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配信者の俺がゲーム内に転生したので悪女ハーレムを作ろうと思ったら甘々おねぇちゃんハーレムが出来ちゃった!  作者: 風祭 憲悟@元放送作家


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第45話 説明しよう、悪の将軍がなぜ聖女に魅了されたのか!

 そしてあれから色々あって夜、

 いや細かい国家間のことはエリオ王子とモッコス将軍に振ったから知らない、

 魔法使い連中は朝日が眩しかったハゲが、リーフ様がちょい対応してくれていた。


(俺はスティラお姉ちゃんとマリーヌちゃんに挟まれっぱなしだったよ!)


 和気藹々と夕食まで交流は続き、

 ようやく割り振られた『スティラ組の部屋』でくつろぐ俺達、

 なんていうか、もてなされる方も気を使って疲れる、何もしなくとも。


「ふう、やっと落ちつきましたね」

「ええテイクちゃん、リリアンはもう寝ちゃったわ」

「人酔いしちゃったみたい、テイクくんは平気?」「うんマリーヌちゃん、そりゃあもうシヴァール女史が居るもの!」


 となぜか女史呼びされて困った顔をしている、

 いやほんっとラフなお姿になると生意気ボディがけしからん、

 溺れて人生が破滅する快感を味わいたい所だが、がっつく男は嫌われる。


(声優さん相手に『ワンチャンありますか?!』とか言ってくるファンくらい嫌われるな)


 そこまで行くと汚物を見るような目をされる、いや経験ないけど。


「テイクちゃん、それにしてもダルアン将軍があそこまで自分から落ちるなんてテイクちゃんのおかげよ」

「えっ、事前通告があったから?」「それもあるけど、なぜダルアン将軍が聖女テラー様に一目惚れしたか、わかるかしら?」

魅了魔法チャームでは無いんですよね、あれ使えるのは今後の裏悪女だし」「テイクくん、テラー様見て、何も思わなかった?」


 マリーヌちゃんにそう言われて考える。


「うーん、お綺麗だなとは思うけど」

「私は見たとたん、別格だと感じたが」

「えっシヴァール女史、何が」「答えを言って良いのか?」


 そう言われると、

 教えて貰うのはシャクだな。


「ヒント! ヒントちょうだい!」

「そうだな、見た目が違う、とでも言おうか」

「見た目がクニヒコ?」「……化けていた、という言い方も出来るな」


 ボケをスルーしてくれた、やーさしー!

 ていうか違反ヒントスレスレだな、やさしいヒントだ。


「なるほど、化粧ね」「そうよ、コンビニの化粧品だけで、あんなに将軍を魅了できるほど綺麗に」


 俺は前世でさんざん見たからなあ、

 まあ言われてみれば確かにっていうか、

 異世界の、この世界の人からしてみたらそれこそ化けたってレベルなんだろう。


「でもスティラお姉ちゃんだって、化粧してるよね?」

「私は薄めよ、だってテイクちゃんが居るもの」「……それって喜んで良い?」

「テイクくん、私も化粧ばっちり決めた方がいい?」「マリーヌちゃんはそういうお年頃だからね、もちろん!」


 そんな会話をしている俺テイクをじーーーっと見ているシヴァール女史。


「失礼、テイク君と言ったな、年齢はいくつになる」「おいら十五歳!」

「スティラ殿の話によれば、二重人格と聞いたが」「まあ、そう説明するのが一番最適と皆さんがおっしゃられるなら」

「……幼い方の人格を出していただけるか」「おっす、おいらテイク! 元山賊だけど今は改心して悪女ハーレムを……んぐぐぐぐ」


 スティラお姉様に手で口を塞がれ、

 マリーヌちゃんに抑えつけられちゃった。


(悪女ハーレムを口に出すのは、まだ早かったか)


 シヴァールさんが引いてる引いてる。


「申し訳ありませんわシヴァールさん、これはテイクちゃんの発作みたいなもので」

「テイクくん、落ち着いた? 改めてどうぞ、言葉はよく選んでね」「……ぷはぁ、おいら、この世界、平和にする!」

「なんでも『天啓』を授ける女神が降臨すると、そちらの2人から聞いたのだが」「あのね、電波が空から降ってくるの、サ●ラビューみたいに!」


 いやこれ前世でも元ネタ知ってる人がめゃくちゃ少ないぞ。


「では降臨して貰えるだろうか」「……いやね、PSで『がん●れ森川君2号』ていうゲームのタイトルは思い出すんだけれども、

 内容がさっぱり思い出せないんですよ、それでよーく、よーーーく思い出してみて、あっそういえば、このゲームだ! って浮かんだのが、

 改めて調べてみたら結局『アスト●ノーカ」っていうゲームで、違う違うって記憶をよーーーく思い起こしたら、なぜか白い猫が出てきたんですよ」


 うわ、苦虫を噛み潰したような表情に!

 そしてスティラさんマリーヌちゃんから、

 頬を片方ずつ引っ張られる、痛い痛い痛い。


「テイクちゃん、はい、やり直し」

「ひふへひひは……失礼致しました、実は魔界からオシシ仮面みたいなのがやってきて、この砂漠の国と手を組んで世界を征服しようと企んでいたのです」

「魔界からということは魔物か」「はい、元々はタラマスカス国の隣、『砂の魔道士』の皆さんの実家というか故郷たる『闇の森』に魔界からコンタクトがあって……」


 とまあ改めて本来のストーリーを説明、

 ここ砂漠の国が魔物&魔道士軍団から『言う事きかないとオアシス枯らしちゃうよ?』とか脅してくるイベントも含めね、

 あっ、悪の将軍になる予定だったダルアン将軍にシヴァールさんが惚れて、とは言えないので『行動に心酔して』って言い替えました、物は言い様。


「わかった、それを、我が国が悪の道に染まるのを阻止してくれたのだな」

「まだ油断は出来ないんですよ、オシシ仮面(仮)が連絡してくるのが遅れているのかもう来ないのか、

 そのあたりわからないのですが、今は人畜無害でハンド扇風機で涼んでいる魔法使いの皆さんが」「わかった、協力しよう」


 とりあえず味方にはなってくれた、

 さあ、後はその『砂の魔道士』が飼っている、

 第四の悪女、彼女をいかに手に入れるかだが……さて、どうしよう。

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