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痴漢と痴女と妄想家 沢尻瑠璃香の果てしなき妄想。嘆きの哀歌 LOVE SONG / And I …♪ 冤罪  作者: 桂虫夜穴


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7/11

7.こ、ここは?ラブホじゃないか!でも、全室カラオケ付きです!

「ハメる!♪ハメるーっ♪

俺ぇたぁちぃー♪

流れる汁も、その股にぃ♪…」


なっ、なんだ、この替え歌は、エロいを通り越して

下品な事、この上ない。

爆風スランプに申し訳ないと思わんのか!

こっちは、爆睡していたが…

しかし、昭和ロックを歌いこなすとは

やはりこの()…ただモンじゃないな!


だが、カラオケは歌わない!

…って、言ってたはずだぞ!

熱唱しとるじゃないか!

おかげで目が覚めた。


目が覚めたが、この状況は、なんだ?

何なんだっ!

何で、この()は私の腰の上で歌ってる?

しかも、シャウトしながら腰を捻ったり

ねじったり…

いや、そんな事は問題じゃない!

何で、服を着とらん!

ブラも付けとらんし、パンツも履いとらんのだ!

素っ裸じゃないか!

しかも、大股開いて、陰毛も、割れ目も丸見えだ。

しかし、それさへも、この際、大した問題じゃない!


入れとるじゃないかーっ!

ハメとるよぉー!

挿入しとるよぉーーっ!

歌の通りやないかーっ!


だから、あんな替え歌か!

思わず出たんだ。あのフレーズがっ!


ああ〜っ!しかし、気持ちイイ〜〜…

止めろとは言えん!

この状況で…気持ち良過ぎだろ!


ああ…胸が、あんなに揺れて

こんなに大きかったんだ。

制服を着てたら中身はわからないな!

脱いだら凄いタイプだったんだ!

痛くないのか?

ちぎれそうなくらい揺れてるよ!


ああ、見てるだけで、目が回る。

オッパイメリーゴーランドだ。

いや、メリーゴーランドで

目を回すやつは、おらんか!

オッパイジェットコースターかな!

ちょっと、違う気もするが…


そんな事は、どうでもいいんだよ!


ああ…ヤバい、イキそうだ…出そうだ…

このままじゃ、もう、持たない。


「ごっ、ごめん!

でっ、出そうなんだ。」


「えっ?

イキそうなの?

いいよ!

出して!

このまま、中に出して!」


「いやーーっ!

ダメダメ!

それは、ないよ!

絶対、それは、ダメだ!」


「大丈夫!

明日は、生理日だから…

私、ちゃんと記録してるし、周期も正確なんだ!

ねっ!だ、か、らぁ…

いいよ!

思いっ切りだして…

ぜーんぶ頂戴!

お兄さんの熱くて濃い…せ、い、し!」


「うわーーーーっ!」


そんな、人の、忍耐を無にするような

甘い誘惑の言葉を吐き出すなよぉ…

そんな事、言うからぁ…

あ〜ぁ…

出ちまったよぉーーっ!


でも、出せって言われて、出すヤツがいるかよぉ!

ここは、我慢のしどころだったんだ。

素直にイッて、どうすんだ。

出してどーすんだよ!


あーあ、いよいよ取り返しが、つかなくなった!


もう、俺は、この()に、がんじがらめだ。





1時間前…


「アンタさあ…

さっき、ウチに帰るっていったよね!

もう、学校は、休む!

…って、そう言ったよね!

それなのに…何で、付いてきてんの?」


「ああ…ウチ、こっちの方向だから…」


「本当!

ウチ、どこよ!」


「それは、言えないですよ!

名前も言ってないのに

住所なんか言えないでしょ!」


「そうきたか!

とにかく、カラオケは無し!

だからね!

ちゃんと、帰りなよ!

ちゃんと!だよ!」


「わかってますよ!

たまたま、ウチの方角というだけですから!」


「それにしちゃあ…

今、角を4回右折して、同じところに戻ってきたのに

そんな無駄な事まで、付き合ってくれたのかい?」


「ええっ⁉︎ウソっ!

グルって回ってた?

私、方向オンチだから、全然わかんなかったよ!

クソーっ!(はか)ったな!」


「侍か!アンタは⁉︎

もう、どう言うつもりだよ!

付いてきてんじゃん! 

