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3.嵐のような訪問者たち⑧

タイトルにミスがあったので、直させてもらいました!

 あの日から2日が経った。ジェイルーン様はなんだか忙しそうで、なかなか会わずにいる。

 私から訪ねるとしてもこれといった理由がないので、自分の仕事に努める。代わりではないが、メイ様がよくいらっしゃっていた。

 メイ様は特に何かをするわけでもなく、ただずっとこちらを見ているので少々視線が気になる。

「メイ様、いつもお越しいただいてるのに何もできずに申し訳ございません。」

「気にしなくていいのよ。私はこの空間が好きだし、一生懸命なニーナちゃんを見ているだけで十分なのよ。」

「は、はい。ありがとうございます。」

「だから、お仕事頑張ってね。」

 この仕事はやることは少なくても、ネコが多いぶん仕事量はある。仮にやることがなかったとしても、自分にできる仕事を探せばいいだけ。

 こうやって仕事に専念していれば、ジェイルーン様に怒られたことを考えなくて済むので助かっている。

 どうして自分がこんなにもあの時のことを考えてひきずってしまうのか、分からないけれど。

(きっと何か失敗したんじゃないかと不安なだけよね。)


 その翌日、朝食を食べているとルドアさんが訪ねてきた。

「おはようございます。ニーナ様。」

「おはようございます。今日は...?」

「2つほどお話がございまして。」

 ジェイルーン様関連で用事かと思ったが、違ったらしい。

「まず、ジル様は辺境伯の仕事で2・3日留守になります。次にニーナ様、お仕事の話です。」

「もしかして、新しい里親好捕ですか?」

「はい。わたくしも詳しいことは分かりませんが、王太子様の紹介だそうです。」

 と言っても、身分が高い人が来るわけではないそうなので、ひとまず安心。

 私はいつも通り仕事場へ行くと、ネコたち1匹ずつの体調チェックとシャンプーをする。

「ふふ。みんな綺麗になりましたね。」 

「...みゃお‥」

「次は誰に新しい出会いがあるかしら。楽しみだわ。」

 この子たちを家族のように想い、大切にしてくれる人がいい。

 そんな思いを抱きつつ、当日私は里親候補さんを玄関で待っていた。



お察しの通り(?)新たな登場人物がやってまいります。


自分のプロフィール的なページや、活動報告、新作もありますので、覗いてみてください。

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