scenario.39 データストーム
読もうとして頂きありがとうございます✨️今回はscenario.39!もうちょっとで40話ですねー!ぜひ最終話まで応援よろしくお願いします!
「どうやって地球へ行くんですか?」
アルファがエアルに問いかける。地球へ戻るなど想定されてないのだ。
「地球に行く方法なら、レイリアに聞いた方がいいぞ」
レイリアは深く考え込み、話し始める。
「いつもルナビットを乗せてエリアへ送る船を、改造して強行突破じゃ!」
ドレイブは納得して、微笑む。
「なるほど、そういうことか!」
「準備を手伝ってほしいんじゃ。ん〜クレイスとドレイブは残れい」
クレイスとドレイブは元気よく返事をして、レイリアのところについていった。
残ったのは、エアル、ミア、アルファ、シオンの四人だった。
「さて、どうしようか〜」
ミアが月面に座り込む。そこにシオンが提案する。
「どこか探索しないー?いいもの見つかるかもよ」
「探索するなら、クレセント内がいいと思います。月面だとセルロイドいて危ないでしょうし」
アルファの言うとおり、月面だと通常のセルロイドに見つかる可能性がある。月面を探索するならルナビットに乗らなければいけない。
「じゃあ、クレセント内を探索しようか」
エアルは探索の意見に賛成する。そしてエアルは立ち上がった。
そうして、残った四人はクレセントへ歩き出した。
一方、クレイスとドレイブは──
「何手伝えばいいんだ〜?レイリア先生〜」
クレイスがイタズラっぽい表情でからかうようにレイリアに話しかける。
「先生ではないんじゃ。まあそう思ってくれるなら、嬉しいんじゃがな」
レイリアは穏やかな微笑みで、話す。レイリアは喋りながら、機械の電子パーツを溶接していた。
「レイリアは尊敬してるぜ〜いつも俺らのことを送り届けてくれてよ」
クレイスは、今までのことを思い出しながら言う。
レイリアは赤面する。耳が真っ赤で後ろから見ても照れていることがわかるくらいだった。
「照れてるな」
「照れてないんじゃ!」
「照れてる」
「照れてない……」
「照れてるでしょ〜」
「……うん」
ドレイブは、船内のゴミの片付けをしており、レイリアは船の外部のエンジン担当。そしてクレイスはレイリアの話し相手担当だった。
「俺も手伝えないのか〜?」
「嫌じゃ、一人だと作業がはかどらないよー」
クレイスは静かな笑みを浮かべる。そして、色々と話題を考える。
「じゃあ、好きな食べ物とか!なんかあんの〜?」
「わしは、肉じゃがじゃのう」
「あれうまいよな〜俺もあれ好きなんだよな〜」
クレイスとレイリアは他愛のない話を続ける。
レイリアは恥ずかしそうに質問する。
「昔、気になった子……とかいる……のか?わしが好きとかそういうわけじゃなくて……」
「俺か〜いないな〜任務でそういう余裕もなかったし、終わったらきっと俺は誰かを好きになるかな〜」
レイリアは、照れながら作業を続ける。
「レイリアはいるのか〜?」
「え!?わし?わしは……」
レイリアは恥ずかしそうに、クレイスを一瞬だけ見る。
「わしは、クレ──」
宙に幾重もの色が重なる光が現れる。
「なんだありゃあ……」
クレイスの独り言にレイリアがピクリと反応する。振り返ると宙には、あのとき見た最悪な光が、再び瞳に移る。
「データストームじゃあ!」
「データストーム?」
クレイスは、見たことない光に恐怖をおぼえる。
「通信を阻害する光じゃ!もしや、発生源を特定すれば、何かが見つかるかもしれん……!」
「OnyxOneか〜?だったらルナビットに乗るっきゃねーな」
クレイスは、ルナビットのある方向へ走り出した。
「わしも一緒に行くんじゃ!」
「あいよ〜」
最後まで読んでくださりありがとうございます!果たしてレイリアとクレイスはデータストームで何を見るのか──いつもとおりやで19時半に公開致します!お楽しみに!
作者の一言
シルバーウィーク神やん




