8話
「炎の神様のいるところを教えていただけませんか?」
「炎の神様がいるところォ?
…あぁ、あの神殿のことか、悪いことは言わん。
あそこに行くのはよしたほうがえぇ」
「…どうしてですか?」
「あぁ、神殿のある山は、結構強い魔物がいることで有名なんだ。
そこそこ強いヤツしか、行かんほうがええ」
「あ、それなら大丈夫ですから、教えていただけませんか?」
「そういう風に言ってる奴はたいていだめなもんだ」
「いや、でも…」
ただいま、姫は絶賛説得中。
俺は、今それを欠伸をしながら絶賛見学中
「ちょっと!なに見学してんのよ!!ちょっとは手伝いなさいよ!!」
姫の怒号が飛ぶ。
そう言ってもなぁ…
何をすりゃいいいか、さっぱり…
「あ、そうだ、魔法何か一つ見せてやりなさいよ」
あ、そっか
そうすりゃいっか
シュパパパパッ
前にあった木を風で木っ端微塵にする。
…これでいいか?
「す、すげぇ…」
「これで分かりましたね?
では、その山とやらの場所を「ぜひとも、その神殿の近くの洞窟に住んでいる魔物を退治してください!!」
「「へ?」」
「なーんーでー!!こうなんだよぉお!!!」
「しょうがないじゃない!断れなかったのよ!!」
「そうじゃないって!なんで、子供がいるんだよ!!」
そう、断れなかったのはまぁ、汗、水、涙を流して土下座されたのだから、しかたないとして…
「なんでっ!大事な娘さんも連れてかなきゃいかんのよ!!」
「しょうがないじゃない、でもこの子、結構強いじゃない」
「この子じゃなくて、ミキです」
そ、強いからミキも連れてってやってくれコールも、勢いに乗っておっけーしちゃったわけ。
「よろ、しく」
はぁ…
これで…いいのか?




