24話 冒険者ギルド
門を潜るといかにもな異世界の街並みがあった。
街の中心の場所には大きなお城がある。
大体はカルバン達には聞いていたけどここまで大きいとは思わなかった。
「どう?初めての街は?」
いや、本当に凄いです。
人がいっぱいだよ。
「さて、先に冒険者ギルドに行って身分証を作りに行きましょうか。」
冒険者ギルドかぁ〜
どんなとこだろうな〜
「おぉ〜い!待ってくれ〜!」
あっ、カルバン忘れてた。
「普通は待ってるもんだろ!」
「すぐ起きて来なかったからでしょう?」
「いやいや!ダダンの奴結構本気で殴りに来たぞ!」
「いつもの事じゃない。」
カーラの言葉でアランとデニスも首を縦に振る。
いつもあんな事してるのかよ!
「さぁ、おバカさんは放っといて行きましょう。」
その言葉を最後にカーラ達が歩いていく
私もカルバンの背中をポンポンと軽く叩き慰めてからカーラ達の方へ歩いて行った。
「………何か釈然としない。」
☆
しばらく歩くと大きな建物に着いた。
多分ここが冒険者ギルドなんだろうね。
でかい大剣が入り口の脇に刺されており冒険者ギルドと言うより武器屋みたいだ。
「ここがこの街の冒険者ギルドよ、あの脇の剣が目印だから覚えやすいでしょ?」
「時々無くなるんだけどな。」
えっ?なくなるって何?
「ここの冒険者ギルドのマスターの愛剣だよ」
Σ(・ω・;|||マジで!?
「ここのギルドマスターは巨人族なのよ。伝説級のね。」
伝説級?
「えーとね、ここのギルドマスターは前の魔王周期の魔王を勇者と他の仲間達七人で討伐したんだよ。その七人のうち一人がここのギルドマスター。だから伝説なんだよ、五十年も前の話だしね。」
私が首を傾げているとアランが説明してくれる。
勇者とか魔王が居るんだ。ファンタジーだねぇ。
「その他にもここのギルドマスターは、Aランクの邪龍の討伐とか他の人が出来ない仕事なんかを一人で済まして来たりするから他の人の憧れだったりするし。」
そう言って居るアランがイキイキしている。
なるほど、アランもファンなんだね。
「ほらアラン、伝説はわかったから早く中に入りましょう。」
「あっそうだね。行こか」
そう言ってみんなが建物の中に入っていくのでそれに続く。
中に入ると中には誰もいない。
あぁ職員みたいな人達が居るから誰もいないって訳じゃないんだけど、もっとこう屈強な人やチンピラみたいな人達がいっぱいだと思ったよ。
「あら〜?カーラじゃないですかぁ〜」
「フローラ、ただいま。」
「帰りが遅くてみんな心配してたんですよ〜」
「ごめんなさいね少しヘマしちゃって遅くなったのよ。」
変な事考えてたらみんながもう受付まで行っていたので急いで駆け寄る。
「あら〜誰かしら〜?」
ボヨヨーン!
デカッ!!?
牛か!伝説ってこれか!
えっ?違う?
(ノ´∀`*)イヤイヤあり得ないってあの大きさは私の何百倍大きいと思ってるのよ。
あっ、私が小さい訳じゃないから断じて違うから!その辺勘違いしない様に!
「どうかしたの〜?」
ボヨンボヨヨーン!
ゆ!ら!す!な!
私の前で揺らさないで!
悔しくないけど、本当に悔しくないけど!
何か自信が無くなってくるからやめてー!
「フローラ、怖がりだからあまり近づかないで。」
「あら〜そうですか〜ごめんなさいね〜。」
カーラが察してくれたのか分からないがフローラを遠ざけてくれた。
カーラありがとう!
「で〜その子は誰の子供ですか〜?」
「夫の隠し子なのよ。」
「へ〜カルバンさん最低ですね〜」
「そうなのよ、困っちゃうわ〜」
「俺はやってねー!」
その場にいる皆に笑いが起きる。
「まぁこの辺にしておいて〜説明お願いします〜」
「森で助けてもらって私達のギルドに勧誘して来た。」
簡単過ぎるでしょ!
そんなんで相手に伝わる訳な……
「なるほどわかりました〜。」
分かるのかよ!
「それにしても魔物さんなんですか〜全然分からないですね〜。」
あれ、私が魔物だって事もさっきの一言で聞いたの?
おかしくない?
「取り敢えずギルドマスターに指示を仰いでくるので少し待っててくださいね〜。」
フローラはそのまま受付の奥の階段を上がって行った。
もうフローラに振り回されっぱなしだったよ。
〜何となく解説コーナー〜
シラネコ「ヾ(*'-'*)どうも作者のシラネコです。」
サポート「こんにちは、ヒメリカ様のスキルをしているサポートと言います。」
サポート「シラネコさん」
シラネコ「あっはい。何でしょう?」
サポート「歯を食いしばってください。」
シラネコ「えっ?どういう……」
(,,`゜д゜)≡⊃)`A゜)ノ、;'グハッ!!
シラネコ「なっ何をする!?」
サポート「更新が遅いので喝でも入れようかと思いまして。」
シラネコ「いや、そんな理由で殴んないで下さいよ。こっちも仕事で大変だったからですね。」
サポート「分かっていますよ。分かっているからこそ喝を、」
(,,`゜д゜)≡⊃)`A゜)ノ、;'グハッ!!
サポート「入れようかと。」
シラネコ「………。」
サポート「……返事が無いただの屍の様だ。」
シラネコ「…………………。」
サポート「では、またの更新でお会いしましょう。」




