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ある日突然。コロナはやって来た。  作者: 雷鳥文庫


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6/9

とにかく安静に。お見舞いありがとう。

 あー、鼻が詰まってつらい。鼻水出てつらい。

小鼻が赤くなってきました。


熱は8度5分がピークでそれから下がって行きました。

と思ったら?また上がったり。7度台ですけどね。


そうそう。熱があがりきるまでは辛かったんです。

とにかく、寒くて。悪寒がして。手とか冷えて。

布団を被っているのにガタガタ震えました。心臓が揺さぶられるような震え。

このまま、心臓が止まるんじゃなかろうか。


そんなふうに思ったりしました。

熱が上がりきって、今度は汗をかく様になり、そして熱に慣れていく。


「もう熱ないよね?なんか爽快?」

と思っても測るとちゃんとある。7度8分とかね。


とりあえず寝なくては。


夏なのに冷房をつけると寒い。だけどつけないと熱中症になる。

なるべく水分を取らなきゃ。でも立ち上がりたくない。

喉は違和感が。バリバリと乾いて貼り付くような感じがします。


あー、やっぱり水を飲まなきゃ。


少し、具合が良くなってから…。


はっ、と気がつきました。

いかん。水分をとらなきゃ悪化する。

ただ寝ていてだるさが良くなるわけはない。



何年か前、外で熱中症になりかけたときを思い出しました。


かっ。と照りつける日差し。

曇っていたし、四月の末だし日傘をうっかり持って来てませんでした。もちろん、帽子も。 

目の前が緑色に見える。うん、暗い時から明るい時に出た時みたい。


暑い。座りたい。少し休めば…。


そのまま座り込んでいたら搬送されていたでしょう。

もしかして私、熱中症になりかかっている?

木陰のベンチに座るより自販機だよ!ポ○リだアクエリ○スだっ!


買って飲み干します。

ふう。

たちまちみなぎる活気。


いかん。もう帰らなくては。駅から贅沢だがタクシーを使おう。

ああ、車内はオアシス。エアコンが効いていて素敵。


自宅に帰って水をさらに飲み、エアコンで身体を冷やしました。



 その時の事を思い出しました。

立ち上がって水分をとります。

胃に染みます。くっ。


ああ。少しずつでも飲まなくては。

飲んだら、呼び水となってもっと飲めるようになりました。


熱い寒いだるい。頭痛い。2日間はそんな感じでした。

熱が下がってからは身体が重く。疲れやすく。


少しずつ家事をします。


ご飯は…味噌汁は作れる、飲める。

冷凍ピザの生地はある。解凍してトマトとハムとピーマンとチーズ(冷凍していた)を乗せるか。

味は分かります。鼻は効かないけどね。

あとはヨーグルトにハチミツ入れたり…豆腐があったから炒りどうふというか、辛く無い麻婆豆腐みたいなのを作ったり。

もちろんカップスープで済ました時もあり。


洗濯物は乾燥機にかけます。除菌になるよね。

タオルくらいは外に干すか…。


そんなことをしていたら、また足の指をぶつけました。


痛い…。


二月に右足の薬指の骨にヒビが入ったけど、今度は左足の薬指かっ。


自分の粗忽さに涙が出ます。コロナで弱っているとはいえ。



病院から出ていたロキソニンのおかげなのか。

前回と違って何もしなくてもズキズキってことはないし、変色も一部分です。


ヒビは入っていないみたいだね?

(自分の体験上)


それにコロナ罹患中だもの。

整形外科には行けなくってよ!

…はははははははは(泣)


 コロナだと娘達にLINEしたら、先日結婚した下の娘がスイカと乳酸飲料を持って来てくれて(車があるから。)インターホンを押し、玄関の外のドアにかけてくれました。


トントン。

来たよ。のノックの音。


トントン。


私も返します。


エレベーターに乗り込む音を聞き、ドアを開けて受け取ります。

車に乗り込む娘をそっと上から見送ります。


ありがとう。いただきます。


挿絵(By みてみん)

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