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50/54

scenario.50 飛び立つ背中

皆様今日もお疲れ様でございます!今日はついにscenario.50……!最終話まで残り4話でございます!最後までぜひ応援よろしくお願いします!

 シオンは、無意識のうちに瞳から涙が一滴流れる。

(生きてるんだ……)

 黙々と皆が食べている空間は妙に落ち着いた。シオンは少し懐かしい気分になった。

「明日はOnyxOne戦だなー。しっかり体調管理しっかりしろー」

 クレイスは、そう言い、寝そべる。

「もう寝るのか?」

 エアルがそう言うと、クレイスはあくびしながら、呟いた。

「寝るー」

 レイリアは何かを考え、少しふふっと微笑む。

 クレイスに続き、皆も次々と寝転がり、眠りについた。

 爆撃音が絶え間なく響くが、第二部隊は慣れていたのでぐっすり眠れている。レイリア以外。

 ──朝。

「ふあ〜」

 ミアが一番最初に起きた。ミアは伸びをして周りを見渡す。

(まだ皆ぐっすり〜ねてる姿見るのは初めてかも)

 それぞれの寝顔を観察する。エアルの寝顔はいつもとは違う、トローンとした愛らしい寝顔だった。

 その気配にエアルはバッと起き上がる。

「見たな〜?寝顔」

「何でわかるのよ〜」

 エアルはズバリ言い当て、ミアは驚きの表情を示す。

「うるせぇよー」

 むにゃむにゃとクレイスも渋々と起き上がる。

「やべ、ごめん」

 エアルは、少し焦った表情で呟く。

「まあ、ちょうど起きたし、Deltaの準備してくるわー」

 クレイスは、眠っているレイリアを抱え、近くにあるDeltaに歩き出す。

「起きろーDelta確認してくれー」

 レイリアは無言で即時に確認して、目にも見えないスピードでさっきの場所戻る。

「レイリアって寝起き悪いのか?」

「恐らくそうだな〜」

 エアルは、丸くなってるレイリアを見つめながら問いかける。

 1時間後──

 全員はつかれた体を叩き起こす。

「おはようございますー」

「おはようございます!」

 シオンとアルファが起きる。どうやらシオンは寝起きが悪く、アルファは寝起きがいいようだ。

『エアルさん、エアルさん』

 エアルの脳内にハーベスの声が響く。

(長い間繋がらなかったぞ?大丈夫なのか?)

『大丈夫ですよ。お気になさらず。今日はOnyxOneと戦うのですか?』

(そうだな、今日だな)

『わかりました。私は──』

 ハーベスが話してるときにノイズによって、通信が途切れてしまった。

「マジかよ……」

 すると、クレイスの指示が耳を通る。

「皆〜!ルナビット乗るぞ!」

「はい〜!」

 皆も活気溢れる返事をする。

「クレイス〜乗せてー……」

 レイリアは両手を差し出して、乗せてほしいとアピールする。

「はいはい、ほらよっ」

 クレイスとレイリアはDeltaの中に乗る。

「行くぞ、Scream。これが最後だ」

 エアルもScreamに乗る。

「よいしょ〜」

 ミアもルナビットに乗り込む。

 シオンもルナビットのコックピットに座り込む。

 アルファも、ルナビットへと乗り込んだ。

「皆〜!!忘れ物はねぇな〜?」

 クレイスは最後の確認をする。本当に最後。

 エアルは微笑み、呟いた。

「ないな」

「ないね」

 ミアも、ニコッと笑い出す。

「後悔はないです」

「私もです!」

「私もじゃあ!」

 アルファもシオンもレイリアも、悔いを残してはいなかった。

「それじゃあ〜?」

「出発〜!」

 クレイスの掛け声と共に、地下駐車場から抜け出した。

 空はまだ欠片型のセルロイドで埋め尽くされている。

 エアルは覚悟を決めた表情で言う。

「OnyxOne、討滅するぞ」







下まで読んでくださりありがとございます✨️明日もいつも通り19時半に公開致しますのでお楽しみください✨️ぜひ最終決戦を!


作者の一言


学生忙しい、、

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