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ある日突然。コロナはやって来た。  作者: 雷鳥文庫


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判明しました。えっ、インフルエンザでなくてそっち?

「結果が出ました。」

待つこと15分。あるいは20分。

ぼーっと待っていた私のところに、先生がスティック状のものを持って来られました。


「これね、インフルエンザとコロナ、両方いっぺんに調べられるの。」


「はい。」


一粒で二度美味しいみたいな…。

今はそんな便利なモノがあるのですね。


「ここを見て。」

「線が出てますね…」

「コロナの反応が出ました。今珍しいです。二度見しましたよ。」

後ろで看護師さんもウンウン。と頷いています。

何故、みなさん少しテンションが高いのか。


「コロナの薬はありますが、ものすごく高価で万単位なんです。そこまで重篤では無さそうなんで、対処療法ですね。」

「そうですか。」


「まず解熱剤を出します。これで関節痛も治まると思います。それから鼻水を抑える薬。アレルギーの鼻水っぽいですね…アレルギー性鼻炎の薬を出します。」


「え、はい。」


「あの、先生。来週血液検査なんですが、今日採血とかは??」

「ごめんね、ウチのスタッフを感染の危機に晒したくないの。」


はは。そうですか。コロナは感染力強いですからね、

何となく病原菌の集合体になってへこむ気持ちの私。


「あー、そうか。薬の残量ですね?」

「そうなんです。」

「うーん、今日は木曜日よね。来週の木曜に来て。昨日が発症ならそれだけ経ったらいいよ。」


「わかりました。」


薬を下の薬局で受け取り、帰宅しました。


夫は自分の体調不良で今週は休みです。その次の週はテレワークにするそうですよ。

その方が良いですね。

私と夫はかかりつけ医が違います。そこでもし、検査を勧められていたら、検査をしていたらコロナだと言われていたかも知れません。


限りなくグレーです。(コロナの)


幸か不幸か、38℃代でおさまっていたから検査をしなかったのだと思います。


私は土曜日に自治会の集まりがあるから、調べた訳ですね。


熱っぽい身体を動かし、のろのろと連絡LINEを開きます。

「コロナにかかりました。集会にいけません。ごめんなさい。」

「大丈夫。」

「気にしないで。」

「ゆっくり休んでね。」


はい。休みます。感染を広げ無いためにも。

(頼むから来ないでね。の気持ちが見え隠れするのは私の心が疲れて汚れているからでしょう。)


幸いなことに冷凍庫も冷蔵庫もそれなりに入っています。


それに食欲がありません。水分を摂って寝ることにします。


ああ、それにしても頭痛がつらい。

咳をすると背中も痛い。


背中に湿布を夫に貼ってもらいました。


……ふふふ、全然ニオイがしませんよ。



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