scenario.40 ようやく
読もうとして頂き、ありがとうございます✨️そしてお疲れ様でございます!今日はついにscenario.40!ぜひ最後まで読んでみてください
一方、エアルたちの方では──
「宙が虹色に光ってます!あれ何ですか!?」
シオンが上空に広がりゆくデータストームに指差す。エアルは深刻な表情で呟く。
「……OnyxOneが動き出したか」
「OnyxOneですか!?なぜあのような光を……」
アルファも動揺し、不気味な色で煌めく宙を見つめる。
ミアはレイリアに言われたことを思い出し、それが何なのかを推測する。
「レイリアが言ってたんだけど、データストームっていうやつじゃないかな……?」
「データストーム……?と、とりあえずクレイスに知らせなければ──」
エアルはそう言い、音声通信を試みる。
だが、奇妙なことに電波が途絶えており、クレイスに全くつながらない。
「つながらない……だと」
エアルの背筋が凍りつく。第二部隊との連携が崩れ始める。
「探索中止!ルナビットに乗り、クレイスのいた場所へ合流せよ」
エアルはそう指示する。それを聞いた4人は、駆け足でルナビットに乗り込む。
「クレイスとレイリア、ドレイブも心配だね……生きてるといいんだけど……」
「そうですね……」
ミアとアルファは心配な表情を浮かべる。
「頼むぞ、生きていてくれよ……?レイリアたちが死んだら、OnyxOneにたどり着くことすらできない……!」
エアルは、心の中で祈る。三人が死んだら、OnyxOneにたどり着くなんて夢のまた夢の話。最悪のパターンを想定し、エアルは考え込む。
一方、クレイスとレイリアは──
「別にエアルの機体に乗ればいいのに〜レイリア先生はよっぽどDeltaがお気に入りだな〜」
「そうじゃ……!えーとまあ、お気に入りじゃ!」
クレイスの鈍感なからかいに、レイリアは、照れながら隠す。
すると、Deltaの画面の照準に情報が出る。
『Celluloid∶15』
「セルロイドが15機か〜悪きゃねーな」
彷徨っているセルロイドは、クレイスに気づき、レーザーガンを一斉射撃する。
(ジエルが死んだときと比べて、楽勝だぜ)
サイドステップで華麗に避けていく。
(喰らえ……!)
クレイスがボタンを押す。
レーザーガンを一定のリズムで連射する。
一機、二機、三機と胸部を撃ち抜き、命中させる。
「うまいな!クレイス!さすがじゃなーーもっとやれい」
レイリアは、はじめて見る視点に大興奮。
「お父さんを興奮してる子供か!ちょっと静かにしろー」
「すません……」
はしゃぎすぎて、クレイスに注意される。レイリアは拗ねて口を尖らす。
Deltaはレーザーガンをしまい、レーザーブレードを出し、両手に2本持つ。
そして、攻撃を避け接近した敵の足を切断する。
(量少ねえな……しかも旧型ばかり……)
すると大きなクレーターが見えた。そこに異様なものがクレイスの瞳に映る。
超巨大な多足歩行の生物?いや、機械だ。虫のような形状で、青い粒子を吸っている。
「OnyxOne……なのか?」
「なにこれ……セルロイド?」
クレイスとレイリアもスケールがあまりにも大きすぎて恐怖をおぼえる。これ以上近づいたら死ぬということが肌で感じ取れた。
「近づけねえ……」
クレイスはレバーを引き、進もうとする。だが、恐怖で力が入らず、機体は動かなかった。
しばらく固まっていると、多足歩行型のセルロイドは、青い粒子を集め、巨大な羽根を形成する。そして飛び立とうとする。
だが、恐怖の方が打ち勝ち、追いかけることができなかった。
やがて多足歩行型のセルロイドは、羽根を羽ばたかせ、宙に浮く。
その周りには知らない形状のセルロイドがうようよと飛行し、警備をしていた。
やがて、静かに羽根を動かし、地球の方向へと向かって行った。
「これが、OnyxOne……?」
最後の欄まで読んでくださりありがとうございます✨️いつも通りに19時半に次のscenario公開致します!お楽しみください〜
作者の一言
変な夢見ちまったぜ……




