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4/4 兄による面会


午前中に自分の腰のリハビリに行ってきた。微妙に良くなっている気がするし、ウォーターベッドマッサージが何より楽しい。ただ待ち時間が1時間以上で、そっちの方が腰にくる。


 午後の面会時間に兄と一緒に病院へ。入院病棟が説明しにくいのと、一応、ロビーで待機するために。

 兄には事前に『私の名前は出さない』『名前が出たら、腰が痛くて病院通いしている程度に説明』『否定せず、しかし肯定もしないで(難関)流す』、また、入院後は医療付き施設に入る予定だけれど、それでいいか確認をしてほしいとお願いしておいた。

 私が病室近くのロビーで待機し、兄が着替えなどをもって病室に入ると同時に、病室から母の驚いた声が聞こえてくる。『あれ? (息子)? なんで?』という明るい声が。その後は声が聞こえないのでどうなったのかはわからないが、10分ほど待っていても私を呼ぶ声はかからなかった。兄に帰るとメッセージを送り、そのまま家に。

 2時間後に兄が帰宅。


 私に関しては、まるで名前を出してはいけないあの人のように一切名前が出なかったそうだ。だが、『あの後3人も殺したんでしょ?』『新聞にも載って』だそう。やはり面会に行かなくて正解だった。

 これに関して兄は『そんな事はない』『載っていない』と笑いながら流したそうだ。今回は否定したが、もしかするともう誰が殺そうとしているのかすらわからないのかもしれない。


 入院後については、そういう話はすでに一切できなかったそうだ。現在自分が何故入院しているのかすら、あいまいになっているらしい。

 それでもそこが病院で、一番自分が安全な場所であるという認識はしているらしい。


 この状況で施設に移したりしたら、「安全な場所から知らないところへ監禁された! また毒殺するつもりか!」となりかねない。もう長くはないのだから、このまま入院していた方が良いのではないか、という。確かに、今回は自分の意志で病院へ行き、自分の意志で入院をした。だからそこにいるのに不満はないけれど、移送したらそれは自分の意志ではないから荒れそうだ。


 この点は後日主治医と話し合いたいと思う。


 ケアマネさんにレンタル品やサービスの解約を頼みたいが、風邪でお休みだそう。私がしつこいから逃げられたか? と思わなくもないけれど、まあいい。

 

 母に渡すものを入れた、私の手作り毛糸バッグを兄が持ち帰ってきた。毛糸バッグは私が作っていたのを知っているので、受け取れば多少は面会などの望みもあると思っていたのだが、見事に戻ってきた。兄は何も言われていないと言っているが、何も言われていなければ置いてくるはず。ボロクソ言っていてさすがに私に伝えられないのでは、と勘繰ってしまう。 


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