ちゃんと、付いてきてるじゃん!

私、ちゃんと帰れ!って、言ったよねぇ!

念押ししたよね!

アンタ、わかってます!って…言ったよ!

全然じゃん!

初めから企んでるじゃん!


帰る!って言って、油断させて

ここまで、着いて来たんだね!

それこそ、油断も隙もないヤツだな!

あっ、言ってる間にカラオケ着いたよぉ…

ヤダ、もう…」


「まあまあ、そう言わずに…」


「あっ、コラッ!

何で、アンタが受付してんのよ!」


「エヘヘッ!」


「エヘヘッ…じゃねーよ!」




「えっ!ウソッ!マジですか?」


「どうした?」


「今日は週末と言う事もあって、満室らしいです!

しかも、開店して間も無くですから

どの部屋も入ったばかりで、1時間以上は

待たないとダメみたいです。」


「延長されたら、さらに待ち時間はのびるのか…

最悪だぁ…マジか…どうしよう…」


「じゃあ、やっぱり帰るしか、なさそうだね…

今日のところは、これで、お開きだな。」


「ええ…そんなぁ。

でも、お兄さんの、おウチに付いて行ったら

ダメ…なんでしょ!」


「それは、さすがにまだ、なぁ…」


「どうするんですか?」


「アンタ!

この窮地を楽しんでる⁉︎

何、お目目をキラキラさせてんだよ!」


「エヘヘッ!

あなたが、この状況をどう切り抜けるのか…

お手並み拝見です!」


「クッソーッ!

こうなりゃ奥の手だ!

お兄さん!私に付いて来て!」


「あっ!手、繋いだ!」


「手ぐらい、繋ぐでしょ!

好きなんだから…」


「いや、好きだったら、逆に、恥ずかしくて

自分から、繋ぐなんてできないですよ!」


「私を図太い女みたいに言わないでよ!

必死なんだよ、コレでも!

これを逃したら、お兄さん、帰っちゃうんだよ!

どうにかせんと、いかんのだよ!」


「切実なんだ。」


「切迫してんだよ!

切迫障害だよ!

もう、そんな事はいいの!

とにかく、さあ、行きましょ!

お兄さん!」


「私はっ⁉︎」


「アンタは、初めから今の今まで

用無しだって、ずっと、言ってるだろ!」


「酷い、言われようだ…」


「アンタはそういう、言われ方が好きなんだろ!

だったら、喜べ!」


「ハイハイ!

喜んで!」


「あっ、着いたよ!」


「えっ!」

「ああ〜〜っ!

こっ、これは、決して、喜べない案件だ!」


「何がっ、だよ!

全室カラオケ付きだ!

何も、文句は、あるまい!

しかも、ベッドまで、あるから、お兄さんの

二日酔い対策には、もってこいだ。

一眠りしたら、スッキリするよ!

なんなら、お風呂で、サッパリしてもいいよ!」


「ズバリ!ラブホじゃないですか!

朝っぱらから何を考えてるんですか!」


「だから、止むを得ず!…だろ。

カラオケルームがダメだったから

こっちにしたんだよ!

究極の選択だよ!

一発逆転だな!」


「でもぉ…お兄さん!

顔色、悪いですよ!

大丈夫ですか!」


「ああ、ちょっと、これは、さすがにマズイな…

女子高生を二人連れてラブホテルは無いなぁ!」


「何、言ってるんですか!お兄さん!

私だけですよ!

私一人っ!

私とお兄さん、だーけっ!

コイツは帰りますから…

初めから最後まで、コイツはウチに帰ると言う

話しでしたから、そう、して貰います。

だから、大丈夫です!

私だけ、だから…」


「いえ!方向転換します。

ここ、この地点で、前言撤回します。

私も一緒に、ここに入ります!」


「ええっ!土壇場で何言いだすのよ!

お兄さんが、女子高生二人も抱えきれん!

…って、言ってるのよ!

荷が重いって言ってるの!

だから、帰ってよ!

もう、お願いします!

帰ってぇ〜!」


「いえ、私、こう言うところ、入った事ないので

興味が湧いてきました。

どうか、ご一緒させてください!」


「アンタッ!

興味本位で女子高生が入るところじゃないよ!

そんな、お気軽な気持ちで

関わって、もらっちゃぁ、困るんだよ!

