scenario.50 飛び立つ背中
皆様今日もお疲れ様でございます!今日はついにscenario.50……!最終話まで残り4話でございます!最後までぜひ応援よろしくお願いします!
シオンは、無意識のうちに瞳から涙が一滴流れる。
(生きてるんだ……)
黙々と皆が食べている空間は妙に落ち着いた。シオンは少し懐かしい気分になった。
「明日はOnyxOne戦だなー。しっかり体調管理しっかりしろー」
クレイスは、そう言い、寝そべる。
「もう寝るのか?」
エアルがそう言うと、クレイスはあくびしながら、呟いた。
「寝るー」
レイリアは何かを考え、少しふふっと微笑む。
クレイスに続き、皆も次々と寝転がり、眠りについた。
爆撃音が絶え間なく響くが、第二部隊は慣れていたのでぐっすり眠れている。レイリア以外。
──朝。
「ふあ〜」
ミアが一番最初に起きた。ミアは伸びをして周りを見渡す。
(まだ皆ぐっすり〜ねてる姿見るのは初めてかも)
それぞれの寝顔を観察する。エアルの寝顔はいつもとは違う、トローンとした愛らしい寝顔だった。
その気配にエアルはバッと起き上がる。
「見たな〜?寝顔」
「何でわかるのよ〜」
エアルはズバリ言い当て、ミアは驚きの表情を示す。
「うるせぇよー」
むにゃむにゃとクレイスも渋々と起き上がる。
「やべ、ごめん」
エアルは、少し焦った表情で呟く。
「まあ、ちょうど起きたし、Deltaの準備してくるわー」
クレイスは、眠っているレイリアを抱え、近くにあるDeltaに歩き出す。
「起きろーDelta確認してくれー」
レイリアは無言で即時に確認して、目にも見えないスピードでさっきの場所戻る。
「レイリアって寝起き悪いのか?」
「恐らくそうだな〜」
エアルは、丸くなってるレイリアを見つめながら問いかける。
1時間後──
全員はつかれた体を叩き起こす。
「おはようございますー」
「おはようございます!」
シオンとアルファが起きる。どうやらシオンは寝起きが悪く、アルファは寝起きがいいようだ。
『エアルさん、エアルさん』
エアルの脳内にハーベスの声が響く。
(長い間繋がらなかったぞ?大丈夫なのか?)
『大丈夫ですよ。お気になさらず。今日はOnyxOneと戦うのですか?』
(そうだな、今日だな)
『わかりました。私は──』
ハーベスが話してるときにノイズによって、通信が途切れてしまった。
「マジかよ……」
すると、クレイスの指示が耳を通る。
「皆〜!ルナビット乗るぞ!」
「はい〜!」
皆も活気溢れる返事をする。
「クレイス〜乗せてー……」
レイリアは両手を差し出して、乗せてほしいとアピールする。
「はいはい、ほらよっ」
クレイスとレイリアはDeltaの中に乗る。
「行くぞ、Scream。これが最後だ」
エアルもScreamに乗る。
「よいしょ〜」
ミアもルナビットに乗り込む。
シオンもルナビットのコックピットに座り込む。
アルファも、ルナビットへと乗り込んだ。
「皆〜!!忘れ物はねぇな〜?」
クレイスは最後の確認をする。本当に最後。
エアルは微笑み、呟いた。
「ないな」
「ないね」
ミアも、ニコッと笑い出す。
「後悔はないです」
「私もです!」
「私もじゃあ!」
アルファもシオンもレイリアも、悔いを残してはいなかった。
「それじゃあ〜?」
「出発〜!」
クレイスの掛け声と共に、地下駐車場から抜け出した。
空はまだ欠片型のセルロイドで埋め尽くされている。
エアルは覚悟を決めた表情で言う。
「OnyxOne、討滅するぞ」
下まで読んでくださりありがとございます✨️明日もいつも通り19時半に公開致しますのでお楽しみください✨️ぜひ最終決戦を!
作者の一言
学生忙しい、、




