第一戦
まず、アイリスが手をかざす。一瞬水晶が光ったかと思うと、武器が出てきた。これが花武器か。アイリスの花言葉は希望つまり、「うちは、矛?」「ああ、アイリスの花言葉は希望だから、希望の光で導くってことじゃない?」「そうゆうもんか。」では、次は僕。手をかざす。水晶はまた一瞬光って中から拳銃が二丁出てきた。片方を撃つと弾が出て、もう片方は僕が出てきた。「どうして?!」アイリスが叫んだ。「ホオズキは、嘘と言う意味があるんだ。これで戦えってよ。」嘘の僕は、また、拳銃を二丁持っていて、どちらも弾が出るらしい。「へえ、すっご!」アイリスが感嘆の声をもらした。面白い。僕はそうつぶやいた。
『あーみんなあ、武器持ったかな?さあお部屋の外へ出よう!』アイドルラビットの声だ。僕らは扉を開けて出た。
外はまぶしかった。「うわあ、うちすんごいとこに来ちゃった!」アイリスの声で、僕は外を見た。コロシアムだ。ここで、殺し合いが行われるのか。
『みんな出たね!第一戦はあ…ミールちゃんvs.ホズキちゃんだよ!』アイドルラビットが叫んだ。まずは一回目だ勝ってやるよ。
ホズキ、大丈夫かな。うちはでれんけど。そう思っているうちにホズキともう一人、ミールが出揃った。勝てん!そう思った。ミールは軍人さんみたいな格好してるし、ホズキは一般人や。戦力さがありすぎるんよ。『それはどうかなあ。』アイドルラビットがうちの真後ろまできとった。「わあ!」うちは叫ぶ。振り返ると、かわいいウサギのロボットがあったんや。『確かに、ミールちゃんはね、海自の人だよ。でもね、君の友達は、それよりも悍ましいくらいの殺意を放ってる…この勝負、ホズキちゃんが勝つよ。』「嘘やあ!そりゃあ勝ってほしいけど、だめや!」『まあまあ、少し見てようよ。』そう、試合は始まった。
ミールは言う。「出来れば降参しておけ。降参すりゃあ、咲くこたあない。」それに対して、「お前の言葉、そのまんま返してやるよ。」ええ、嘘やろ?「はあ?お前、私に勝てるとでも?」「逆に僕があんたに勝つ確率は100パーセント、そのすっくない脳みそで考えろよ。」ああ、あかん!ホズキがやられてしもう!『ヘエ、大したもんだねえ。』アイドルラビットがのんきに言う。「このまま、相手怒らしたら、一瞬でやられてしもう!なんでのんきにしてんねん!あんた、さっき勝つって…。」『だーかーらー見ててって言ってんの!』「見て、言われても…。」
「このガキがあ!」ミールが飛びかかった。ああ!しかしホズキは、よけ、銃を撃つ。弾は、当たらなかった。「はっばっかじゃない!そんな弾が私に当たるわけ…」ドン、ミールの胸が紅く染まる。見ると、ホズキの分身が撃っていた。でも、ミールはぐるんとのけ反って、言った。「アハハハハハ!ホオズキだから?分身つくれんの?偉いねえ。」そして、またぐるんと元に戻る。「死ねよ。」彼女は、悍ましい笑い顔でそう言った。すると、「お前、確か、カモミールだっけ。お前の花武器って、体の何処かが負傷したら、100パーセントの力を出し続ける、かな?」「せいかあい!」二人とも、狂っていた。二人とも、悍ましい笑い顔をしていた。
「えっ、ホズキはなんで分かるん?!」『そりゃあカモミールの花言葉は、逆境で生まれる力、だからだよ。』「でも、なっなんで…」『誰が胸ブチ抜かれたって言うのに、元気にのけ反るんだよ、ってはなし。』「あ…」じゃあ…私は二人を見る。
「じゃあ、きみい、お姉さんと一緒に踊っか。」「ははは、望むところだ。」二人は戦い始めた。
結果は、ホズキが勝った。ミールは、血だらけで床に倒れ、そして、か細い声で言った。「癪だけど、1番楽しかった…」それを言い終わると、息絶えた。「ああ…僕もだ…。お前の分まで生きてやるよ。」ホズキは、そう言って、コロシアムを去った。『勝者は、ホズキ!』第一戦が終わった。




