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一般通過おっさん三木幹男の日記 2026年10月  作者: 三木幹男


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21/27

2026/10/20 三木幹男は平次と和葉ちゃんをお祝いする。

 遅ればせながら


名探偵コナン

茜色の千秋楽


を見た。


 祝☆服部平次と遠山和葉ちゃんのカップル成立回である。

 

 えっっらい長かったなぁぁ〜〜、おめでとう!!浪速のビッグカップル笑


 正直、最初期はどこよりも早くカップル成立するかと思っていた組合せが、いやはやここまで時間がかかるとは。


 傍から見れば新一×蘭並みに確固たるカップリングだったので、そもそもこの二人にラブストーリーとしてやることあるやろかと思っていた。


 しかも、新一はコナンくんであることの葛藤があったが、平次と和葉ちゃんとは障壁も何もなく、幼馴染かつ何なら親も仲良しで、どうぞどうぞの状態だったわけで。


 本来なら勝ち確の、超ハードル低い出来レース並みの難易度だったはずだったのだがー……


 コナンの中ではかなり普通の部類の高校生カップルだと思うのだが、どこよりも王道で丁寧に余すことなくラブストーリーを展開していっての有終の美なので天晴である。



 個人的に平次×和葉ちゃんで印象的で好きだった展開は…


①平次が和葉への幼馴染以上の恋心を意識した(映画「迷宮の十字路」)


 まず平次が和葉ちゃんへの恋心を意識するところから始めなきゃいけないところからスタートせねばならないのがよかったと思う。

 超スローペースの第一歩でもある。

 キーポイントが「姉三六角」の京都のわらべ歌だったのが印象的。



②突如紅葉ちゃんが生えてきた(映画「から紅の恋歌」)


 既に平次と和葉ちゃんカップル秒読みの段階やったのに、いきなりライバルの大岡紅葉ちゃんが登場した。

 「もうええやん、これ以上ひねくり回さんでも……余計なことすな……」と大半が思ったはずだ。

 しかし、このしょっぱなから負けヒロイン確定の紅葉ちゃんのキャラや展開が良く、今度は平次と和葉ちゃんが成立すると、紅葉ちゃんが……と頭を抱えねばならぬ罪深いキャラ投入だったと思う。

 紅葉ちゃんにも幸あれ。



③平次→怪盗キッドへの超積極的キス未遂事件(本編「キッドVS高明 狙われた唇」)


 平次が全編通じて一番積極性を発揮した(告白飛び越えてキスしようとした)時、タイミング悪く和葉ちゃん本人ではなく和葉ちゃんに変装した怪盗キッドだった回。

 なんでよりにもよってやねんだったが、ギャグとして秀逸だった。

 服部平次のうまく行かなさの象徴的な回とも言える。折角男気みせたのになぁー…ええぞ……



④平次から和葉の正統な告白(映画「100万ドルの五稜星」)


 本編が「あべのハルカス(大阪)」で「うっかり気持ちを和葉に聞かれてしまった」という形となり、それがかなり平次×和葉の「らしさ」としてとても良かったと思う。


 一方、映画では「絶対的な絶景ポイント」で「考え抜いた告白の台詞」を伝えるという形である。

 無論、ギャグ的な事故で和葉に聞こえてなかったというオチ付きではあった。


 この対比は正規ルートと理想ルートの両方を見れたという点がかなり美味しかった。


 こんな方法があったとは……メタ的にかなりうまうまである。

 ごちそうさま。




 俺が平次を好きなのは、新一が蘭に「絶景ポイント」で「最高の告白」をしたことを知った時、自分もそれに見合うような告白を和葉ちゃんにしようと奮闘したとこ。


 男子高校生の、男としての見栄もありつつ、それ以上に和葉を喜ばせたいという優しさも感じられ、そこに服部平次の良さが詰まっていると思う。



「なにやってんねん、俺は何遍も何遍も……」


 ほんまやなぁ。何遍も何遍も……



 まぁ、服部のうまくいかん奮闘はするめのように美味しかったで。

 なにはともあれ、やっと結ばれて何よりです。


 和葉ちゃんを幸せにしてあげてな。


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