一章 《蟲達の祭典》 キャラ紹介等
[クライナ・アナベル]
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【恩寵】 クライナ・アナベル
【称号】 無謀なる者 無知なる者
【技能】
【加護】 資質:C
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――恩寵は基本的に、迷宮突入時の物、クライナ以外の恩寵は非確定。
ある日、前世の記憶を思い出し、迷宮に惹かれてしまった15歳の普通の女の子。
空っぽな人生を過ごし、能力や感性、精神などは少しだけ優れた、人並相当で、恐怖を感じたり、割と怖気づいたりしてしまう。
けれど前世の記憶と、それによって生じた歪んだ執着心がそれを補い、彼女を前へと進ませる。
――彼女の始まりは、途轍もなく都合の良い物で、彼女にとっては紛れもない幸運であっただろう。
けれどそれは不幸であり、彼女の記憶の目覚めは、彼女以外の総てから見たら、呪いでしかなく、彼女が惹かれ、進む先にあるのは、迷宮と云う、果ての知れない過酷な道だ。
[ロランダ・アナベル]
クライナの母。
クライナに歪んだ愛情を向け、何故か特別と云う事に執着している。
[フローラ・アナベル]
クライナの2歳、下の妹。
体が弱い故に学校を休みがち、けれど明らかにズル休みが多く、記憶が戻る前のクライナの嫉妬を買っていた為、姉妹仲は余り良い物では無い。
[カリーナ・ルンギ]
大人しげというよりは、上品な水色の髪をした少女、記憶が戻る前からのクライナの友達だった。
[アリア・リーベ]
桃色に近いショートな髪型をした、気の強そうな蒼い瞳の少女。
記憶の戻る前のクライナが嫌っていた少女で、自身の目の前でフィネに追い詰められ、クライナに今までの己を自覚させる。
[フィネ・レマード]
ポニーテールに結んだ、赤い髪の勝ち気な少女。
クラスの中心的人物で、アリアに嫌がらせをしていた主犯、その行動はまるでクライナを思っている様な、利用するような物だった。
[パトリク・ミューズベリ]
40歳過ぎの中年のクルア学院の先生。
冒険者学校の卒業者であり、元々クライナは彼に話を聞こうとしていた。
[トマス・エルガー]
20代後半ぐらいの見た目をした、色白で細身の灰色の髪をし、眼鏡を掛けた怪しげな教師。
パトリクの代わりに、クライナの相談に乗り、口を滑らせ、クライナを焚き付けた元凶。
何もなく、何も知らないクライナを試し、即座に迷宮への手配をし、神器を渡した謎多き人物。
――彼は、彼女に何を見たのか、特異性、それとも遠い友人の面影か、或いはその腹立たしい笑顔に惹かれてしまったのかもしれない。
[アベル・ワグナー]
容姿不明。
唯一、聖騎士帰還を成功させた英雄で、空っぽなクライナですら知っていた。
[カイル・ペンドラゴ]
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【恩寵】 カイル・ペンドラゴ
【称号】 無知なる者
【技能】 剣術:B+ 盾術:B 体術:C- 指揮:C-
【加護】 資質:A 指揮資質:B+ 不屈:C 天賦の才
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燃えるような赤い髪をした、明るい、誰でも惹き付ける様な、爽やかな笑顔を浮かべる少年で、聖騎士達のリーダー。
初対面のクライナに怪しい感情を向け、最初に神器に気付く、アベル・ワグナーのファンで、大の英雄好き。
[ルイン・オレルアン]
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【恩寵】 ルイン・オレルアン
【称号】 無知なる者
【技能】 槍術:B 体術:C+ 回避:C+
【加護】 資質:B+ 底力:B- 不屈:C-
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荒々しい緑髪に、不良の様な雰囲気を纏った少年、しかし刺々しい目付き以外は中性的な見た目をしている。
最初は物々しい雰囲気で、クライナを馬鹿にする様な言葉を吐き、警戒されていたが、聖騎士達の4人の中では一番常識人かつ、苦労人な雰囲気で、クライナに親近感を抱かれる。
[ルミナ・ウォッチ]
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【恩寵】 ルミナ・ウォッチ
【称号】 無知なる者
【技能】 剣術:B+ 短剣術:B 体術:B
【加護】 資質:B+ 筋力強化:C+
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凛々しい雰囲気を纏い、聖騎士に誇りを抱く、切れ長の瞳と美しい紫髪を持つ少女。
聖騎士達の中で、最初にクライナへと話しかけ、寛容な精神を見せるも、その後に色々と化けの皮が剥がれたり、脳筋な所を見せたり、問題を起こしたりしてしまう。
[クリル・フィノン]
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【恩寵】 クリル・フィノン
【称号】 無知なる者
【技能】 魔術:B+ 詠唱:B 杖術:C-
【加護】 資質:B 魔法補助:C- 危険察知:C-
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柔らかそうな藍色の髪をした、クライナより小柄な、可愛らしい少女。
吃りがちで、常にビクビクしていたが、クライナによって、それは改善される。
[迷宮前の門番]
聖騎士より、遥かに騎士らしく、不遜な態度を醸し出す門番。
――門番とは愚かな、彼の後ろにあるのは迷宮だけで、一体何処に護る物があると云うのだろうか?
