いざ救出!
奏太さんに教えて貰いながら道を進み2時間…
「やっとついた…この辺?」
なんかあからさまに怪しい研究所?みたいなのが建っていた。
「えっ、なにここ…」
「元々村があった地域なんだけど、侵略と同時に宇宙人によって改装されたらしい。」
奏太さんがタブレットを見ながらそう説明してくれた。
「宇宙人の見張りがうじゃうじゃいるわね…ここは慎重に…」
美奈ちゃんが言い終わる前に「よっしゃ雷斗行くぞ!」という掛け声と共にふたりが飛び出した。
「はぁ…」
美奈ちゃんが明らかに怒りのこもった溜息をついた。
「まっ、まぁまぁ美奈さん落ち着いて…」
玲奈さんが慰めてくれてる笑
「まぁ、いいわ。あいつらほっといてとりあえず作戦立てるわよ。奏太、この建物の設計図とかわかる?」
「うん分かる。」
(いやわかるんだ…)
そう思いながらタブレットを覗いてみる。
なんか専門的すぎてよくわかんないけど設計図が表示されてた。
「表の見張りは2人がだいたい倒してくれてるし、そのおかげで裏の奴らも表に回ってきてる。侵入するなら裏からだと思う。」
「そうね、じゃあ作戦決行!」
「えぇ!」
思わず声が出た。
それから私たちは車をコソッと降りて歩く。
(怖い!絶対、絶対に見つかりませんように!)
いつの間にか私たち4人は透明人間になってた。
「やっぱり翠の能力すごいわね。」
「うん。助かる。」
美奈ちゃんと奏太さんに褒められて、玲奈さんはコソッと飴ちゃんくれて、なんかちょっとほわほわしてたら表の入口に着いてた。
奏太さんがなんかいじってドアを開ける。
中に入ると静まり返っていて質素な作りになってた。
「誰もいないわね…騒ぎのお陰かしら?」
美奈ちゃんがそう呟く。確かに人(?)影がない。
「反応が近い。この辺りかも。」
奏太さんにみんなで着いていく。
「ここだ。」
ドアの隙間に超小型カメラを仕込み始めた奏太さん。
「準備いいわね…映像見せなさい。」
4人で映像が映し出されたタブレットを見ると…
「なにこれ…!」
そこには人が1人入るくらいの大きさした小型ロケットに女の子?が閉じ込められている映像が映ってた。
周囲には数匹の宇宙人がいる。
みんな銃を持ってた。
「銃弾なら玲奈の能力で防げるわね。翠、ロケットを何か別のものにする…もしくは無くすこととかできないかしら?」
「無くす…存在をってこと?ならできる…かも!」
「よし、信じるわ。じゃあ行くわよ!」
玲奈さんが全員に結界をはったのを合図に奏太さんがドアを開けた。
私たちは4人で宇宙人も銃弾も無視して全力で小型ロケットの所へ向かう。
「ロケットなんてなくなっちゃえーー!」
私がロケットに触れた瞬間キラキラと星屑みたいなのが舞ってロケットは消えた。
気絶してた女の子を美奈ちゃんがサッとキャッチする。
「奏太、この子?」
「うん。間違いない」
「じゃあ撤退よ!」
私たちはこうして出口に向かって駆け出して行くのだった。




