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最弱ダンジョンを継承したので過剰防衛クラフト始めます  作者: 障子


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第12話:ダンジョンコアの尊厳崩壊!?・コア対過剰防衛特効トラップ

「ふふ〜ん♪ エレノアちゃんったら、たくみちゃんの罠にすっかりメロメロになっちゃって、可愛いわねぇ〜♡」


プライベートエリアのソファーで、コアはゆったりと足を組み、優雅に紅茶を嗜んでいた。


その横には、未だに昨日の羞恥と快楽の余韻で顔を真っ赤にし、体育座りで小さくなっているエレノアの姿がある。


「うぅ……笑わないでくださいコア様……! 主の過剰防衛トラップは、我々生命体の本能や精神の隙をダイレクトに突いてくる悪魔の業なのです……! コア様とて、実際に足を踏み入れれば無事では済みません!」


「もう、エレノアちゃんは心配性なんだから♪」

コアは豊満な胸を揺らしながら、クスクスと妖艶に笑った。


「私はこのダンジョンそのもの……【ダンジョンコア】よ? ダンジョン内で起きる魔力の流れも、仕掛けの構造も、私にとっては自分の手足と同じ。どんな罠が仕掛けられていようと、魔力波動を見れば一目瞭然なの。私に効く罠なんて、この世に存在するはずがないじゃない〜♡」


コアは自信たっぷりに胸を張り、ドヤ顔でタクミを見つめた。

ダンジョン管理者としての絶対的なプライドが、彼女にはあったのだ。


それを見たタクミは、顎に手を当ててフッと口元を緩めた。


「なるほどねぇ。確かにコアはダンジョンコアだし、普通の罠なら構造が見えちゃうか。……じゃあ、『ダンジョンコアや魔王級の概念生命体』が侵入してきた場合の特効トラップを作ったから、試してみるか?」


「あら、私専用の特効トラップ? ふふ、いいわよ〜! たくみちゃんに、私のお姉さんらしく頼もしいところ、たっぷり見せてあげるわ♪」


余裕綽々の笑みを浮かべ、コアは弾むような足取りで実験用エリアへと向かった。


後ろで見守るエレノアは、「コア様……ご武運を……(あのお方は容赦がありませんよ……)」と祈るように手を合わせていた。


◇


『作動開始:【案④&⑤改・ダンジョンコア特効:全自動人間洗濯&時間歪曲甘やかされ精神隔離トラップ】』


コアが実験エリアに足を踏み入れた瞬間、無機質なアナウンスが響いた。


「ふふ、なにかしら? まずは魔力の流れを読み取って——って、あら……? 魔力回路が見えない……!?」


コアが驚いた時には、すでに遅かった。

タクミの『神級クラフト』によって作られた罠は、既存のダンジョン魔力回路ではなく、タクミ独自の【異界物理&概念力学】で動いていたのだ。


パァァァァンッ!!


突如、空間が歪み、コアを取り囲む一帯の『時間体感速度』が1万倍に引き上げられた!

外界ではほんの1秒。だが、コアの体感時間では無限とも思える精神隔離空間へと突入したのだ。


「なっ、時間が……!? 身体が動か——」


シューーーッ!!


動揺するコアの全身に、天井から黄金色に輝く『神級極上魔力バブル』が大量に噴射された!


「んあぁぁぁぁっッ!? な、なにこれぇぇぇッ!!??」


そのバブルは、ただの泡ではなかった。

ダンジョンコアの「核(コア)」に直接共鳴し、蓄積された疲労やストレスを一瞬で分解する『超・魔力マッサージ泡』だったのだ!


泡がシュワシュワ……核をダイレクトにもみもみ……


「ふあぁぁぁぁんっ……ッ♡ や、やだ……核が……私の大事なコアが直接揉みほぐされてるぅぅぅッ!!」


普段、ダンジョンの管理で神経をすり減らしていたコアの「核」に、至高の気持ちよさがダイレクトに注入される!

あまりの快感に、コアはトロンとした蕩け顔になり、白銀の髪を振り乱しながらその場にヘナヘナと崩れ落ちた。


「あはぁっ……ん……♡ トロトロになっちゃう……私の頭と核が……全部溶けてクリーミーになっちゃうよぉぉ……ッ♡」


だが、過剰防衛トラップの猛攻は止まらない!