[ガレム・ローレンツ]
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【恩寵】 ガレム・ローレンツ
【称号】 偽装者
【技能】 偽装:A 剣術:A- 体術:A-
【加護】 見切り:A 筋力強化:B+ 資質:B-
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狼の様な雰囲気を纏う、立派な装備をした踏破者達の頼れるリーダー。
そのカリスマ性、指揮によって踏破者を導き、迷宮の奥へと見事に到達するが……
――その資格に値するには、彼は強すぎてしまった、故に全てを捨て、全てを偽り続け、やがてその迷宮へと辿り着く、すべては神器の為に。
[べオルグ・バルト]
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【恩寵】 べオルグ・バルト
【称号】
【技能】 槌術:C 体術:C
【加護】 筋力強化:C+
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厳つく、山賊の様な見た目をし、大柄なその体に見合った、鈍器の様な物を武器にしている禿頭の踏破者。
短気かつ、粗暴な踏破者で、聖騎士を侮辱し、ルミナと一触即発の所まで持っていってしまった。
【蟲の迷宮】
広く、暗く、先が見渡せない程度のぼんやりとした闇が広がっており、その闇には悍ましい魔物達が潜んでいる。
転移門を超えると、ガラリと光景が変わり、肉の様な水晶の壁が、てらてらと鼓動する様に光を放ち、悪趣味な迷宮へと姿を変える。
本来は下級迷宮だが、年に一度、聖騎士達と踏破者達を送り込んでいたので、生物でもある蟲達は、知恵を学び、糸の罠に、転移先での待ち伏せなど、醜悪な待ち伏せで踏破難度が上がっていてしまった。
【蜘蛛の魔物】
ビッシリと毛の生えた8つの脚に、8つの無機質な瞳を持つ魔物。
その大きさはばらばらで、犬程の大きさの者から、人程の大きさの者が無数に存在する。
【蟻の魔物】
顎の発達した、人の頭蓋程の大きさを誇る魔物。
地面を這いずり回り、人や、魔物の死骸すらも、平等にその大きな顎で噛み砕いてしまう。
もし正気であるならば、その無数の魔物達の隙間に、脚を踏み入れようなどとは思うまい。
【蜂の魔物】
羽が生えた、人の小指程の魔物が、集まり、塊になった物。
一度群がられると、ただその痛みに苦しむしか無く、早く、早く、と悲惨な死を請うしか、救われる道は無いだろう。
【蝸牛の魔物】
ドロドロとした大きな体と、大きな目玉を持った魔物。
その質量で人へと降りかかり、弱らせ、まるで人の中へと急ぐように、その柔らかい体で、踏破者の顔を覆い尽くすだろう。
【蟷螂の魔物】
大の大男程の体躯を誇り、それに見合うほどの大きな鎌の様な腕を持つ魔物。
ただ人を殺す、その死神の様な魔物は単純で、だからこそ、恐ろしい。
【迷宮の主】
迷宮の最奥に佇む、蟷螂の魔物を一回り小さくした様な魔物。
けれど、その体は芸術品の様に美しく、その瞳は紅く、宝石の様に煌き、その七色の羽は、天の如き威圧感を放つ。
――その蟷螂は遥か昔に誓ったのだ、同胞すら居ないこの地で繁栄してみせると。
――注意、ここからは後書きとなっております、苦手な方は飛ばしてください。
これにて無事、一章完結でございます。
皆様のブクマ、それ所か評価を頂き、それが応援になり、お陰で折れずに、凄く励みになりました、本当にありがとうございます。
これだけの読者様が待っておられると実感したので、急いで二章の構成を見直し、練り直した為、一章最後の投稿が想定より遅くなって申し訳ないです、二章もどんどん投稿を頑張ります。
このひたすらダンジョンにおける、一章のコンセプトは、狭い世界です。
記憶が目覚めたと云うのに主人公の縛られた立場、学院、情報の明かされないままの、これまた縛られたままの迷宮攻略。
そんなクライナのもどかしさ、身動きのとりにくさを感じてもらえたのなら幸いで、これからの物語を引き立てる要素になると思います。
そしてこれから始まる新章である、第二章はその対比の様に、一章を吹き飛ばす様な、広い、広い、幻想的な世界、そしてその地に渦巻く迷宮、それがコンセプトとなっております。
踏破者、クライナ・アナベルの物語がいよいよ始まります、ぜひお楽しみください。




