↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
11/12

11。kanaokaa

小倉京堂会本部事務所で・・


牧村「なんでウチの組の者が出んといけんのじゃ!」

小泉「・・・・・・・・・・」


小泉の兄弟分で会の幹部の牧村が大声で・・


牧村「あれをやったのは、ウチの組じゃないの知っちょろーが!」


京堂会が関与したであろう未解決の殺人事件や銃撃事件はまだ山ほどある・・


それを、この京堂会の牧村の組の者に出頭しろと・・

納得出来るわけがない。出頭すれば無期懲役は確定だ。

さらに組にも捜査が入れば、叩かれれば出るホコリは山ほどある。


小泉「そしたら俺が行こうか?ああ!」


逆ギレ・・


ああ!?じゃあ会長である俺が行けばいいんか?


警部「ええからさっさと牧村んトコの出せや!。」


証拠と証言も、もう用意出きとるんじゃ。


牧村「くっ!このくそデカが!でっちあげる気か!」


何でやってもない事に組の為にジギリかけんといけんのじゃ!

報奨金や出世も無しで!


小泉「それがヤクザだろうが・・」

牧村「お前こらぁ!」


このクソ!兄弟だと思ってたのに・・


牧村「お前がそのポジションまで行けたのは全部チンコロかぁ!?」


この警部と組んで!自分の出世に邪魔な奴を次々と!


小泉「それもあるけどな・・」

牧村「くっ!」


自分より上の人間が居なくなれば必然的に自分の地位は上がる。

そして今はこの京堂会のトップで三州会ではナンバー3だ。


牧村「・・・もうワシを破門所払いにしてくれや」


もうこんな組織にはおれんっ。仁義もクソもない組織に。


小泉「もうとっくに仁義は無いけどな」

牧村「お前を変えたのはなんじゃ!?地位か!金か!女か!」


ここまでお前を変えたのは?バックアップもあるじゃろうが!三州か!?