ガコンガコンッ! ぐるぐるぐる〜〜〜ッ!!


「キャアァァァッ!?」


無重力状態になった空間で、全自動の『超音波バブル洗浄&ジェット温水』がコアを包み込む!

着ていた妖艶なドレスが全自動で綺麗に脱がされ、泡でピカピカに洗われた後、超高速の温風乾燥!


そして仕上げに、タクミが用意した『ぴっちぴちの極小サイズ・ダンジョン作業員つなぎ(超ストレッチ素材)』が自動で着せられた!


あまりのピチピチさに、コアの誇る爆乳と桃尻のラインが嫌というほど強調され、布地がはち切れんばかりに張り詰めている。


「ふ、服が……ッ! なんでこんなエッチな作業服に着替えさせられてるのよぉぉ……ッ!?」


涙目で喘ぐコア。しかし、トドメの『時間歪曲・概念干渉』が発動した。


空間の壁一面に、『たくみちゃんの等身大抱き枕(温もり&タクミの匂い機能付き)』と、『膝枕&耳かき全自動アーム』がせり出してきたのだ!


さらに空からは、甘い焼き立てのタルトの香りが漂い、『労働契約書(三食たくみちゃんの膝枕&なでなで付き)』が舞い降りてくる。


「さあコア、たくみちゃんに一生甘やかされる代わりに、ダンジョン作業員として永久契約を結ぶのだ……」というタクミの魅惑のボイス(録音)が、大音量で脳内に響き渡る。


「たくみちゃんの匂い……っ! 膝枕……耳かき……おやつ……ッ♡」


体感時間で丸一日、極上の魔力バブルで核を揉まれ、たくみちゃんの匂いと甘やかしの誘惑に晒され続けたコアの理性を、完全に粉砕するには十分すぎた。


「書くわ!! サインする!! サインするからたくみちゃん私を抱きしめてぇぇぇぇッ(泣)!!」


コアはなりふり構わず契約書に飛びつき、涙と鼻水を垂らしながら、プルプル震える手で『コア♡(たくみちゃんの専属ペット)』とサイン殴り書きしたのだった。


◇


パシューン……


現実時間でわずか『2秒』。


トラップエリアの扉が開き、中から出てきたのは——


ぴちぴちの作業服から溢れんばかりの胸を強調し、髪をボサボサにしたまま、たくみちゃんの脚にしがみついて号泣するダンジョンコアの姿だった。


「うあぁぁぁぁんッ! たくみちゃんぁぁぁッ! もういじめないでぇぇぇッ! 私、たくみちゃんの言うことなんでも聞くからぁぁぁッ! 一生たくみちゃんの赤ちゃんになるからぁぁぁッ!!」


「お、おいおいコア、落ち着けって……」


足元でデロデロに蕩け、完全にメロポンコツ化したコアを前に、タクミは苦笑いしながら頭を撫でてやった。


するとコアは「んふぁぁ……♡」とトロけた顔でタクミの太ももに頬をすりすりし、完全に尊厳を失った姿でゴロゴロと甘え始めた。


その惨状を見つめていたエレノアが、静かに歩み寄ると、コアの肩を優しく抱きしめた。


「……コア様。お気持ち、痛いほどよく分かりますぞ。主の罠の前では、誇りも尊厳も……すべて心地よく溶けてしまうのです……」


「エレノアちゃんぁぁぁ……! たくみちゃんの罠、恐ろしすぎるよぉぉぉ……ッ!」


二人のヒロインが抱き合って涙を流す光景を見ながら、タクミは手帳を開き、満足げにペンを走らせた。


「ふむ……【ダンジョンコア特効罠】:対象の核(メンタル)を直接甘やかすことで、完全に精神を屈服・無力化可能。これで魔王や神様が攻めてきてもイチコロだな!」


こうして、最弱ダンジョンの過剰防衛トラップは、敵を物理的に殺すのではなく『あまりの心地よさと甘やかしで完全にポンコツ化させる』という、さらなる恐怖(?)の領域へと進化を遂げたのであった。

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