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scenario.6 愚かな思考

読もうとしてくれた方!誠に感謝します〜✨️☆彡

前回、5話をゲリラ投稿させていただきました。待っていた方大変申し訳ありません……


ゲリラ投稿した、5話を読んでから、第6話をお読みくださいませ〜


お知らせ


ゲリラ投稿は、5話、10話、15話、20話……の5の倍数で、ゲリラ投稿致します〜21時頃にゲリラ投稿しますので、読みたい方はよろしくお願いします〜色んな方に知ってもらうためさせてください〜

 4人は街エリアの脇道を歩く。周囲には、大きな湖や草木が広がり、自然の香りがエアルの鼻をくすぐる。

「自然の匂い」

「なにそれ」

 エアルの独り言にミアは微笑み、呟いた。周りの景色は、自然とビルがまるで共生してるように調和していた。

 しばらく歩くと、目的地に到着したみたいで、ユズナが指指して言う。

「エアル先輩!ここがショッピングモールですよー!」

「ここか」

 エアルは、初めてショッピングモールを訪れる。今回が初めての休息だったからだ。

「……」

 ドレイブはユズナとミアに手を掴まれて、連行に近い状態だ。ドレイブは喋らず、ぐったりとしている。もう我の心を捨てたのだろう。

「エアル先輩!あっち行きましょう!」

 ユズナが連れてった場所は、アクセサリーショップだった。

『アクセサリーショップコスモ』

 そう看板に書かれている。どうやら、宝石系のアクセサリーが売られているらしい。ユズナは、ネックレスのエリアを見ている。

「エアル先輩って好きな宝石ありますかー?」

「なぜだ?」

 ユズナの質問に、エアルは首を傾ける。

「エアル先輩に、アクセサリーあげたいです!」

 それを聞いたエアルは、深く考え込む。

「じゃあ、オパールかな……七色で綺麗だし」

 エアルの要望にユズナはニコッと笑い、頷いた。

そうして、オパールのネックレスを買い、エアルの首につける。

 「なぜ、私にこんなにも、いいものを……?」

 そう言われると、ユズナは優しく微笑み、答えた。

 「私が、ムーンライターになってまだ1日目のとき、セルロイドに殺されかけたんですよ」

 ユズナは前の記憶を思い出す。


4ヶ月前──


 ユズナはまだ、第十部隊だった。

 『xエリアにセルロイド反応、およそ、60機です』

五十人いた第十部隊は、あっという間に崩れていった。出撃中に、第十部隊はパニックして、音声でひたすら訴えていた。

「60機!?俺たちどうすんだよ!」

「今日で死ぬのかしら……」

「何で俺らばっか死ぬんだよ!」

 だが、ユズナは何も動揺してなかった。

 ユズナがムーンライターになった理由は、両親をセルロイドとの、戦いで失ったからだった。

 ユズナは少しでも多く、憎きセルロイドを殺して、両親と同じ場所に行くためにムーンライターになったのだった。

『セルロイド残り20機、ムーンライター残り1人』

 しばらく経つと、ムーンライターはユズナだけになった。

「私は12体も、殺せた、それで十分だよ」

 ユズナの機体は先程、セルロイドに足を撃ち込まれ、バランスを崩してしまった。もう3体のセルロイドに囲まれている。

(私を殺して……!)

 ユズナは覚悟を決めて、目を瞑る。

だが、何も起こらなかった。恐る恐る目を開け、ノイズでぼやけてるモニターを見ると、どこからきたかわからないマイクロポットで、敵3体がバラバラにレゴリス(月のサラサラした砂)を巻き上げながら、崩れ落ちていった。

「え……」

 そこには、水色の機体が静かに立っていた。肩の部分には第二部隊のバッチ。 

 すると音声で第二部隊とつながる。

「大丈夫か?第十部隊」

「……」

 ユズナはブルブルと震え、喋れなかった。

「もう安心だ、深呼吸するんだ」

 なんとか震えながらでも、問いかける。

「あなたの名前は?」

 その質問に一言だけ呟いて帰る。

「エアル、第二部隊だ、もう安心しろ」

 ユズナは涙が溢れ出す。自分がムーンライターになった理由。本当に愚かな理由だと知った。それは、両親の仇を少しでもとって死ぬこと。

 一方エアルは、人を守り抜き、もう安心だという言葉もかけれる。

自分の考えの愚かさと弱さが悔しく、ユズナは拳で膝を強く叩いた。

 その経験で、ユズナは決意する。その人に会ってみたいと、第十部隊から第二部隊になるまで、血が滲むほどの努力と、大量の仲間が死んでいった絶望を乗り越え、ようやく、エアルに巡り会うことができた。

その、"命の恩人"とようやく、自分といるという記録を胸の中に残すことができる日だった。そして今、エアルに自分と過ごしている証をプレゼントできるときだったのだ。

「ユズナ……?」

 エアルはユズナの顔を見つめ、心配そうに声をかけた。

 自分には何が起こったのか分からなくて問いかける。

 「エアル先輩、どうしたんですか?」

「ユズナ……泣いてるよ……?」

 その言われたことに、つい、頬を触る。頬は涙で少し濡れていた。

「え……泣いて……る?」

最後まで読んでくださり、光栄でございます✨️✨️


明日も第7話公開予定なので、お楽しみですに!!面白かったら応援よろしくお願いします〜



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