scenario.32 曖昧な機数
皆様今日もお疲れ様です〜紬 伸也でございます!今日もぜひ最後まで読んでみてください〜✨️いつもありがとうございます✨️
機体倉庫──
「今回は遠いエリアだから、一応保存食持っておけよ〜?」
念のためにクレイスは皆に呼びかける。皆はルナビットの最終確認をしている。
「保存食ってあの箱でよろしいのですか?」
シオンが質問するが、クレイスは動じることもなく丁寧に答える。
「そうだぜ〜あの箱を一人一つルナビットの中に積んでくれ」
そうすると、新人三人も箱を持ち、ルナビットの中に入れ始めた。
(クレイスはさすが、リーダーシップあるなー俺も負けないようにしなければな……)
ドレイブはクレイスの後ろ姿を見て、安心した表情を浮かべる。
そして、最終確認が終わり、全員ルナビットに乗り込む。
「全員、忘れ物はねぇよな〜?いつも通りに行こうや〜」
クレイスが問いかけると、全員には元気な返事が返ってくる。
(140機か……まあまあだな……)
エアルは、その曖昧な機数に違和感を覚えていたが、すぐに作戦を考え始めた。
『出発します!』
そう音声通信が流れると、ルナビットを乗せた宇宙船が動き出した。
移動中──
「さて、エアル大尉〜どういう作戦で行くんですか〜?」
ミアがイタズラな表情を浮かべ、問いかける。エアルは微笑み、言った。
「昨日にクレイスと考えたんだが、地形図的に大きい岩石がたくさん転がっているから、それに隠れながらだな」
その時、レクターの閉じていた口が開く。
「セルロイドも作戦を考えてるんですかね」
「前回とかは不意打ちとかはしてきたなー」
ドレイブが前回の任務を振り返っている。
「前回の数は、ヤバかったよなぁ〜」
ジエルも苦い顔で、前回の任務を思い出す。前回の任務はすごく大変だったなと改めて思わさせた。
「そういえば、エアルってこの船運転してるの誰か知ってるか〜?」
「わかんないなー誰なんだ?」
クレイスとエアルが会話する。いちいちクレイスの質問や問題に真剣に考えるエアルは、見てて面白い。
「レイリアが運転してるらしいぜ、今もな」
「げっ……心配だな……」
「毎回あの船は、レイリアが運転してるらしいな」
「そうなのか!?それでも不安だろ」
他愛もない会話が続く。
気がつけば、Wエリアに到着していた。
「着きましたよ、クレイス、エアル」
レクターが呼び出す。会話で気づかなかった2人は恥ずかしそうな表情を浮かべた。
『エアルさん、エアルさん』
エアルの頭の中に女性の声が聞こえた。
だが、エアルは記憶力が良いため、すぐに誰かがわかった。そして、音声通信を一度切って問いかけた。
「ハーベスだな、どうした」
『よくお分かりでございましたね、戦闘を手伝いたいと思いまして』
エアルは深く考え込む。そして口を開けて、言った。
「ハーベスはセルロイドなのに、手伝っていいのか?」
『いいのですよ、まあ位置を知らせるぐらいしかできませんが……』
エアルは、一瞬周りを見て淡々と述べた。
「構わない、ぜひ頼む」
エアルは、音声通信をオンにして、呼びかけた。
「行くぞ」
それを聞いた第二部隊は、一斉にハッチから飛び出す。そしてセルロイドたちに奇襲攻撃を仕掛ける。
「死ねぇ!セルロイド!」
ジエルのレーザーアックスが、辺りのセルロイドを切り刻んだ。
だが、その束の間、レーザーアックスがセルロイドに奪われる。
「おい!俺の武器奪うんじゃねぇぞ!」
ジエルは、奪ってきたセルロイドを体当たりし、武器を奪い返す。
「よしゃあ」
そう言って奪い返したレーザーアックスで顔の突起を真っ二つにしてみせた。
(油断は禁物ですよ)
レクターはそう心の中で念じて、レーザーガンで丁寧に仕留めていく。
(おっと)
レクターは死角のセルロイドにも気づき、レーザーガンをゼロ距離で撃ち込む。
(……嫌な予感がする)
エアルはそう思い、レバーの近くのボタンを押す。
(マイクロパーネット、オン)
最後まで読んでくださりありがとうございます✨️明日も一緒に頑張りましょー!明日はいつも通り19時半に次のscenario公開致します〜お楽しみに!




