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終末世界、INFPで仲間探しの旅に出る  作者: 桜 歌恋


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規則

遊園地は割と有名だったし、だいたいの人は行ったことがある。


ということで遊園地の思い出話をみんなでしてたらあっという間に着いてしまった。


「うわぁ…」

そこはもう私の知ってる遊園地じゃなかった。


大体の遊具が半壊、全壊していてシンボルだった観覧車がかろうじて形を保っているお陰で何とか来たことがない人でも遊園地だったんだなとわかるレベルである。


「この辺りは最初の方から宇宙人の侵略が凄かったからな…俺がこの辺を拠点にしてたのも荒らされすぎて逆に穴場になってたからだが…」


戒さんがそういいながら歩みを進める。


そのままちょっとうろついて回った。


すると遠くからなんか声が聞こえてきた。


「ねぇ…この声って」

「あら、例の人かしら?宇宙人は言語違いすぎるし脳内に直接翻訳して言葉伝えてくるしね。」


その言葉にびっくりする。

(えっ、そうなんだ…)

宇宙人が侵略してきてからというもの、引きこもってろくに外に出てなかったため宇宙人と直で対面したことも勿論会話したこともない。


「…宇宙人と話したことあるの?」

さっきまで後ろから着いてきていた奏太さんがいつの間にか前にやってきていた。


「えぇ…配給の時に少し」

「へぇ〜、あれ僕取りに行ったことないしな」

「じゃあ何食べてたのよ」

「ん〜、あれ何食べてたっけ。なんかその辺でテキトーにお菓子とか食べてた」

「それ何年前のやつなの…?」


…奏太さんが一体どうやって生きていたのかは少し気になるが、とりあえず知らなかったのが私だけじゃなくて良かった。


「三彩ちゃん大丈夫?」

「…うん。ちょっと思い出しちゃって」

ふと後ろをみると三彩ちゃんが少し泣きそうな顔をしてて、陽葵さんと玲奈さんが2人で挟んでよしよししていた。


聞いてみると捕らえられてた時に宇宙人から色々質問されたらしい。


「怖かったし混乱してたからあんまり覚えてはないんだけど…」

三彩ちゃんの周りには青色の色水で作られたみたいな金魚が現れてくるくる泳いでいる。


「そっか…」

それは怖かっただろうな、ただでさえ捕まるだけでももう想像するだけで泣きそうなのに…


「翠、あれ見て」

美奈ちゃんに話しかけられふと少し先にある広場の方を見ると、なんか宇宙人たちが整列してた


「えっ!?」

よく見ると前の方にポニーテールのキリッとした感じの女性がいる。


「貴様ら、規則第25条は覚えているか?じゃあそこの青いヤツ」

「ハイ、アナタサマノキョカナシニウゴカナイデス。」

「うん、わかってるわね。破ったらみんなペナルティだから。」


…なにこれ!?てかあの女性何者!?

そんでもって今どさくさに紛れて初めて宇宙人の声聞いた!

割とカタコトなのね…


「よし、美奈話しかけに行ってこい」

戒さんがそう言って美奈ちゃんを見る

「えっ、なんで美奈ちゃん!?」

「こいつならできると思ったからだ。それにここら一体あの女の能力で侵食されている。逆に何もないやつの方がいいかもしれない。」

「そうなんだ…でも…」

「大丈夫よ、翠。」


美奈ちゃんが1歩前に出た。

なんか心愛ちゃんが美奈ちゃんの後ろに引っ付いて「ラッキーかけといてあげる!」とか言ってるし…


「美奈ちゃん、気をつけてね…?」

「言われなくても心配ないわ。じゃ、ちょっくら交渉してくるわね」

そう言って美奈ちゃんは歩みだした

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