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彼と雨と溶かした想い


どこかに寄る訳でもなく、ただふらふらと散歩をするだけでも、幸風さんと一緒にいられる、というだけで幸せだった。

雨粒が傘に当たる音を聴きながら、手を繋いでゆっくり歩いて。歩幅を合わせて歩いてくれているのも、たまに私の方を向いて微笑んでくれるのも、全てが嬉しくてたまらなかった。

幸風さんとこうして歩いていられるのが とても嬉しくて幸せで、この時が永遠に止まっていればいいのに、とも思った。


昼食を取るためにカフェに寄ったり、何気ない会話をしたり、紅茶の専門店に寄ったり…どこへ行っても楽しくて、知らなかった事をたくさん教えてくれる幸風さんはとてもかっこよく感じた。


優しい瞳も、大きな手も、私の歩幅に合わせて歩いてくれる優しさも…。

好きになっちゃいけない…なんて分かっているけど、きっと、想うだけならいいはずだから。この雨に全部溶かして、隠してください。


ねぇ、幸風さん。私、貴方が好きです。

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