして見ると14歳には全く見えない、、、せいぜい12歳か。


「あ」


そういえばメイカの冒険者登録忘れてた、ミロー着いたらちゃんとやらなきゃな。


ひとしきり満足したんだろう、川からメイカが戻ってくる。


「そろそろ行こうか」


「ウン」


再び2人で歩き出す。道中何事もなく平和に過ぎていく。夜営もこなしメイカが居る分楽しく旅ができた。



「ほら、見えてきたよ。あれがミローだ」


メイカに教える。


「ついたついた」


嬉しそうにジャンプして喜んでる。


メイカはこの数日間、戦いの練習と同時に言葉を教え込んだ成果が早くも出始めているのを感じる。少なくともカタコト感が無くなったようだ。


戦いのスジも物覚えもはっきり言って天才の域だと思う、優秀な従者になってくれるだろう。


少しずつ街が近くなってくる、たまたま選んだ転送場所でたまたま近くだった初めての街。たった一週間足らず離れただけなのに今帰ってきてちょっぴり嬉しい、、、帰巣本能だろうか。


「エイジ」


「どうした?」


さっきまで笑顔だったのに今は真面目な顔をしているメイカ。


「何かようすがへん」


そう言われて街の門をよく見ると確かに何時も居る門番達の姿が見えない。


「人のにおい、まんなかに集まってる」


「なんだろうな、、、とりあえず中に入ろう」


ミローに入るとどうやらギルドの前に人集りが出来ているようで前に続く道も人気もまばら、商店は開店休業状態になっている。


商店の人間も店頭でそわそわしている、ちょっと様子を聞いてみよう。


「何があったんですか?」


「ダンジョンの一つが踏破されたんだよ!」


ふむ、、、。


「それってすごいんですか?」


それを聞いた商人はびっくりした顔で俺を見る。


「あんたその見なりなら冒険者だろ?それなのに知らないのかい?」


ダンジョンの話しはトリアーデに聞いている。


ダンジョンの多くは過去の遺跡や人の居なくなった広大な洞窟にモンスターが居つくもの、滅多に無いがダンジョン自体が意思をもってるものも存在している。


中には洞窟系にはモンスターの集めた財宝類が多く遺跡系には昔の高性能武器防具が多く眠っているらしい。


ここミローは別名ダンジョン街と言われ近くに5つのダンジョンがあるって聞いた。


「いや、ダンジョンは知ってますけど、、、」


「そうじゃない!いいか、ダンジョンは簡単には踏破出来ない。それを踏破した者たちは”ウォーカー”と呼ばれ超一流の冒険者と言われるんだ。今回踏破した冒険者達は金のクラスらしいけど間違いなくランクも上がるだろうね」


当分お祭り騒ぎさと言い足して店に入っていった。


「なるほどね〜」


ダンジョンには興味があったから今度行ってみるか。


「よし、メイカ。このままギルドにいってみようか」


ニコッと笑顔になったメイカを引き連れ俺はギルドへ向かって歩き出した。




忙しさが半端ありません、、、ブラックな感じですなw

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