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神々との契約者  作者: 黄昏の月人
第1章生誕の守護者
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第4節昼下がりの会話

少女と少年は、こうして出会った。

「で、結局進展無しじゃない」

時間は昼休み、場所は食堂。

たくさんの生徒がごはんを食べてにぎやかにしているんだけど、私は暗く落ち込んでいた。

「だって、休み時間になったらみんなに囲まれているかどこかに行っちゃうかのどっちかなんだもん。

 あれじゃ神宮君に話しかけられないよ!」

「ま、あれじゃ人気が出るのも仕方ないわよね。

 顔が良い上に頭脳明晰、運動神経抜群。

 おまけに性格は温厚だときたもんだ。あれで人気が出ないわけないわよねぇ」

そう、私が思っていた以上に神宮君はすごい人だった。

授業じゃ難関問題をさらりと解いちゃうし、体育のサッカーじゃ大活躍してる。

”天は二物を与えず”ってことわざがあるけど、あれって嘘だよね、たぶん。

「はぁ~、どうしたら良いのかな?」

「知らないわよ、そんなの」

二人同時にため息をつく。

本当にどうしよう?

「えっと・・・ちょっといいかな?」

「うん?」

声をかけられて何気なく振り返った私は驚いた。

だって神宮君が目の前にいるんだもん。

「ここ空いてるなら、座ってもいいかな?」

「え!?えっと、その・・・」

「もしかして迷惑だったかな?ごめんね」

「この子はいつもこんな感じだから気にしなくていいわよ。どうぞ座って」

「ありがとう」

朝美のフォローのおかげで神宮君は私の向かいの席に座った。

でも『いつもこんな感じ』って、それじゃ私がいつもおろおろしてるみたいじゃん!!

「白花さん・・・で、良いのかな?」

「え!?あ、うん。私は白花 雪。よろしくね、神宮君」

「よろしく。君は?」

「私は貝島 朝美。一応雪の親友だから」

緊張してるけど、せっかく神宮君が話しかけてくれたんだから、頑張らなきゃ!

「ねぇ、神宮君?」

「なに?」

「えっと、どうしてこの席にしたの?」

「そんなに深い意味はなかったんだけど、

 ほかの席が空いてなくて困ってたところに白花さん達が見えたから声をかけたんだよ。

 ちょうど白花さんと話したいこともあったしね」

「私と話したいこと?」

「間違ってたら悪いんだけど、昨日十字路で誰かとぶつかりそうにならなかった?」

「あ、やっぱりあれ神宮君だったんだ。私もそうなんじゃないかなって思ってたの」

「昨日はごめんね。僕も急いでいたせいで前を見ていなかったんだ」

「それを言うなら私もだよ」

「それにしても、よく雪だと分かったわね」

「すれ違いざまにきれいな黒い長髪が見えたからね。もしかしたらと思ったんだ」

「この髪、きれいかな?」

「僕はそう思うよ」

「本当!?ありがとう!」

私が嬉しくてにこにこしていると、今度は神宮君が聞いてくる。

「白花さんと貝島さんって、結構付き合い長いの?」

「そうね。中学に入ってすぐだから、結構長いわね」

「私が道に迷って遅刻しそうになってた所を朝美が助けてくれて、それからだよね」

「そうなんだ」

それからしばらくの間だったけど、私は確かに神宮君となかよく話をすることができた。


投稿が遅くなりました。

すいません。

つたない作品ですが、これからもよろしくお願いいたします

それでは次回を乞うご期待。

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