scenario.41 激戦前夜
今回は忙しいためメッセージ省かせて頂きますすみません、、
一方、ドレイブの方では──
「おーーい!大丈夫か〜!」
その声に、ドレイブは目を細めて、エアルたちの機体をじっと見る。
ドレイブは見守り役として、宇宙船の付近で、残っていた。
「ああ、大丈夫だ〜!クレイスとレイリアは、Deltaに乗ってどっか行っちゃったよー」
「どこいったかわからないの!?」
ミアは、深刻そうな表情で言う。
「すまない……」
ドレイブは、申し訳なさそうな声色で謝る。
その時、宙の不気味なデータストームは消え、電波が復旧する。そして、クレイスからの音声通信が届く。
『大変だ!OnyxOne……らしきものが粒子の羽で地球へと向かったのを見た!』
エアルは動揺を隠せない。
「ほお……見た目はどんな感じだ?」
『見た目は……そうだなー多足歩行で、すごく巨大だったな〜辺りにはセルロイドがうようよといた……』
エアルは、迷うことなく、クレイスに指示する。
「こちらの宇宙船へ戻ってきてくれ!戻り次第最終確認しよう」
『了解だ〜それでいいよな、レイリア』
『ああ!もちろんじゃ!』
クレイスの音声通信は切れる。こちらへと向かうために切ったのだろう。
「私たちはそのうち、武装確認でもしたらどうでしょうか?」
シオンが提案する。
「いいな、それ、私のScreamもお手入れしてあげたいところだ。──じゃあ、それぞれ最終確認だ!」
「はーい!」
エアルの呼びかけに、元気な返事が返ってくる。第二部隊も"最終決戦"という言葉にやる気が満ちていた。ようやく終わる。ようやく解放される。
エアルは、Screamの頭部に乗り、第二部隊のマークについてる汚れを拭き取る。
「これで終わりかもしれないのか」
エアルは、色褪せた第二部隊のマークを見る。
『ようやくですね』
そう言ったのは、ハーベスだ。今回は電子体の姿はなく、エアルの脳内にだけ声が流れる。
「ようやくだよな、ハーベスもセルロイドなのだろう?」
エアルは、誰にも聞こえない声で問いかける。
『そうですよ、OnyxOneを倒せば私は消えてしまう。』
「セルロイドは、人格さえあれば消えないんじゃないのか?」
『倒されたら死ぬでしょう?』
エアルはその発言の意味が分からず、首を傾ける。
「よくわからんが、そうだなー最後まで頑張ろうではないか」
『そうですね』
一方、ミアの方は──
「弾薬よし!ビームブレードよし!」
ミアは、武器補充のため多くの武器や資源を持たなければならない。その分、ルナビットの移動速度が下がり、危険なのだ。
ドレイブは、自分のルナビットに座り込み、ユズナのネックレスを握っていた。
「もう少しで、終わるんだってよ〜俺が終わらせてやるから、見守っててくれ」
そう念じて、ネックレスをギュッと握り込む。
しばらくすると、クレイスとレイリアを乗せたDeltaが帰還する。
「よぉーー!無事だったぜー!」
クレイスは、コックピットから頭を出し、叫ぶ。
皆は安心してため息をつく。
「わしも無事じゃあ!」
レイリアも顔を出し、大きな声で呼びかける。
レイリアは、ルナビットからおり、最後の工程を始める。
「あと30分ほど待っておくれー!」
第二部隊全員が頷き、それぞれ最後の時間が訪れようとしていた。
エアルは、Screamの管理を。
クレイスは、Deltaの武装確認を。
ドレイブは、緊張をほぐしに。
ミアは、武器の補充を確認。
アルファは、周囲の警戒。
シオンは、今までのことを振り返る。
レイリアは、最後の工程を。
第二部隊は悔いのないように最後の時間を過ごす。
まもなく始まろうとしていた。幾星霜を紡がれた、最悪な特異点を絶ちに。