小泉「ふっ・・」


三州も・・・じゃ。


まぁ京堂会には貧乏ヤクザしか要らないんだよ。

従順に銭で頬叩かれてチャカ持って走るバカしか。


牧村「明日指詰めて持ってくるわ」


それまでに破門状用意しとってくれ・・

そう言って事務所を出ていく牧村


小泉「くく・・」


シナリオ通り・・牧村は必ず組織を抜ける。

そして行きつくのは赤坂だ。


小泉「本当、大刀さんはとんでもない奇策を生み出すの」


牧村を適当な理由着けて破門所払いにしろなんて・・


今ヤクザ組織はどこも台所が厳しいからのう。

とくにウチは暴対法の締め付けが厳しくて小銭でも必死で拾わんとな。

今回も大刀さんから、しっかり準備金貰ったわい。

まぁ牧村にも3000万位渡してやろう。大村の時みたいに。


それに・・


小泉「こりゃデカいタタキ(強盗)になるのう先生っ」


30億か。とんでもない額だ。よく引っ張ってこれたな竹千代のガキ。

そりゃ5~6人の不良グループには必要のない額だ。


本当、悪党よなぁあの大泉先生は。

自ら、京堂会とのよからぬ噂を流し、

東京の八木原に大村一派を潰させるように仕組んだ・・

まるで大村一派に恐喝されてるかの様に見せて泣きついた。


期待してますよ八木原君・・

私のバックは東京のヤクザ組織だけですよ・・なんて演技で


小泉「その裏でウチとズブズブで本当悪党だな」


多分竹千代の30億の場所もすでに把握してるのだろう。

後は大村一派を潰せば独り占めか・・

だがそう簡単じゃないぞ大刀さんは他にもまだ戦力送り込んでる・・

大刀さんの狙いは赤坂と八木原の共倒れ・・まるで代理戦争・・

戦わされてる本人達は気づいてないけどな。


小泉「まぁ奪えれば次の総理は大泉先生で決まりだな」


30億の裏金の使い道は次の総裁選での実弾か・・

大泉先生は先見の明があるしな・・


小泉「もうすでに三州に傾いたと読んでる・・」


日本の裏社会を制すのは三州会だと。

そして東京のヤクザ組織はただの使い捨ての駒にされる。


小泉「久しぶりに1億の銭じゃ。大泉先生様様だな」


もう先生からはこれで3回目か。くくく・・

今夜は派手に飲み明かすかのぅ。

この金は三州にと受け取ったがワシの所で全部止めても分からんじゃろ。


小泉「さぁ飲みに行くか」


何か六本木の有名キャバ穣がレンタルで来とるらしいな。

俺は男も女にもハメるのが好きだからな。


そして・・


小泉「六本木の娘おるかぁ?」

ラナ「ラナですっ初めまして」


えっ?あれ京堂会の会長じゃ!?


村雨「あれって・・京堂会の会長・・・ヤクザって・・・」

黒服「普通に出入りしますよ。小倉ですから」


いくら暴対法でどうこう言ったって、あの京堂会ですから・・


黒服「手りゅう弾投げ込まれたくないでしょ?」

村雨「いやぁ・・まぁ六本木もヤクザは出入りはしますが・・」


こんなにオープンにヤクザが来るのか?

しかも会長がボディーガード何人も引き連れて・・


そうすればまた・・・


金岡「金岡ぁ・・」

黒服「あっ!いらっしゃいませ金岡様っ」

村雨「・・・いらっしゃいませ」


またヤクザ・・・もう雰囲気で分かってしまう。

なんてガラが悪い街なんだ小倉は・・

ほれっ会長来てるぞっ挨拶しなよっ。


小泉「おっ!金岡君っ!。お前ら金岡ぁ君の席空けぇ!」

子分「どうぞコチラへ!」

子分「会長っ自分たちは入口でお待ちしておきますので!」

金岡「・・・・どうも・・」


はぁ!?

京堂会の会長が君付け?

何者だ!?とんでもない大物なのか?


黒服「飲食店のオーナーさん。広島、長州、小倉で数店舗」

村雨「へぇ・・」


いや、堅気なの!?完全にオーラがヤクザだったし。

半グレ?企業舎弟?でも会長が気を使ってるし・・

見た感じ会長よりは年上・・40‥前半かな?

学校の先輩後輩とかかな。これは大人になってもずっと変わらないし。


君づけは不良独特の文化だ。年下や部下に言う君付けとは違う物だ。

仲のいい同じ地元や派閥の先輩には、君づけ。

そこまで仲の良くない先輩には、さんづけ。


後は『にぃ~』とか。兄さんの意味で

村にぃ~(村雨)金にぃ~(金岡)。とか


ラナ「・・やば・・」


えっ?何なのこれ・・・

いきなり初日に京堂会の会長から指名入るし・・

何か別の生き物の様な人も来るし・・

歩くだけで空気を切り裂いてるような・・

ドライアイス?の様なものが通り過ぎた感じだ。


ラナ「ラナです♪初めまして。六本木からのレンタルです」

金岡「・・金岡ぁ・・・」


・・すごい・・雰囲気が個性的すぎる・・・

何か大刀さんにも八木原にも似てる感じ。

着てるカッターシャツでさえチョンと触れれば手が切れそうなくらいオーラ出てる・・

近づくなオーラ・・触れれば殺すぞ・・・そう感じてしまう。


この人の肌ってどんなのなんだろ・・冷たいの?

カッターシャツから伸びる手の素肌を目で追ってしまう私が居る・・


自分の苗字を名乗るのが口癖の金岡。

お店に入る時や、人と会った時や電話に出るとき掛けるとき。

その独特な言い回しが癖になって、

仲の良い者達は真似て金岡ぁと言ってしまう・・


だがラナは気づいてないし、思い出せてない。

大刀が金岡ぁ・・と言っていた事を。


ラナ「初日ぃ~乾杯ぃ!ちょ~ハイテンションでいくよー!」

村雨「はいっラナさんのテーブルシャンパン追加でーす!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。