私が必死なのわかってるだろ!」


「私だって、必死ですよ!

ここまで来て、放り出されたら

何の為に、ここまで付いて来たのか…

ああ言い、こう言いしながら

喰らい付いて来たんですよ!

もう、離しませんよ!

スッポンみたいに噛み付いて!」


「ああ、もう、わかったよ!

じゃあ、一緒に、お兄さんを説得してよ!

もう、ここで、押し問答しても拉致が開かんし…

何せ…人目が…

通報されそうな、状況だ。」


「わっ、わかりました。

そう言う事なので、お兄さん!

入りましょう!取り敢えず!

面倒な事は中で、考えましょう!

人目があるので、どうぞ、こちらへ…」


「わ、わかった。

取り敢えずな!取り敢えずだよ!

人目は、いかん!私の立場が危うい…

逮捕されかねんよ!

無理矢理、女子高生をラブホに連れ込む

オジサンの構図だ。」


「そんな事、ないですよ!

連れ込むだなんて、そんな下品な言葉…

ちょっと、疲れた体を癒すヒーリングタイムですよ!

お兄さんは、ゆっくりベッドで寝てください。

私は、その寝顔を眺めていれば満足ですから…

それ以上は何も、望みません!

何も、しませんよ!」


「何も、しません!…って、ソレっ!

オジサンが女子高生をラブホに連れ込む

常套手段じゃないですか!

お決まりの文句ですよ!」


「ええーい!うるさい!

アンタッ!

手伝うつもりじゃないの!

状況を悪くして、どうすんのよ!

見てよ!

お兄さん、ますます、顔色、悪くなってんじゃん!」


「ああ、もう、やっぱり帰るよ…

なんか、フラフラしてきた…

オエッ!」


「無理だよ!

こんなんで、ウチまで、帰れんよ!

すぐそこに、ベッドがあるのに…

ねっ!本当、何も、せんから

ちょっと、一眠りしてっ!

そしたら、少しは、気分、良くなるよ!

ねっ!お兄さん!」


「そうですよ!今は、その選択しかないですよ!」


「いや、しかし…」


「わかった!

じゃあ、こうしよう…

私達が無理矢理、連れ込んだ!

それなら、いいでしょ!

ハイ!アンタ!

お兄さんに肩貸して!

二人で連れ込むよ!」


「OK! アイアイサー!」


「ああ…あーーっ!

嘘だろぉ!

あーあ、入っちゃった…」


「おっ、このパネルで部屋を選ぶんだな…

もう、空いてるとこ、どこでもいいよね? 」


「あっ、この部屋!

カワイイですよ!

ここにしましょ!」


「あっ!もう、勝手にボタン押してぇ!

しかも、なんで、アンタが決めてんのよ!」


「いいから、いいから

さっ!行きましょう!

ねーっ!お兄さん!」


「やめてよ!何で、そんな満面の笑みで!

アンタ!私が好きなんでしょ!

お兄さんに鞍替えして、誘惑するつもり?

やめてよ!

そんなん!」


「そんなんじゃ、ありませんよーーっ!

ただ、この状況が楽しいだけですよ!」

初めて来る場所ですよ!

そんな時は、いつも、ワクワクするんです!」


「ワクワクだけに、しとくれよ!

ムラムラなんか、するなよ!

お兄さんは、お眠、するんだから…

ソッとしてやってくれ!」


「わかってますよ!

あっ、着いた。

この部屋ですね!

おおっ!カワイイ!

ピンクで統一されてますね!

ベッドカバーとか、カーテンとか

フリル満載です!」


「いや。カワイイと言うより、エロくないか?」


「受け取り方は人それぞれ…様々です。

みんな、感性が違うのですから…」


「まっ、いいや!そんな事は…

とにかく、お兄さん…ベッドに横になってよ!

私達は、ソファに座るから…

あっ、ダメだよ!上着くらい脱ぎなよ!

ネクタイも…こんなんして寝られんでしょ!

ハイ!いいよ!

あとは、ぐっすり寝て!

時間になったら、起こすから!」


「ああ、ありがとう…

申し訳ないね…

じゃあ、お言葉に甘えて

少しだけ、寝かせて貰うよ…」


「どうぞ!どうぞ!

ごゆっくり!、おやすみなさい!」


「ああ、おやすみ…」



続く

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