scenario.31 地球は蒼くて眩しい
皆様今日もお疲れ様でございます✨️休憩しながら、ムーンライター読んでみてください〜
「すまない……反動が来てな……」
エアルは、疲れ切った表情をしていた。
「反動……?」
「今回は、新兵器のマイクロパーネットを試したんだが……まだまだだな」
ミアの疑問に、エアルは悔しそうな表情で、顔をしかめた。
「マイクロパーネットって、何でそんなの使ったのよ……?」
エアルは拳を握り、言った。
「セルロイドも、段々と戦い方を応用してきている。だから私も応用しなければいけないんだよ」
ミアは視線を落とし、黙り込んでしまう。
「心配してくれるのはありがたいが、私も強くならないと……」
エアルは洗面台を立ち去ろうとするときに、ミアの口が動いた。
「死なないよね……?」
エアルは微笑み、ミアの頭を撫でる。
「私は大丈夫だ、ミアも死ぬんじゃないぞ?」
「私は、死なないように頑張ってるよ〜!」
エアルは安心で穏やかな表情に変化していた。
第二部隊の部屋──
「おかえり〜エアルと、ミア!」
クレイスが挨拶する。第二部隊の部屋には、新人三人もおり、人数が多いなと感じられるようになった。
「なぁーミア、ご飯ほしい」
「はいはい、了解〜」
ジエルは、戦いでお腹が空いてしまったようだ。
(私もお腹ペコペコだよー)
エアルもお腹が空いており、お腹を手で押さえる。
辺りでは、皆楽しそうに話している。エアルは気になることを思い出し、本を読んでいるレクターの方へと向かう。
「なぁ、レクター」
「なんです?」
レクターは本を読むのをやめ、警戒しているような眼差しを向ける。
「地球ってどんなところだったのか?」
エアルの疑問にレクターは、読んでいた本を閉じ、言った。
「そうですね、簡単に言うと空が蒼く、眩しかったです」
エアルは目線をあげて、想像するが、一切想像なんてできなかった。
「なぜ、こんなに救いもないムーンライターに入ったんだ?」
「兄がムーンライターの第一部隊でした、だけど死んでしまったので俺が兄という名誉を引き継ぐために入りました」
エアルの質問にレクターは、何も動じることなく応じた。
その時、ミアの呼びかけが部屋に響く。
「第二部隊の皆ー!ご飯だよ〜」
クレイスは勢いよく立ち上がり、叫ぶ。
「待ってましたぁー!」
「腹減ったぜぇ〜」
クレイスに続くように、ジエルも伸びをして、テーブルへと向かう。
「私は行くとするか、レクター、ありがとう」
レクターはエアルに呆れ、ため息をつく。そして、エアルに続いて、テーブルに向かっていった。
シオンと、アルファ、ドレイブもテーブルに集まった。
「今日の晩飯は、ビビンバ作ってみました〜!」
ミアは自信満々な表情で、言った。
「ビビンバってなんだ?」
エアルは、料理について詳しくなかった。だが、ミアは引くことなく丁寧に説明する。
「ビビンバっていうのはね、地球で有名な料理なんだ〜」
エアルはスプーンでビビンバで肉の部分を掬い、呟く。
「これが、地球の料理?」
そしてエアルは、勢いよく口に入れた。すると、目を見開いて頬を押さえる。
「おいしい……うますぎる……」
「でしょ〜」
ミアは自分のお皿を持って、エアルの隣に行く。
美味しそうなエアルを見て、レクターはスプーンで掬い、口に入れる。
「まあまあですね」
(めっちゃうめーな……!)
レクターはそう言い、実は心の中ではそう思っていた。
「っていうか、この食材は、クレセント産か?」
「ううん、地球から届いた食材だよ〜」
ドレイブの疑問にミアは、すぐに応える。
その後は、色々な雑談で盛り上がった。ルナビットのことや、やってみたいこと、好きな食べ物とかで。
「ご馳走様でした〜!」
全員が手を合わせて、挨拶をした。するとその時、音声指示がくる。
『Wエリアで、セルロイド反応!機数は140機だそうです!明日の朝8時に出動してください』
ジエルは、いきなりで納得いかず、怒り出す。
「はぁ~?早く言えよ!指令係!明日、どっか行こうと思ってたのによぉ!」
「まあまあ……ジエルさん頑張りましょう」
アルファがジエルの怒りを抑える。ジエルは渋々納得して、機体倉庫へと向かって行った。
最後まで読んでくださり大変ありがとうございます✨️
明日の19時半に新しいscenario公開致しましすのでお楽しみください〜
作者の一言
雨多すぎ




