4/10 面会2
午前中に葬祭場へ相談へ。縁起でもないかもしれないが、全く知識がないので、少しでも知っておかなければ。お式の流れは演奏仕事で把握しているが、その前後や金額は全く知らないので。相談しても分からないことだらけだけど、実際に同じ斎場グループでお葬式を上げた友人にも少し話を聞けたし、勉強になった。それにしてもお葬式は高いですね・・・。
午後の面会時間に病院へ。酸素飽和度が悪化していて個室に移っていた。呼吸以外は大丈夫ですと言う事だったが、連絡が欲しい所だ。まあ今日も行くと言っておいたからそれ待ちだったのかもしれないが。
大部屋から個室ということは、最後の時が近いという事だ。
部屋に入るとベッドサイドモニターがあり、私が行った時点で酸素マスクをしていながら酸素飽和度SpO2は90前後だった。90になるとアラームが鳴るので、ナースステーションでアラーム鳴りっぱなしの状態。
母は一応、意識が有り、酸素マスクを非常に嫌がって、何度直しても取ってしまう。嫌がられてもしないわけにもいかない。主治医によると数値的に肺にも水が溜まってきているのでは、とのことだった。
しかしすでに苦しさはないよう。何度か聞いてみたけれど苦しいとは一度も言わなかった。
話しはほぼ出来ないが、こちらの言う事はわかるようで、心拍数が乱れた時に私がいるせいか? と「私が居てもいいか?」「帰ったほうが良いか?」と聞いたら、明らかに居ても良いかの時に頷くし、もう一方は首を振った。せん妄が消えたわけではなさそうだが、一人でいるよりは良いのだろう。
口を湿らせる程度に水分を取らせたり、手を握ったり、昨日見た時も顔が乾燥していたので、お手入れセットを持って行き、化粧水パックもしてきた。この時には割と機嫌がよさそうだった。
マッサージでもと足を見ると、今日は浮腫み対策の包帯をしていない。それでもそんなの足は太くなく、それを告げながら左足をマッサージする。本当に軽くさするだけだが。
そうして右足もと見てみると、足の甲に3~4個の痣と足先の色が悪い。触ると痛いという。もしかすると締めすぎて血流が悪くなったのかもしれない。昨日まではなかった気がするので、一日でこうなったのか。とりあえず包帯を外してもらってよかった。
本人の希望もあり延命処置は取らない予定だが、酸素マスクを直している時に「(酸素マスクは)もういい加減にして」「止めて」と妙にはっきり発言した。とはいえ、これを外したらすぐさま酸素不足で意識を失うだろう。少なくとも兄が帰るまで待ってくれ、と言い続ける。
夕方、兄が急遽帰宅してくれて、それを耳元で言うとしっかり目で探し、目線も合っていたからわかっているようだ。
その後、看護士が供給酸素を増やしたこともあり、SpO2が無事に94%程度に戻っていた。相変わらず酸素マスク嫌がっているが、こればかりはしていてもらいたい。
結局今日は、私14時前から、兄は17時から面会時間終了の19時まで病院にいた。一時は80/65になっていた血圧も、帰る前には126/65になっており、家族がいる事への安心感か、酸素のおかげか、多少呼吸が浅く回数が多い以外は安定していた。
そろそろ面会時間終了、という時に母が妙に手を動かす。その手をつかむと、家にいた時に起こしてほしいという時と同じしぐさに思えたので、起きる? と聞くと頷く。ただ今は体を支えられないので、ベッドを起こして対応した。そうすると「背中が、背中が」と言っているように聞こえる。背中をさすろうにも体が重すぎて動かせない。看護士さんに伝えると、更にベッドを起こしてさすってくれたが、違うという。看護士さんがもしかして横向きが良いのかな? と少しだけ横を向かせてくれた。背中側にクッションを入れる時に完全に横向きにしたら「痛い」とはっきり言っていたので、感覚はしっかりあるようだ。体勢を大きく変えたことで少し楽になったのか、そのまま満足そうにしていたので、時間だから帰るよと伝えた。
「帰るよ」うん「また明日来るからね」うん「待っててね」うん 「今夜はゆっくり休んでね」うん
としっかり頷いていた。
明日も面会時間に二人で行く。




