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紳士クンの、割と不本意な日々Ⅳ  作者: 椎家 友妻
第五話 紳士クンと、撫子の恋
134/147

21 お返事の内容

  顔も名前も知らないあなたへ


初めまして

あなたからのお手紙、拝見しました

正直、あなたから突然あのような内容のお手紙をもらって、

私はとてもビックリすると同時に、

凄く恥ずかしい気持ちになりました

だって私は、あなたが思うような大輪の花ではないし、

まばゆい光でもないんですもの

それに美しくはないし、清らかでもありません

私の事をそのように思うだなんて、

あなたは相当に重い、恋の病にかかってしまったのですね

ですので、その病が少しでも軽くなるように、

私の本当の部分を、少しずつ、知っていただきたいと思って、

このお返事の手紙を、したためました

まずは、私という人間が、

あなたが思うほど、特別ではないという事を、

わかっていただけたら幸いです

その事を本当の意味で分かった時、

あなたは私という人間に、幻滅してしまうかもしれません

ですが、そんな私でも構わないというのでしたら、

まずは、お手紙のやりとりから、

少しずつ、お近づきになれたらと思います

お返事は、同じ木の下に忍ばせてくだされば、

また、取りに来ます


あなたが思うほどに特別ではない、

ごく平凡な女子より 



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